忍路環状列石(小樽市)
函館から室蘭、千歳、恵庭に至る地域には縄文遺跡が分布しています。昨年6月には、函館市縄文文化交流センターに展示されております北海道唯一の国宝「中空土偶」をご紹介しています。
小樽市から余市町にかけての日本海沿岸にも縄文遺跡が点在しています。手宮洞窟とフゴッペ洞窟は16日にご紹介しておりますが、今回は環状列石(ストーンサークル)です。12日、3ヶ所の環状列石を見て回りました。主に静止画と動画でご紹介します。
北の縄文・忍路環状列石(北海道庁HP)より
小樽市の中心から西に約15kmほどの所にある三笠山の麓、標高約20mの緩い斜面にあります。長径33m、短径22mの楕円形に大小の石が配置されています。明治時代中頃から広く知られるようになり、何度か人の手が加わって、造られた当時とは異なったところもありますが、縄文人の世界観を今に伝える遺跡として、1961年に国の指定史跡になりました。本遺跡のすぐ北側に隣接する忍路土場遺跡は、1985~1987年にかけて発掘され、大量の土器・石器や建物の建材、木製品、漆製品、木の実や動物の骨などが見つかり、この地域の縄文人の豊かさを証明しました。(引用終了)
忍路環状列石の動画
地鎮山環状列石(小樽市)
地鎮山環状列石(文化遺産オンライン)より
忍路環状列石の西、約1キロメートルのところにある地鎮山(標高50メートル)の山頂に位置しています。その形は楕円形で、12個の大石が10メートル×8メートルの規模に配置されています。昭和24年(1949)に行われた発掘調査では、中央よりやや南寄りに円形の集石(小さな円石を集めたもの)が見られ、その地下部分から2メートル四方深さ1メートルほどの穴が発見されています。底には円石が敷かれていました。(引用終了)
地鎮山環状列石の動画
西崎山環状列石(余市町)
西崎山環状列石(文化遺産オンライン)より
西崎山環状列石群は、第1区から第4区に区分されますが、このうち、第1区が西崎山環状列石として史跡に指定されています。指定地の第1区は、余市駅から東南へ5.5キロメートル、海抜70メートルの西崎山の丘上にあります。
このサークルは縄文時代後期の墓で、直径1~2メートルの遺構が7か所密集して、一つの大きなサークルを形成しており、長径17メートル、短径12メートルの楕円形をなし、大小数百個の自然石が並べられています。大きいサークルを構成する小さいサークルの一つ一つは墓穴と思われます。土器や石鏃が発見されています。(引用終了)
西崎山環状列石の動画
上図はストーンサークルからちょっと離れた所に建っていた石碑です。昭和の時代に建てたのかな?それはいいのですが、後ろに少し写っている平らな石が気になりました。
現代人が置いた石なのか?当時の人々が置いた石なのか?不明なんです。13日にフゴッペ洞窟を案内してくださった小泉さんにお尋ねしても分かりませんでした。![]()
西崎山環状列石は小高い山の上にありました。小泉さんによると毎月1回は草むしり等をなさって管理されているそうです。小樽市の方は草がボウボウでして、冬期間ではないので管理をお願いしたいと思います。縄文人が悲しんでいるかも?![]()











