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高市改造内閣の顔ぶれを見て、
政権が人を選ぶというのは、単に数を並べることではない。
何を重んじ、何を切り捨てるかを国民に示す、
政治の最も露骨な文章である。その文章が、
今回はあまりに濁っている。

毎日新聞より
報道では、有罪確定者中司氏の閣僚起用が29年
ぶりの前例とされ、簗氏は2018〜22年の
不記載額が1746万円で2024年に「役職停止6カ月」、
関氏は836万円で「戒告」の処分を受けました。
岸田、石破両政権は関係議員の政府役職への
登用を見送ってきましたが、
高市政権は発足時に副大臣・政務官で
7人を起用し、今回は閣僚の壁も越えた形です。
これを選挙を二回経たからよしとするなら、
選挙とは禊の儀式にすぎないことになる。

だが本来、選挙は免罪符ではない。民意は白紙委任ではなく、
政治家の倫理を自動洗浄する装置でもない。
にもかかわらず、この内閣から漂うのは、説明責任を
果たした者を登用するという筋はなく、
さらに民主党の裏切り者「外様」細野氏重用に透ける
使える駒はなんでも利用するというこずるい便宜の思想である。

政治の劣化とは、能力の不足以上に、
恥を恥と感じなくなることだ。
もし政権がこの人事で信頼を
回復できると思っているなら、
それは国民感情への鈍感ではなく、
すでに感覚そのものの摩耗である。
強い政権を装うことはできても、傷んだ
判断を気迫で立派に見せることはできない。

いま問われているのは誰を守ったかではなく、
何を壊したかである。壊されたのは、
おそらく統治の体面ではない。
もっと根の深い、政治は最低限の節度で
動くはずだという国民の期待そのものだ。
最後までご覧頂きありがとう。
今日が良い日となり、
明日がさらに素晴らしい日となりますように
。
熊谷


高市改造内閣の顔ぶれを見て、
政権が人を選ぶというのは、単に数を並べることではない。
何を重んじ、何を切り捨てるかを国民に示す、
政治の最も露骨な文章である。その文章が、
今回はあまりに濁っている。

毎日新聞より
報道では、有罪確定者中司氏の閣僚起用が29年
ぶりの前例とされ、簗氏は2018〜22年の
不記載額が1746万円で2024年に「役職停止6カ月」、
関氏は836万円で「戒告」の処分を受けました。
岸田、石破両政権は関係議員の政府役職への
登用を見送ってきましたが、
高市政権は発足時に副大臣・政務官で
7人を起用し、今回は閣僚の壁も越えた形です。
これを選挙を二回経たからよしとするなら、
選挙とは禊の儀式にすぎないことになる。

だが本来、選挙は免罪符ではない。民意は白紙委任ではなく、
政治家の倫理を自動洗浄する装置でもない。
にもかかわらず、この内閣から漂うのは、説明責任を
果たした者を登用するという筋はなく、
さらに民主党の裏切り者「外様」細野氏重用に透ける
使える駒はなんでも利用するというこずるい便宜の思想である。

政治の劣化とは、能力の不足以上に、
恥を恥と感じなくなることだ。
もし政権がこの人事で信頼を
回復できると思っているなら、
それは国民感情への鈍感ではなく、
すでに感覚そのものの摩耗である。
強い政権を装うことはできても、傷んだ
判断を気迫で立派に見せることはできない。

いま問われているのは誰を守ったかではなく、
何を壊したかである。壊されたのは、
おそらく統治の体面ではない。
もっと根の深い、政治は最低限の節度で
動くはずだという国民の期待そのものだ。
最後までご覧頂きありがとう。
今日が良い日となり、
明日がさらに素晴らしい日となりますように
熊谷
