フランスのテロ 〜地球ファミリー的に想うこと〜 | 鈴木真奈美オフィシャルブログ「自分磨きはもう卒業!がんばらずに、幸運を引き寄せる方法」Powered by Ameba

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こんにちは。鈴木真奈美です。

昨日は、久しぶりに海外の友人達とお食事会。

年に1~2回、彼らの来日時に行うこの会は、とにかくトークが熱い(笑)

政治宗教の話題は、いつもはしないのですが・・・・

フランスの友人と、インド(イスラム教徒)の友人がいたので、自然と話題になったのが、フランスのテロ。


(Paris BBCより)


最初に、犠牲者の方々には、深い哀悼の意を表します。

同時に自分たちの主義主張のために、他人の命を踏みにじった人たちに対し、抗議の念は拭えません。

また今回の事件については、移民の歴史や利権、国や宗教の主義主張など、様々な奥深い背景があるので、無知な私があれこれ、偉そうに言える立場では決してないことは、十分承知しています。


ただとても印象的だった、一人の男性の存在。

ご存知の方も多いと思いますが、パリのユダヤ教の戒律にもとづく食材を扱うスーパーで起きた立てこもり事件。


(Pla Pause Info より引用)

冷凍庫にお客様をかくまって、犯人から命を救ったのは、マリ出身で、犯人と同じイスラム教徒のラザンナ・バシリーさん。

イスラム過激派への憎悪が国際的に拡大している中、身を呈して、異教徒を助けようとしたラザンナさんは、パリでは、ヒーローとして賞賛を受けているのだそう。


「私たちはみんな兄弟。

ユダヤ教徒なのか、キリスト教徒なのか、イスラム教徒なのかということは、問題ではないのです。

私たちはみんな、運命をともにし、同じ船に乗っています。

この危機を抜け出すためには、お互いに助け合わないといけないのです」

(BFMTVに出演した際のインタビューより)


ラザンナさんの言葉は、「まさに、地球ファミリーだなぁ」と思ったのです。

人種とか宗教じゃなく、最後は「人」なのだな、と。

ラザンナさんは、長い間、難民申請を出していつつ、まだフランス国籍を取得できていないのだそう。

今回のテロでは、犯人の目をかいくぐって、脱出したのに、警察にテロリストの一人だと勘違いされ、手錠をかけられ、1時間以上も拘束されたのだとか。

それでも、ユダヤ教の人たちを救うために、身を挺して、救助活動をしたのだとか。

人としてのとても大切な、そして本来の姿勢を、このラザンナさんに見て、感動しました。

ラザンナさんがいなければ、パリでは、普通のイスラム教徒さえも、もっと避難・攻撃の対象になっていたかもしれません。


そして、ほんの少し、相手の思想やあり方に寄り添う姿勢があれば、世界のあり方は変わるんじゃないかなと。


フランス人にとっては、風刺画を含むジャーナリズムと言論の自由というのは、歴史上で獲得した尊い権利なのだそう。

今のフランス共和制が、言論の弾圧を強いた、ナポレオン三世の第二帝政を倒して、建国されたからだそう。


一方で、イスラム教では、予言者(今回で言えばムハンマド)の姿を描くことすら、耐えられないことなのだそう。

人が絶対的に譲れないもの(今回で言えばムハンマド)を誹謗中傷することは、言論の自由というよりも、言葉の暴力とも取れるかもしれません。


心の中で神を信じ、言論の自由を尊重するキリスト教。

それに対し、イスラム教で重んじられるのが、予言者ムハンマドがまとめたコーラン。

「~してはいけない(豚肉は食べてはいけない、1日に複数回お祈りをしなくてはいけない など)」と行動規律を固く守ることや、忠誠を行動で示すことが大切だとされています。

コーランを踏みにじられる時には、命をかけて、教えを守ろうとします。殉教の精神で。

お互いに守るべきものが、あまりにも違うのでしょうね。


どちらが正しいとかではなく、
ほんの少し、意識を変えて、
相手の国や歴史、タブーに想いを寄せてみると、
見える世界が変わってくるかもしれない。

自分が正しいと思い込んでいることでも、
時と場所が変われば、
全く非常識だったりする。

これは国に限らず、
家族や友人、同僚に関しても、同じこと。



もし、言論の自由を確固として主張する、フランスという国の背景に意識を向けていれば・・・・

もし、予言者を絶対的なものとする、イスラム教徒の姿勢に配慮していれば・・・・

世界のありようは、もっと変わったものになったかもしれない。


もはや、湧き上るエネルギーを、武力で制圧する時代ではありません。

少し前に話題になった、ソニー・ピクチャーズへのサイバー攻撃で、北朝鮮にアメリカが追加制裁したことでも、わかるように・・・・

エネルギーは力で押さえるほどに、加速するのです。


目には目を、では、悲劇は増す一方。

許すこと。
受け入れること。
許しがたいことでも、それもありだと、流すこと。


だって、私たちは、そもそもひとつの大きな家族なのだから。


友人達は、国を超えても、宗教を超えても、みな、穏やかで優しい目をしていました。

そして最後にこうつぶやいた、友の一言は印象的でした。

「もし、失われたのがイスラム教の命と言論の自由でも、世界は〝私はシャルリー〟と、同じように言ってくれただろうか」

「シャルリー紙が、イスラム教のメディアでも、パリや世界は燃えただろうか」と。


(Paris BBCより)

※「私はシャルリー(Je suis Charlie)」:

仏テロの標的とされた、パリの新聞社「シャルリー・エブド(風刺週刊紙)」が襲撃された事件を受け、シャルリー・エブドの痛みを、自分のものとして引き受ける合言葉で連帯を示す運動が、パリで広まっているそう。




今日もあなたが幸せに包まれていますように。


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