今年の最終更新です。

※ところどころに使うお写真は、事務所に滞在した子達の写真であり、文面とは関係ないものもあります。

 

本当は10月に書かなければいけなかったのですが、この時期、次世代を含める様々な行事の他に、自分の3番目の「病気の子」枠で迎えたぴなが後半、体調を大きく崩して亡くなるまでの介護があり、なかなか更新ができませんでした。

その時に途中まで書いた記事も付け足させていただきます。

 

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アイドッグの設立記念日

アイドッグ・レスキュー隊を誕生させたのは2014年10月1日。

いつも10月を数日過ぎてから、「あ、〇年目だ」って気が付きます。

 

今年も気づいたのは10月4日ごろ。

5日には次世代チームで学校訪問をしたのですが、その時にいつも気が付くギズモさん(ボステリ♀ももちゃんの里親さん)が、私にお祝いのサプライズプレゼントを用意してくださいました。そういえば最初に気づいてくださるのは何年間も里親様でした。(ギズモさんはじめ、皆様、ありがとうございました)

 

 

この団体を始めたとき、10年は活動したいという気持ちで殺処分ゼロを目標に走っていきました。

10年過ぎたら私も年を取っていくし、その先は続けるかわからないよ、なんて言っていましたね。それくらい10年はずっと先の予定でした。

 

行政の殺処分ゼロ、そして繁殖業者

この間、保護犬を取り囲む環境は大きく変わっていきました。

(2022年3月の犬猫合計殺処分数はこちらを参照)

 

 

最初は多くの団体が、殺処分ゼロを目標に掲げ、それは動物愛護センターに向けてのものでした。

 

保護犬ブームが来て、ようやく一般の方々から「殺処分」について多くの心配をされています。

ところが現在の首都圏の動物愛護センターは、収容犬が全然いなくなりました。

特に小型犬に関しては、東京センターでは殺処分ゼロに達したと言っているぐらいです。

 

ただ、そのからくりとして、数年前に法律が変わり、センターがブリーダーからの放棄犬を引き取らなくなったということがあるのと、東京センターに関しては放棄犬の相談をまず保護団体に紹介しているというのがあるのも一因だと思います。

それは逆に、殺処分ゼロを目指したことから作られた努力の方針でもあるので、当会は受け入れています。

 

小型犬中心の家庭犬が多い地域とは違い、茨城センターなどの野犬を抱える地域ではセンターに頼る現状は変わっていません。

収容犬達の多くに野犬がいて、小型犬と違って群れで野生で過ごした子達の中には、何年間も家庭に馴染めない子が多いのと、人間に危害を加える可能性のある子もいます。そういった事情から、シェルターを持たなく、家庭でしか保護ができない当会にはなかなか引き取りということができないのが現状です。

 

保護犬の問題は、上記の野犬を中心とするセンター収容の子の問題と、もう一つ、一部の人間達の利益のみを求めて劣悪環境で繁殖されている繁殖犬達の問題があります。後者も少しずつは行政が手を入れているみたいですが、欧米に肩を並べるには(つまり可哀想な子達を減らすには)まだまだ時間がかかりそうです。

 

この先、後者の子達をたくさん産みださないように、また、繁殖犬を生み出している業者へのもっと厳しいルールの徹底を、日本の法律で取り締まってほしいというのが願いです。また、命を販売している業者の責任感をもっと上げて欲しいと思っています。

 

アイドッグ活動2年目の保護犬『チャロル』が中学校教科書に載ります。

さて、この10年、一緒に頑張ってきた活動があります。

それは保護活動と一緒にスタートした『次世代の子供たちへの啓発活動』として、小中学校に足を運び、保護犬の現状を子どもたちに伝えてきました。

 

今と違って活動当初の大きな大きな、本当に心が締め付けられるくらいの不安の中で、処分になる寸前にこんな状態のチャロルという子を引き出しました。

当時の記事  (他、このブログをチャロルで検索すると関連記事が出てきます)

 

センターの収容情報に載った写真

 

9年前ですし、この子を迎えようと考える団体はありませんでした。

しかも何犬かわからない状態。センターもこの状態の子の皮膚を検査することがまだできない時代でした。

 

今でこそ、躊躇なく引き出しできますが、当時は何の病気を持っているかわからないこの子を引き出すことは最初は考えておりませんでした。

それでも私の中で、何か心騒ぐものを感じ、収容から2か月間、センターに何度も通って、とうとう最後に引き出しの決心をしました。

 

そのあと、どうにかして治療費を捻出して、何人もの人の力をお借りしました。

その半年後にはこんな風にふさふさの毛をつけて、犬として復活をし、里親様に繋げることができました。

ケアしていくうちにわかったこと、彼はポメラニアンだったのです。

 

この経験は活動の自信につながり、里親様の許可を得て、一大イベントであったチャロルのレスキューを風化させたくないと考えました。

次世代チームの活動の中に組み込み、行く先々の小中学校で必ずと言っていいほどこの子のお話を語り続けてきたのです。

 

その中で、アイドッグの訪問を連続でリクエストしていただいた学校の先生から道徳の教科書への題材としての推薦をいただき、ブログを元に、専門の作家さんが記事を書いてくださいました。

その後数ある候補記事の中で極秘に審査が進められました。

そして光栄にもこの度、記事が採用されて来年の中学1年生の教科書に、チャロルレスキューについて載せていただけることが正式に決まりました。

チャロルは昨年、里親様のお宅で15歳を超える年齢まで生きて、お星さまになりましたが、次世代チームでは、継続してチャロルのお話を子供たちに伝え続けています。里親様からは、チャロルがいつまでも生きているような気がするとおっしゃってくださっています。

 

2025年も忙しくなりそうな活動ですが、これからも変わらない応援をよろしくお願いします。今年も大変お世話になりました。

 

アイドッグ・レスキュー隊の

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