過去に戻ってあの頃をもう一度やり直したい。
……と大抵の方がそう思うが、あの頃に戻るには、車や電車では戻れない。
タイムマシンがないと……。
しかしそれは未だ開発途中である。
……確かに研究は進んでいるが。
タイムマシンに必要な科学理論は「相対性理論」と「量子論」。
相対性理論はアルベルト・アインシュタイン(1879年~1955年)が複数回発表し、現在も引き継がれている理論や方程式を基に実験などがすすめられている。
その相対性理論とは、「時間と空間の性質を明らかにする理論」のことである。
これは地球上のわれわれ人間が認識できる空間が、平面(縦と横)に高さを加えた立方体で、一般的にそれを3次元と称している。
それにさらに時間(過去から未来への)1次元を加えての4次元だ。
未来から過去への1次元は今のところ物理的にも、また「因果律」や「時間順序保護仮説」などにより、根本から概念を変えなくてはならなくなる為、今の世代では無理。
ゆえに現在認めれられている理論上の有力説では、相対性理論と量子論を融合した「量子重力理論」で、これは相反する考え方であり、たとえばX染色体とY染色体のように相容れない物質なのだが、将来全く不可能というものではない。
そして、未来にこれがコラボ合体結合して、新たな遺伝子が誕生し、ミクロの量子と、時空のオペレーションが可能になれば、今年のTOKYO 2020オリンピック大会に未来の人間がやって来るかもしれない。
つまり未来の世界からみれば過去である今年2020年へ逆行しタイムスリップして東京五輪に出現というわけだ。
選手としてくるか、観衆として紛れ込んでいるか……。
大衆に紛れば、目立たないだろうという動物の本能は変わらないはず。
しかし、ポケモンゲットのように迂闊に捕獲しようなどとしてはならない。
一番いいのは知らんぷりして、楽しい思い出をいっぱい持たせて、いいリピーターにして、何度も来させ、爆買いもしてもらって、いい宣伝効果を醸成する事である。
会話は当然スマホの翻訳アプリだろうが、何人に化けているかマチマチ。ある時は、中国人に、そしてまたある時はフランス人に化けて、「ウイ、メルシーボクゥ、マドモワゼル」なんて言ってくるだろう。
未来のメイクアップ技術は進んでいるから、エクステつけまつ毛どころじゃない。
一瞬で髪の色を変えてしまうアプリも開発されているだろう。体格だって自由に伸縮調整できるはず。
まず素人が見極めることは難しいに違いない。
だが、ここで用心しなければならないのは、支払のお金、決済だ。
受け取ってしばらく経って、葉っぱになってしまわないかじっと見つめることも忘れてはならない。。
スマホも9Gぐらいになってるだろうから、読み取れるかどうか……。
だから、カードプリーズといって、カード精算を勧める。
何らかの文字信号は得られるだろう。何かあれば、あとはカード保険会社との交渉だ。
そしてその未来人と何度も友好関係を築いていくうちに相互信頼関係も生まれて来よう。
そうすると、一緒に呑んでるうちに、今度一度家に遊びに来ないかと誘われるだろう。
ここで、はい、行きます。なんて二つ返事をしてはいけない。それこそ拉致問題の二の舞になってしまう。
だから、ここは、行ってもいいけど、なんで行けるのか、漁船なのか、宇宙船なのか、よく確かめたうえで、ついて行かないと帰れなくなってしまう。
帰れるのがわかったら、未来に連れていって貰って、暇があれば未来のその図書館で、こっそり古い新聞を探して、宝くじの当り券や馬券、株などメモして、帰国(?)しそれらを買いまくる。
それで大金持ちに……。 (笑)
……しかしそうすると、多分今度は違う問題が生じてくる。
同じところに戻れればそれはそれで単にカンニングの問題だけでもあるのだが……、
もし、ガス欠やエンストして、違う次元や「複数の世界」に存在する「多世界解釈」がズレて、違うところに行ってしまったら……
玉手箱の代わりのメモだけを持った現代の浦島太郎になってしまうのではないか……?
オイ、それは困る! (吟)

