秋の入口にさしかかっているのか、爽やかな風が 心地よく素肌を撫でてくれる 9月14日のこと。
表記の「TOKYOウオーク2019 第2回大会~武蔵野を歩く~」は、この日、つつがなく開催されたのであった。
時折、大空に飛び立ち、舞い降りる大鷲のような飛行物体が離着陸する調布飛行場に隣接の、ここ「武蔵野の森」をスタート&ゴール地点として、それは行われた。
この「武蔵野の森」は広大な青々と茂った芝生の大広場で、この時期、夏草が甘温い香を醸し出しているので、ウォーカーたちが酔って足を取られてしまわないにようになのか、芝刈り機で一面ハーフカットしている。
ここまで広いと水やりとか手入れするのも大変だろうが、人や家族を育てるにはいい環境と言える。
あのラグビーワールドカップの「味の素スタジアム」もこの近くで、開催当日の9月20日は会場内でも熱戦に酔いしれる事であろうが、そのあとはここも、あの芭蕉の名句のようにTOKYOウオークやワールドカップの名所として、「夏草や 兵どもが 夢の跡」として後世に記憶にのこる場所となるのであろう。
武蔵野の森
味の素スタジアム
別名「東京スタジアム」とは、ここ「味の素スタジアム」のことで、9月20日 ラグビー・ワールドカップの先陣「日本対ロシア」戦がここを皮切りに、19:45 をもって火蓋が切って落とされる。
調布飛行場
Aコースは21kmで途中、武蔵境通りを南下し、稲城多摩川原に出るのだがここまで10km弱。黙々と健康ウォークしていると「多摩川」に出た。
その土堤沿いをウオークするのだが、ここで自然の風に当たると、汗をかいた体に爽やかさが沁みて、活き返る思いがする。大自然と一体化しているようで気持ちいい。
川べりのグランドで、自然の風を受け、少年野球とかサッカーをしている集団がある。
こういう環境で、いい指導者に恵まれてスクスク成長する。
日本の明るい将来、未来に期待が膨らむようで、……いや、見ているこちらまで、少年の頃に戻ったようで、なんだか足取りも軽くなってきた。
多摩川
さて、古来より 「水を治める者は 国を治める」という言葉がある。
昨今の治水対策だが、ここにも国交省の河川管理事務所と思われる河川対策が見受けられた。
地下が貯水池
多摩川が氾濫して浸水しないように、この水門で手前の地下貯水槽に一時的に溜めて、調整できるように工事がなされている。こういう工夫があれば、倉敷・真備町などの線条降水帯に見舞われたときとか、あらかじめ打てる手も拡がるのである。
小泉進次郎環境大臣の職責ではないだろうが、このような先手の対策も必要である。
空自の輸送ヘリ
そうして、真面目に給水しながら姿勢よくウォーキングを愉しんでいると、笑顔の女性が近くにいたので声かけて打ち解けたら、そこは「大国魂神社」の入口だった。
神のおぼしめしか、折角だから寄って行こうと云うことになって、(後から考えると、参拝の同行者を探していたのか、そこに人の良さそうな私が通りかかったのか……)ま、どっちにしてもここに入って迷子にならなければいいか、ともう、どうとでもなれ、とも。
それは正解だった。(あの女性は巫女さんか、神の使いなのか……。)
大国魂神社
そうして神妙にお賽銭あげて、祈願し、御神籤をひいて、読んでいると、
おおがさ
なにやら、大笠が出てきた。
これは、お目出度いことだ。と咄嗟に判断し、カメラアングルを回した。
神前結婚式のお目出度い場に出逢ったのだ。
それでこの、ハッピーなワンショットになったのだ。
それでゾロゾロ、幸福の行進となり、ついて行ったら、コースに戻れてラッキー。
でも、ここはどこだ? 天国?か。いや、地に足は着いてるから地上の楽園かも……。
いや、そういう事じゃなくて、マップ上のどの辺かと?
ふちゅう? 府中だな。
ここで家族連れの府中市民に会った。それで私のゼッケンを見て「さっきから同じようなゼッケンの方が通って行かれたが、どこまで行かれるんですか?」
で、コースマップを見せると
「府中全域ですね。21kmですか、大変ですね。頑張ってください」そういった交流やり取りが在って、また一ついい想い出が増えた。
ここでもまた、私の好奇心が芽をもたげた。
上↑の看板だか標示板を読んで。
これは、近辺の神社に武将が絵馬と共に起請文などを奉納した、その古文書が残っていたものと推察される。
しかし欅の苗木千本とは……?
千本桜ならぬ千本欅で、今残っているのは数十本あるかないかであろうが、千年も生き続けて府中の天然記念物として、府中市民の憩や想い出のメモリーツリーとして今後も地に足をつけて大地を支えてもらいたい。
私も見習って、あと何千年、とまではいかなくとも、何百年は……。
おい、それじゃ、欅だよ。 (笑)
そうして4、5時間 約3万2千歩で無事GOAL 完歩。
天と地と、歩かせて戴いた地域の人々に感謝。
(吟)





