久しぶりに
ドラ夫が 我が家にやってきた
家の車を借りて
友人たちに 会いに行くらしい
この コロナ禍に
まあ 都も 国も
明確な行動指針を
出していたわけではないし
彼にも
色々 事情もあるだろうから
私は 敢えて
何も言わなかったけど
今回
ドラ夫が
その 車を借りて 出掛けるまでの
20分くらいの間に
けっこう 言葉を交わした
でも 後から 思い返すと
あまりに 不毛で
中味が なくて
それ以前に そもそも
会話として
成立してない感じがして
笑ってしまった
ドラ夫は
とにかく 喉が渇いて
なにか 飲みたかったらしい
私は
先日 スマホを新調して
ドラ夫が来たら
その設定に関して
教えてほしいことが あった
じゃ ジュース 持ってきてあげるから
こっちの設定 やってね
と言って
それで コトが済む 平和な母子も
いっぱい いる と思う
…ってか それがフツーか
でも
私とドラ夫の 場合
ちょっとでも引いたら 負け
と お互いに
すぐ 意固地になる傾向が ある
まるで 言葉の格闘ゲーム
自分の希望を叶えるのが 先!
とばかりに
相手の言うことを
わざと 無視したり
聞こえないふりをしたり
論点をずらしたり
そして 時に
親の威厳?を 振りかざしたり
時代の変化についていけてないことを
突っ込んできたり
挙げ句
話が
あちこち 飛んで
何を伝えたくて 話しているのか
わからなくなって
いや
いつだって 今回のように
大した話は
してないんだけど
そんなふうに ぐちゃぐちゃ言う前に
さっさと やっちゃったほうが
全然 早いようなことなんだけど
でも
ドラ夫とは 昔から
よく 次元の低い攻防をして
くだらない とは思いつつ
こちらも 実は
けっこう 楽しんでて
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だけど…
社会人5年目
家を出て 独立したドラ夫と
最近は
会う機会も 殆ど ない
また 近々
転勤で 東京を離れるらしい
子どもは いつまでも
子どもじゃない
着々と
大人の階段を昇っている
もしかしたら
いつか
そう遠くない 未来
私との会話も
さらっ と手を抜いて
笑いながら 負けたふりをする日が
来るかもしれない
想像するに
うれしいような
悲しいような
だけど
そんな日が来るとしても
それまでは
この 言葉の格闘ゲームもどきも
母と息子との
コミュニケーションの形の
ひとつ
ということで
楽しませてもらおう


