◆「推し活戦略」にまんまと嵌った大衆
高市自民の巧みな「推し活」戦略 気持ちのよい情報のみ得た先の危機(2/19 朝日新聞)
衆院選が終わった。圧勝した自民党は、ネット戦略の巧みさが目立った。若い世代を中心に、情報との接点がネットへ移行していることを認識し、宣伝を大量に投下する戦略が功を奏したのだろう。
2024年の東京都知事選での「石丸現象(上図)」などでは、強そうで見栄えがよく、堂々と意見を言い変革を進めてくれそうな政治家が支持を得た。
(※嘘泣きは発展家
の得意技、昔から決まっておる)
これをおそらく参考に、高市早苗首相のキャラクターを演出し、「推し」の対象としたことも巧みであった。参政党の躍進を横目に、有効な手を着実に打ったと言えよう。
筆者はそれを支持しておらず、ポピュリズムからファシズム的な方向へ向かう危険を懸念する。
これを防ぐには、保守とリベラルという旧態依然の図式でのみ考えるのではなく、深層で起こっているメディアの覇権の変化を視野に入れる必要がある。
新聞・出版・映画・テレビなど、多数の受信者に向けて一方的に発信し、時間や空間を共有するマスメディアから、SNSなど双方向に送受信でき、個人性の高いメディアへと情報経路の中心が変わった。
【サロン記事】2026年までが正念場(4)(2024/4/1)
好きなものを見られるので、各人の帰属意識は分散し、社会は分極化する。
新たなメディアの双方向性は、権威からの一方的な発信への抵抗感を生み、「マスコミは信じられない」「ネットに真実がある」という考えを発展させ、偽情報や陰謀論が蔓延(まんえん)し、参加型の政党に支持が集まる。
【サロン】共通性がある三つの予言(Ⅰ)(2024/11/10)
SNSやショート動画などの断片化され、かつ自分に気持ちのよい情報のみを摂取し続けられる環境は、長く一貫性のある思考を苦手とさせ、「自分(だけ)が正しい」と思い込む不寛容を生み、対話や議論を困難にさせる。「推し活」選挙はその表れである。
強調したいのは、これらは20年以上前に理論的に予測されていたことだ。
インターネットにより、近代的な一貫した主体ではなく断片的な主体に変化すると、米国の心理学者シェリー・タークルは1995年に論じていたし、多様な意見に触れられなくなり民主主義が危機に陥ることは、2000年代後半には「フィルターバブル」の名付け親にもなったイーライ・パリサーらが警告していた。
なのに、備えがあまりにも遅く、足りなかった。
【サロン記事】マトリックスが見ている(Ⅱ)(2025/1/11)
今や、AIや量子コンピューターなどが本格的に実用化されてきている。それが何を変えるか?
これまでの歴史を見れば、民主主義や社会のみならず、人間のあり方や価値観すら変えていくだろう。様々な、20世紀的な秩序における常識や価値観の根本が問い直される事態が起こる可能性は高い。
目の前のことも大事だ。だが同時に、我々は今、20年近く先を予測し、様々なシナリオを描き、検討し、備えねばならないだろう。それが出来る政党が活躍してくれることを望む。あまりにもすべてが遅い。(転載終了)
徒然なるままに~(83)(2025/12/27)

ここでは申し上げませんが、1992年に高市早苗氏が出版された書籍をちょっと読めば・・・彼女の正体が判明します。
靈能者を自認されるインフルエンサーの中には、総理就任当初から「素晴らしい女性なので、応援しましょう~」と、彼女を持ち上げておりましたが、私は昨年11月末あたりから、「なんか怪しいわね~」と思い始めました。
現代の若者たちが自分の頭で考えない理由は、映像媒体にばかり特化して、本を読まないからです。
本を読まないということは、自分の頭で考える前に、他人に聞く、マスメディアの情報に頼る傾向が顕著になり、その結果、想像力、推理力、判断力が発達せず、人任せになってしまい、権力者にとっては、これほど都合の良い国民はいないとなります。
松本清張作「私のものの見方考え方」より
「松本清張のようになれ~
」とは申しませんが、もう少し、本に親しみ、頭の体操に力を注いでみては如何でしょうか?
最期に「あぁ、国に殺された~
」と後悔しても、"時すでに遅し"です。それは本年中に起こる可能性が・・![]()
それでは~![]()
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