おはようございます。
阿川千晶です。
うれしい内覧会続きのレポートです![]()
今回はターナーの「ターナー風景の詩」展の内覧会へ
足を運んでまいりました。
《コールトン・ヒルから見たエディンバラ》1819
今朝のメディア等にも報じられていましたが、
スコットランド国立美術館群のジョン・レイトン卿と、
郡山市立美術館の学芸員、富岡さんによる、
ギャラリートークを伺って来ました。
英国を代表とする風景画の巨匠、
19世紀前半に活躍した、
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー![]()
新たな20ポンド札の紙幣の顔^^
山岳や嵐の風景を描くことが、
タブーとされていた時代に、
先駆けて被写体として選び、
成功を掲げた革新者でもあります。
私の大好きなモネや印象派の画家たちも
ターナーの光に大いに影響を受けていると思うと、
そうそう、モネの《印象日の出》はターナーの絵に
感銘を受けて生まれたんでしたね。
あらためてターナーの作品を
新鮮な思い出見つめたくなります。
第一章は描かれた場所を特定できるような
地誌的風景画からスタート。
《マームズベリー修道院》
こちらは17歳のターナーがロイヤルアカデミーに出品した作品。
10代の頃から、
こんなに才能に溢れていたのですね![]()
《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》
意外と小さな水彩画なのですが、覗き込むと
そのピクチャレスク(絵になる)世界観にため息が出ます。
嵐が通過した後の平原を背景に
空模様のリアルさ。
さりげないけれど、小さく描かれた羊飼いなどの
配置や全体の構成から見ても、パーフェクトワールドなんです。
そしてターナーといえばやはり海洋をテーマにした作品。
船の動きがドラマチックなのも、
ターナーが船の種類や構造に熟知していたからだとか。
ターナーの作品に変化が起きるのは
イタリアを訪れるようになってから!
イタリアの光はターナーの作品にも、
明るい色をもたらしてくれたんですね。
写真ではわかりにくいですが
山岳を描いた、こちらの作品はとても素晴らしいものでした!
《スノードン山、残照》
山に沈む夕日のかすかな光、
山を包み込む、夕暮れ時の残照です。
白のハイライトは伸ばした親指の爪で
引っ掻いて描いているそうで、
彼の爪はいつも親指だけ長かったそうです。
この雄大さは本物でないと
ほんと、絶対にわかりません。
ウィリアム・アラン氏によるターナーのスケッチ
スコットランド国立美術館群のジョン・レイトン卿が仰るには
・ターナーはとても個性が強く
・気難しく
・他人の人が成功すると嫉妬する(自分も成功しているくせに
)
・自分の才能に思い上がっているところもあり、
とにかくディナーパーティーにはあまり
呼びたくない人物だったそうです!
そういえば2015年に公開された
映画『ターナー、光に会いを求めて』の
ターナーがまさにその通りでした。
さっきの紙幣の面影は全くありません^^
そして最後に、ゴッホとセザンヌ、ゴーギャンの
3作品、所蔵品を拝みまして終了です。
絵を見た後に、DVDを鑑賞したりしても
また楽しみが広がりますね!
日本初来日の作品も多数あり、
とにかくオススメです。
イギリス風景画の巨匠 ターナー風景の詩
http://www.sjnk-museum.org/program/current/5319.html
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
*美術館により特別に撮影の許可を得ております。
#ターナー風景の詩#ターナー展











