実はうちのオヤジは俳句をやっていてワープロを利用している。
そのオヤジの使っていたキャノンのワープロが壊れた。ワープロなんてもう生産もしていなければサポートもされていないので、パソコンに乗り換えざるを得ない。まあ、一部のマニアックな専門店では修理や中古のワープロ販売も行われているのだが、承知している。
「ワープロが壊れた」
「どうする」
「キャノンのパソコンはないのか(キャノンのパソコンだったら今までのワープロと同じように使えると思っている)」
「あったって同じ事だよ」
「そんなのか」
「そうだよ」
「・・・」
「どうする?」
タウンページをなんか見てる。
「ここで修理できるかきいてみるか」
「それパソコンの修理だろ」
「ワープロって書いてある」
「どこに」
「そこにあるだろ」
「ないよ」
「あるんだよ(いらだっている)」
「ほら、ないよ」
「ん?(頭の中でパソコンの文字とワープロの文字が混濁している)」
「どうする」
「パソコン買うか」
「じゃあ、見に行く?」
「ワープロの修理をする店ができたって新聞にあったんだけど、とっとけば良かったな」
「そんなのインターネットで検索できるよ(もう調べてある)」
「・・・」
「秋葉原にあったからもって行こうか?」
「パソコン買うか」
「使えるの?(ちょっといじらせたけど投げ出した経験がある)」
「しょうがないだろ」
「どんなの買うの」
「ノートがいい」
「老眼だときついよ(前、いかにもきつそうだった)」
「・・・」
「まあいいや、どんなのあるか見にいくから着換えて」
「ヤマダ電機かね?」
「うん、でも買わないよ、俺ヤマダ電機嫌いだから」