久しぶりの叡山詣ー1 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

比叡山坂本の駅を降りた時に、「もしかして、今って葛川夏安居?」って思ってスマホで確認するとまさにその期間。


葛川夏安居とは、回峰行者が夏のこの期間に集まり、坂本の生源寺を出発し葛川の明王院に参籠し、断食とか滝行とかの荒業をすることをいう。



ケーブル延暦寺駅


ここから鳥居の方角に進むと無動寺谷があり、無動寺明王院には輪番の大阿闍梨がおられまして、護摩業とお加持をして頂けるのだが、夏安居とあっては、その大阿闍梨もご不在。


それでもせっかく来たから降るかー、と



谷だから、せっかくケーブルカーで登ったけれど、約15分降るの。



無動寺明王堂。



お堂の中に入ってお参りをして御朱印を頂き、護摩木も頂き祈願分を書いて納める。1本200円だったかなぁ、あまり気にしてないから覚えていないけれど、実際護摩に参加したとしても、お金は必要ない。


それ以上のこと、大阿闍梨さんに話を聞いて頂いたりする場合はお布施が必要。



お堂の正面には琵琶湖が綺麗に見える。



同じ無動寺谷にある弁財天。弁財天さんは女性の仏様だから弁財天女と書いてある。ヒンドゥー教のサラスヴァティが仏教に取り込まれて弁財天となった。


弁財天は頭に白蛇を被っているので、まさに今年の干支にそった仏様。


比叡山には三大弁財天と呼ばれる弁財天があって、こちらの無動寺弁財天はその一つ。


ここは霊感を感じる人はみんなすごい場所だと言うけれど、弁慶は不感なのでわからない。


坂を登り返して一般の観光客が進む東塔エリアへと向かう。



根本中堂は、まだまだ改修中。まだ一度も本来の姿は見たことがない。


11時から根本中堂でも護摩が行われるので、到着した頃はまだ煙い状態だった。



とりあえず叡山そば。


そしてバスの集約券を買って一番遠い横川へと向かう。横川まで行かないのなら、周遊券は買わないほうがお得。



横川でも観光客の向かう方向から外れて、まずは元三大師御廟へと向かう。



鳥居とお堂。その奥が廟所となっている。比叡山四大魔所の一つに数えられる場所である。


廟所を時計回りに3回回ると、ちょうど般若心経を1回唱えられると言われる。確かにそんな感じ。



四季講堂は元三大師堂とも呼ばれる。ここでは予約する元三大師の本来のおみくじを引くことが出来る。


元三大師はおみくじを開発した人でもある。



箸塚弁財天。三大弁財天の2つ目。


元三大師が千僧供養を行い、その際に使った箸をここに埋め、弁財天を祀ったのが始まりとされる。千僧供養とは、千人の僧を招いて食事を供し法要を行うことで、元三大師は最澄に倣い行ったという。



横川には曹洞宗の祖、道元禅師が得度した場所もある。


ここから谷に降る。いや、降るということは登るので嫌なんだけど😓。



ここがその場所。観光客はあまり来ないかもね。



とても静かである。



登り返した(笑)。息を切らしていたら赤山宮があった。何回も来ているのに初めて見た。


円仁さんが遣唐使で留学していたとき、中国の赤山で新羅明神を仏法研究の守護神として崇め、無事に10年で勉学を達成できたことから帰国後にこの場所に祀ったと書いてある。



その場所は、横川の本堂、横川中堂の正面。だから1回行けば良いってことではないんだろうね。もちろん周囲の物を全て網羅できてしまう人は別だけど、そんな存在は、もはや人ではないのではないかと😓。


ね。