3月からの心理学講座は「発達の心理学」を学びます。
人は生まれてから、体だけでなく、心を変化させながら生きていきます。人の成長にともない、変化してゆく心を研究する学問が発達心理学です。
かつて、人の心理は未完成な段階から大人になって完成し、大人になった後は様々な機能が低下していくだけだととらえられていました。
そのため、まず幼児期や青年期の心理が注目され、つづいて他のステージにおける心理の研究がはじまりました。
その中で、胎児の時期から老いて死にゆくまでの人の一生の心の変化を連続してとらえ、理解しようとする考え方が出てきました。それが【生涯発達心理学】です。
発達という言葉からは、体や脳の機能が向上していく子供から大人に至るまでの時期をイメージしやすいでしょう。しかし実際は、人は年をとっても変わりゆく自分の体と上手く付き合い、周りの環境に適応して過ごしています。
また、それまでの経験を生かしながら新たな人生を切り開いていきます。そのため、人は生涯を通して発達していると考えられます。
エリク・エリクソン(1902~1994)は、人が生まれてから死ぬまでの生涯を通した発達理論を構築し、発達心理学に大きく貢献しました。アイデンティティの研究でも非常に有名です。
アイデンティティとは?(高校地理お助け部)より
エリクソンは「人には生涯にわたって体、及び自身を取り巻く環境の変化があり、それを乗り越えるという課題が繰り返し発生する」という視点を持っていました。
★エリクソンのライフサイクル論
そしてこの視点から、独自のライフサイクル論を提唱しました。それによると、人の人生は乳児期から老年期まで八つの段階に分けられます。
例えば乳児期は、信頼の感覚を獲得する時期になります。
母親など最も親密な相手とのかかわりにより、他者は信頼できるものであり、自分には価値があり、この世界は居心地が良いといった感覚をもつことが重要な課題になります。(転載終了)
(参考図書)ゼロからわかる心理学(別冊ニュートン)
★メンバーにお知らせ
先ほど、サロンの「不思議な話あれこれ」に重要な情報をアップしましたのでお読みください。但し、他言厳禁です~![]()
【エリクソンのライフサイクル論】





