毎年この時季になると当ブログに自由研究のヒントを求めてお訪ねになる学生諸君がいる。
さて、その参考になればいいが・・・・・・。
それでは福祉問題。
介護の実際。
人体実験に入る前に、先ずはペットショップ「ペンギンヴィレッジ」で買ってきた子亀の介護からはいる。
子亀は自分で虫なんか獲って食べられないし、水も自分で取り替えられない。
だから人間の介護が必要なんだ。
そうして、記録を取り続けて1年がたった。
今では体長10センチ、元気に生育を続けている。
そこに今度は新たに生後2か月前後の赤ちゃん亀をいれてみる。
するとどうなると思う。
勿論最初は、縄張り争いやらエサ争奪戦ありで文字通り水中で踏んだり蹴ったり・・・・・・。
しかし、赤ちゃんガメ、性善説なのかイジメだとか決して悪くとらないんだよね。
蹴られても踏まれてもへこたれないでマイペースで遊泳、食餌、睡眠と大した血筋を引いてるようで、最近では先輩のでかい亀の方が逆に下僕になったように主導権を明け渡しているかのようだ。
上方金色の尺度はメイプルリーフ金貨(2cm)
以下は自由研究の参考になるようにわざと小難しく構成してある
『[研究小論文]
花亀つるかめ
おとぎ話の古来よりウサギとカメのカメさんも、浦島太郎の亀も多分私が生まれるずっと前からそのスローで優雅な動きに苛立った心無い人々にずぅーとバカにされ苛められてきた苦難の歴史は、人間界において人種間の差別や虐めは間違ってると人間どもにカメの生きざまを見てあらためなさいとの自然界の啓示さえ想起させられる。
進化も淘汰も必要ないから太古のままでいい、改善や進化をする必要がない種のようにも見える。
そういう役割の生き物が突然ガメラになることはないだろうが、飼い主が何らかの事情で亀を遺棄する。
すると何も悪いことをしてないカメは、川などに突然捨てられて、ん?何かいけないことをしたのだろうか・・・・・・こんなところで明日からどうやって生活していけばいいのか、と思い悩むに違いない。
なんの知識も生活力もない子亀がいきなり何の訓練もされてなくて野生に放たれどうやって今日明日を生き抜いていくのか、ああ無情。
花亀や、草ガメの口中には歯が見られない。水面で羽虫がもがいていたら本能なのか興味を示しパクッと咥えこんだが噛む、反芻するプロセスがない。一気に呑み込んで胃で消化するのか。
クサガメは名の通り基本的には草食系が多い。太古の昔からそうだったのだろうグズというか忍耐のLOHASが「鶴は千年、亀は万年」と云われる長寿の要因かもしれない。
紀元前(約3千年前)の中国では漢字の起源とも謂われる甲骨文字、象形文字の元「亀甲占い」によって王朝が吉凶進退などを決めたほど人間の運命に少なからず影響を与えた玄武の象徴。』
ここで問題、亀甲占いに使われた亀の大きさと何年生きているカメが主に使われたのでしょう? (それが自由研究)
共生のための対策
で、先ずは教育だが、世の中のしくみとおんなじように、これだけ人がうじゃうじゃいて、そのみんなを活かそうとするのは、まず秩序、順番があることを、そして共生のルール、いじめはいけないよということを身を以て覚えさせる。
そうすれば、ついイジメそうになった時、自ら気がついて賢くなっていく。ま、それも教育のひとつ。
人間界でも同じような教訓があるので引用してみよう。
子曰く、
学びて思わざれば即ち罔(くら)し。
思いて学ばざれば即ち殆(あやう)し。
(漢文 論語 為政篇より)
意味:
学ぶだけで、自分でよく考えないと、本当のことがはっきり解らなくなるのだよ。
(逆に)自分で考えるだけで教えを受けたり、学ぶことをしないと自分勝手な考え方になってしまうのだよ。
これらから授業とは違う自由研究の意味と在り方についてもう少し深い理解ができれば有望。
こうしてこちらの先輩カメもかわいい後輩をもって自制心も自覚もめばえ、非言語コミュニケーションによる今までとは違ったカメの新しい生き方を模索していくことでしょう。
(文と画はオリジナルなので無断使用は禁止。勝手にコピーしたら泣かす!)
~おしまい~

