夕方、車のラジオでNHK第一を聞いていたのですが、「なに?このナレーションは?」と耳をそばだてました。それは【戦争のつくりかた】という絵本の言葉をリレー形式でアニメーション化したものでした。
このプロジェクトは東日本大震災を契機に立ちあげられた映像作家、アーティストの集団「NOddIN(ノディン)」が中心となって制作しました。公開されたばかりだそうです。
安保法制が3月29日から施行される予定ですし、7月には参議院選挙、衆議院解散⇒総選挙の噂もあります。
国民が政治に無関心なこと、すぐに忘れること、歴史に学ばないことをいいことに、政府、官僚、財界、マスコミはあの手この手でアニメーションのようなことを現実化させるかもしれません。このビデオをご覧になっていただきたくご紹介させていただきました。
70年前、戦争をしないと決めた日本
日本は第2次世界大戦に破れ、新しい憲法を作る中で「憲法第9条」に「戦争の放棄」を掲げ、戦争をしないと決めました。
戦争ができるように…
国の仕組みや決まりを少しずつ変えることで、戦争が出来る国になるのです。また、その過程では、こんなことが起こると言います。
私たちを守るだけだったのに…
自衛隊は、「世界の平和を守るため、困っている人達を助けるため」と言って、よその国に武器を持って出かけます。
攻められそうだと思ったら……
自分たちを守るために「先にコチラから攻める。」とも言うようになります。そうすると…
自分たちの都合のいいように。
「戦争のことはほんの何人かの政府の人達で決めて良い。」という決まりも作るようになったり。
他の人に対しては…
「戦争することにしたよ。」といいます。時間がなければ……あとで。都合が悪いことは、邪魔されないように事後報告で済ます、そんなことが起こるかもしれません。そうなっていくと…
日本はこの後どうなるのでしょうか?
≪この映像の製作チームから≫
3.11の東日本大震災とそれにまつわる福島原発事故をきっかけに立ち上げられた映像作家やアーティストたちの集団「NOddIN(ノディン)」が中心となって、日本の数多くのアニメーション作家と共に「絵本の言葉をリレー形式でアニメーション化する」という自主制作のプロジェクトが始動し、構想期間を含めのべ1年以上の制作期間を経てこの短編映画を完成することができました。
私たち日本に住む国民は、約70年、直接には戦争を経験していない国の中で生きてきました。しかしこのまま行けば、次の世代が戦争を経験することになってしまうかもしれない。戦争を知らない世代が、自分たちの都合や責任感の無さによって、次の世代に戦争を押し付けてしまうことになるかもしれないのです。
わたしたちはそれぞれにいろんな立場があります。でも、どんなに政治的な議論をしても、それぞれの解釈を持ってしても、「戦争をしてはならない」という想いだけは、誰もが疑いなくイエス!と言えるものであると思っています。
憲法で戦争を放棄すると決めた国、日本。大きな犠牲のもとに築かれたこの平和な70年という遺産を、次の世代にきちんと手渡しできるかは、私たちひとりひとりが一歩を踏み出せるかどうかにゆだねられているのです。
この作品に協力してくれた数多くの人々に感謝を込めて。そして、この物語が、多くの人の心に触れ、平和の礎の一つになることを願って。
(参考) 絵本「戦争のつくりかた」
戦争のつくりかたアニメーションプロジェクト
【チーム・アグネス情報掲示板】
http://flg.jp/~agnes/joyful.cgi








