いつもの美容室で
「今日は、どうしますか?」
その一言で
頭の中が、一気にうるさくなる。
本当は
少し雰囲気を変えたくて
この椅子に座ったはずなのに。
鏡の中の自分を見ながら、
もう別の声が動き出している。
「……いつもと同じで」
「失敗したら嫌だし」
「無難が一番か」
そう言ってしまった瞬間
ほっとする気持ちと一緒に
どこかで、小さくため息が出る。
カットが終わって
鏡に映るのは
見慣れたいつもの髪型。
悪くないし
安心もする。
でも、心の奥で
「……本当は、変えてみたかったな」
そんな気持ちが残る。
こんなこと、ありませんか?
変わりたくて来たのに
気づいたら、
いつもと同じ選択をしている。
それは
変わろうとした“直後”に、
無意識のブレーキが
かかっただけ。
長い時間をかけて
自分なりの
「安全な選び方」を身につけてきた。
・目立たないほうが楽
・失敗しないほうが安心
・変えないほうが波風が立たない
そんな感覚が体に残っていると
“変えたい”が出た瞬間
頭より先に、体が止めにくる。
美容院の椅子で
言葉が喉につかえたのも
その動きのひとつ。
ここで、
今日ひとつだけ、
試してみてほしいことがある。
鏡の前で、
吐く息にのせて、
小さく声を出す。
「……変えたかった」
「……ちょっと怖かった」
誰に聞かせるわけでもない。
吐く息と一緒に、
今の気持ちを外に出す。
それだけで
体の奥に溜まっていたものが
少し動く感覚が出てくる。
変わるって、
いきなり大きな選択をすることじゃない。
こういう一瞬を、
ちゃんと扱うところから始まる。
もし今
同じところをぐるっと
回っている感じがするなら
それは
止まっているんじゃなくて、
切り替わる手前にいる合図。
毎晩1通、
感情と体の感覚をほどきながら
「変わりたいのに止まる」
その正体を整理していくよ。
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“無難”を選び続ける毎日から、
ちゃんと自分で選べる毎日へ。
その準備を、ここからやっていきませんか?
