ごちそうさまってファルヒアが笑った | 手相で見つける私の人生の歩き方|國本ヒロミ

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久しぶりに芝居に行った。


子どもも大きくなって、ようやく劇場にも足を運べるようになってきた。


友達のイチキが(一木美貴子 )が長年在籍した劇団五期会を辞め、新しい活動を始めると言うので大阪歴史博物館まで、行った。


懐かしい目


谷町四丁目。NHK。馬場町。。。。


思えば、この辺にあった昔のBK(NHK大阪放送局)内のNHK放送劇団付属研究所に通ってたもんなあ。


バイトしてた結婚式場も谷四(谷町四丁目)で、バイトしてた写真屋さんも谷四だった。


まあ、変わったのね、こんな大きな建物いつの間に・・・


浦島太郎の心境だった目


さて、芝居『ごちそうさまってファルヒアが笑った』だが、題名を聞いただけではなんのことかさっぱり?というのが、小劇場の特徴。


内容は、ソマリアの戦争を取り上げたきわめて真面目な内容で、「国」に翻弄される人々のココロを描いた作品。

戦時下で飢えて、病気で亡くなったファルヒアっていう実在の女の子が主人公なんだが、芝居の半分を過ぎたころだろうか、


「私が死んで17年」


え~~~!?

あんた、死んでたん?

どういうこと?

イチキは今誰としゃべってたん?

そもそも、そこどこ?

今までのシーンは何やったん??


芝居って、最初から最後まで丁寧に観ているとアチラ、コチラにちりばめられた伏線があって、パズルのように継ぎ合わせてな~る~っていうのが、常。


芝居を観終わって、イチキに「あそこでなんであれがでてくるの?」「なんで、あのセリフがあるの?」って聞いたら、ひとつひとつ意味がちゃんとあって、言いたいことの深~いところが見つかる。


そんなまどろっこしいことせんと、ズバッっと言うたらええやん。


現役の頃、芝居の稽古中、幕が開いてからも、終演後飲みながら、ウダウダ、ケンケンガクガクやってたことを思い出した。


そういえば、今、役者になりたいっていう若い子には、あのケンケンガクガク感がないと聞いた。


怒ったらすぐ辞める。

ストイックに食らいついてこない。

個人主義ですぐにケツを割る、と。


そもそも、芝居って、みんなで作りあげていくというものすごい集団作業なわけね。

誰かを意識して、誰かのことを考えながらやっていくので、自分勝手でやってもちっとも面白くない。


仮に自分勝手に振舞ったとしても、それにからんでこようとする人が必ずいる。


まずほったらかしにしない。


こんなに楽しい、あったかい仕事ないと思う。


興味持ったんなら、少し頑張ってみてほしい。


なんで、辞めるのかな?


何かに向かって突っ込んでいかない若者。


けがしたり、いやな思いをしたくないのかな?


けがしたり、いやな思いは実際にしたことあるのかな?


何事も最初だけで結論を出してしまうには、もったいない。


人生の伏線はそうやって張られていくもんだ!!



と、今いる往年の役者達は、こうしてまたウダウダ、ケンケンガクガクを始めるのだった。。。。。。。