「諦めていた父との関係が、変わっていた」

奈良の実家に帰省していました。

今回、一番印象に残ったのは、
父と一緒に、母の部屋の障子を張り替えたこと。

父は87歳。
まだ、心は元気だけれど、
手元、足元がおぼつかない場面も増えてきました。

カッターを使う時、物差しを切ってしまい、手も切りそうになる瞬間。

「危ないな」と思っても、

「危ないから私がやる」ではなく、
「やりたいことはやってもらう」

そう思えたのです。

押さえるのは私がやる。
危なければサポートする。
でも、父がやりたいことは奪わない。

一緒に作業しながら、
「こうやって親子って、逆転していくんだな」
と静かに感じていました。

でも不思議と、寂しさよりも、
その時間をゆとりを持って味わえることが、ただありがたかった。


——実は、私は父との関係を、少し諦めていました。

1年ほど前、ずっと心に残っていた思いを父にぶつけたことがあります。
わかってほしかった。覚えていてほしかった。

でも父は覚えていなかったし、
すぐに別の話題を話し始めました。

その時は、正直がっかりしました。

でもそれをきっかけに、
綺麗ごとじゃない、率直な関係になっていった気がします。


だから昨日の障子張りは、ただ障子を貼っただけじゃなかった。

どちらが主導でもない、対等な共同作業。

相談しながら、笑いながら、
「次はもっと上手く貼れるな」と思えた時間。

私はもう、父とこんな関係になれるなんて思っていませんでした。

父がまだ元気なうちに。
まだ率直に話せるうちに。
こんな時間が持てたことが、
なんだか夢みたいだと思っています。


そして午後は、
娘が4年間応援している推しのフリーライブへ。

引きこもっていた頃、何度も誘われていた場所でした。
でも当時は、どうしても行けなかった。

昨日は、当たり前みたいに出かけて、
当たり前みたいに楽しんでいました。

昔の自分から見たら、きっと奇跡です。


昨日は、たくさんの「間に合った」が重なった日でした。


あなたが「もう無理かもしれない」と感じていることの中に、
実はもう、少し変わり始めているものはありますか?

#親子関係 #実家時間 #小さな変化 #ありたい私への一歩 #日々の気づき

#間に合った #小さな変化 #諦めないで