「あ、やっぱり嫌やわ」
昼休み。
狭い休憩室のドアを開けた瞬間
カラダが先にそう反応した。
苦手な同期たちがもう座っている!
逃げ場はない。
「ご飯食べてる数十分だけやし」
「別に何かされるわけでもないし」
そう言い聞かせて
いつもの席に腰を下ろす。
話しかけられているわけじゃないし
むしろ、私のことは話題にすら
上がっていないのに
なぜかずっと気になる。
笑った声
言葉の端っこ
私に向いていない視線
「別に聞かなくていいやん」
そう思っているのに、
耳は勝手に拾ってしまう。
目が合った気がして
反射的に愛想笑いをする。
その瞬間、
頭の中に浮かぶのは
いつも同じ言葉。
「なんでこんなこと気にしてるんやろ?」
「私の器が小さいだけ?」
このセリフ
きっと初めてじゃないよね?
違和感を感じる原因は、
本音感じるより先に
「今いるこの場がうまく回る選択」を
無意識に選ぶようになっているから。
・苦手な人がいる
・居心地が悪い。
・空気が合わない
そんな場面は誰にでもあるよね。
「数十分やし」
「波風立てたくないし」
「大人やし」
そうやって
考える前に頭の独り言で
平気なふりをしようとする。
このやり方は
今までは確かに役に立ってきたと思う。
揉めないし
浮かない
その場はちゃんと終わるから。
でも、カラダはちゃんと覚えている。
「ここでは、少し力を抜く」
「ここでは、感じすぎない」
だから
同じ状況に遭遇するたびに
同じ感覚が出てくる。
それをずっと
「私が悪い」で片づけてきてなかった?
でも実際は、
この選び方が今のあなたに
合わなくなってきているだけなんよ!
年末年始
家族と過ごした時間。
気を張らなくてよかった。
愛想笑いをしなくてよかった。
その状態を知ったからこそ、
昼休みの違和感が、
前よりはっきり見えただけ。
「あ、私ほんとは嫌やったな」
その気持ちに気づけたこと!
この気持ちに気づけたあなたを
まず褒めて!
嫌って思ってもいいんよ。
だって、
それはあなたが感じた
正直な反応だから。
今までみたいに
「気にしすぎかな」
「私が悪いんかな」
って流さなかった。
ってことは、
自分の感覚を後回しにしなかった
ってこと!
この小さな違いがあると
次に同じ場面が来たとき
カラダの力の入り方が変わるよ!
すぐに言葉は出なくても
「私は今、どう感じてる?」
って一瞬立ち止まれる。
それだけで
なんとなく流してきた毎日が、
少しずつ変わっていく。
同じ場所にいても
同じ選び方をし続けなくていい。
今日自分の気持ちに気づけたなら
それはもう
明日に向かって
ちゃんと進んでる♪
