ブログネタ:喋れたらうれしい言語
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上記ネタの仕様書(詳細)を見るに、どうやらジョニーさんの友人が中国人の女人と知りあって惹かれて「オレも中国語が話せるようになりたい
」
と中国語教室に通い始めました
と、いう事のようです。しかしそんな単純な動機で永続きするものでしょうか。
とくに、中国語は四声といって微妙なイントネーションで「マ」でも全く違った意味になってしまいます。
また北出身と南出身では簡体字は同じでも発音が全く違ってきます。
それに思想、文化、習慣の違いもあります。
漢字を書けばある程度手話ならぬ筆談で通じますが、たとえば日本人ツアー客一行が中国の飯店で例の円卓を囲んでの食事。
出てくるものをみんなパクパク口にしてはいるのですが、どうも味が濃い。
そこでだれともなく、ご飯はないのかな。
その一人が「ご飯、ライスください」あれっ、「Rice Please」・・・・・・。
と小股の切れ上がったチャイナドレスの姑娘?に言ってみてるが、当の姑娘鳩に豆鉄砲。
メイグワンシー、だかメイウエンティーだかさっぱり通じてないようだ。
私と同行してた通訳もそ知らぬふりをしてる。
そのうち回る円卓がどうやらざわめいてきた。
日本の習慣は昼間は主菜副菜などランチの要領でSETで食べる。
だが、中国のランチは何種類もの副副菜を取り分けながら、ご飯はあとで食べるようだ。
これはご飯が日本の様に美味ではないから後回しということもあろう。
しかし、郷に入れば郷に従えとは言え、食生活文化は今さら変えようがない。
やむを得ん。騒ぎになる前に、ここで奥の切り札を使おうか。
隣席の通訳嬢にそっと
「ご飯を頼んであげて」 「好(ハオ)」
「ヤオ ミーファン」
その一言で、来るわくるわ、円卓にチャーハンみたいな色がかったご飯が山盛り載せられた。
「ミーファンと言えば良かったのか・・・・・・」
さっきまで殺気立っていた円卓の人人にほっと安心の笑顔が戻ってイールーピンアン一路平安。
本当に外国語を学びたいのなら現地で、言語の空気に触れるのも血となり肉となって個個の細胞が息づいてくることでしょう。
なぜなら気候、風土に根差した習慣であり、言語文化だからです。
たとえば、トラベラーズチェックと共にいきなり外国へほっぽり出されたら、どうしますか?
まずレンミンピー(人民貨幣)に両替ですね。
これは EXCHANGE とある看板へ行けば現地語を話せなくても必要な小切手を差し出して「対(トイ)」と言ってうなづけばたいてい事足ります。
が、そのへんで食べるためにはその国の言語を話せないと食べるものも食べられないでしょう。
北京では朝、おかゆと油条という油パンのような朝食が一般的です。
それを食べるのに何と言いますか? どうやら風貌から英語も通じそうもありません。
私は今思うと恥ずかしいことですが聞き覚えの単語を並べて
「チェーゲ イーゲ、ドーショーチェン?(それひとつ、いくら)」 となりふりかまわず。
これは多分言葉が通じたというより非言語コミュニケーション、ジェスチャーゲームに近いアバウトな伝達だったともいます。
それでも店員の素朴な笑顔と共におかゆと油条が出てきたときには涙が出そうに温かい気持ちになったのを今でも忘れません。
