不忘閣 昨年10月の旅 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

福島駅で新幹線から在来線に乗り換えるところから旅が始まった。東北本線....まさか2両編成のワンマン運転(無人駅では運転手が乗降客の対応をする)とはね。これは福島ー白石間だけで白石ー仙台間は増結されて車掌も乗車するのであるが、理由は白石蔵王駅(新幹線)の存在によるものなのだろうか。車両はボックス席ではなく通勤車両タイプで、日曜日だというのに高校生がたくさん乗っていて、当然、福島弁で騒いでいた。

14時46分に白石駅到着。増結終了後まで下車できない。そうアナウスされているのにドアが開かないと騒ぐ客若干名。最近、人の話とか説明を聞けない人間もどきが多すぎる。だって会話ができてこそ人間でしょ。

さて、おじさん2名はすでに到着して私を待っていた。目指すは青根温泉 不忘閣である。(中略)到着して思った。「良い感じじゃん!」



湯巡り弁慶の奇妙な生活



でも残念ながらここは現在はお食事処になっていて、右奥に現在の綺麗な玄関がある。



青根温泉 元湯 不忘閣


宮城県柴田郡川崎町青根温泉1の1



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はい、こちらが玄関です。秘湯の会の提灯もかかってます。

不忘閣は、伊達政宗の別荘で以来仙台藩主の湯治場で、明治時代に焼失し、昭和7年に再建された御殿の名前であるのだが、もともとの名前は金泉堂といったらしい。誰だったかが「一度入ったら忘れない」という意味で不忘閣と名づけたとのこと。


部屋に案内されると廊下の外にこんなんがいました(^O^)



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携帯で撮影してメールしたら「猫?」と返事が来ましたが、カモシカです。なんでも数日前からここで草を食べては休んでいるという状態の繰り返しらしいです。まだ子供ですね。親とはぐれたのでしょうか?

右手の壁は蔵の壁です。4つあるうちのひとつは後で紹介しますが「蔵の湯」という貸切湯になっていて、かなりの人気です。


金泉堂の名前は、現在は喫茶室の名前として残っています。喫茶室に用意されているのはお茶、コーヒー、蔵王酒造のお酒、味噌田楽、これらがすべて無料のサービスで楽しめるのです。


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ここで横須賀から来た30代の夫婦と、松戸から来た老夫婦と出会い、しばし温泉談義を楽しむ。客の代表的なパターンはこんな夫婦であるが、後で気が付いたら昨今話題の「歴女」も2組くらい居たようだ。変なおじさん3人組は、うちらくらいなものだったろうけど。



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御殿湯、名前からも推測できるように、伊達藩歴代藩主が入ったという湯船である。建物を建て直すにあたり、この湯船はそのまま残すということで、いろいろと苦労があったようだ。大と小があり、20時で男女交代となる。

シャンプー、石鹸はこの御殿湯のみに設置されているので、到着後まずここで身体を洗うのが良いのだろう。





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夜の食事はボリュームも十分。前菜、お造り、肉厚の帆立の貝柱のほうば焼き、マツタケ鍋、茶碗蒸し、蕎麦、トン汁、ひとめぼれ、おしんこ、デザート...まだあったけど、思い出せない。


満腹になったのでしばらく部屋で寛ぎ、その後寝る前に入ったのは大湯(上)である。借金のかたとして長年町に共同浴場として提供されていたものが、数年前に返ってきた。そこで、建物を新調したという。屋根はあるし、ほんのわずかでしかないが、本館とは別棟なので、履物を履き替えて階段を下ると、いきなり浴室となり、その壁際に脱衣籠が並んでいるのでそこで着替える。共同湯時代は混浴であったが、現在は20時までは女性の時間帯で、それまでは男性は新湯(下)に入る。


新湯は脱衣所と浴室に分かれている。石組の湯船で照明が暗く、落ち着いた雰囲気であるが、道路に面しているらしく、車の通る音が聞こえる。



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@@@@@@@@@@@あ~さ~@@@@@@@@@@@@@@@



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実は左の方(かた)から夕食で蕎麦(普通のもり蕎麦と同じくらいの量)を提供されて、蕎麦好きの性か綺麗に平らげ、ひとめぼれのほうもお替りしたもんだから腹が消化しきれないでいた。それでも、朝飯の時間はやってきて、それもそこそこボリュームがある。



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順番が逆になったが、朝食前にぎりぎりで入れたのが貸切の蔵湯である。4つある蔵のうちのひとつを改装して風呂にしたというもので、フロントにおいてある貸切札を持って入浴する。時間予約ではないので、タイミングが大事である。



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宿泊者のみ、それも朝だけしか出来ないのが青根御殿の内部の見学ツアーである。昭和7年に再建されたとはいえ、蔵の中にあった貴重な品の一部が展示されていて、正宗の直筆とか、狩野派の掛け軸とか、正宗の親父の甲冑とか、たぶん内容内容物だけで、もっと大きな御殿が立てられるような貴重な品ばかりである。歴女が一所懸命に写真を撮っていたけど、じきじきに案内してくれている女将もちょっとあきれ気味だった。



そういえば、み。さん、歴女だったっけ?




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