お話
心優しく愛あふれるあなたへ
以下のお話は、実話です。
優しいあたたかい世の中であってほしい。
明日は我が身です。
※念のため※
文中の『私』は、
このBLOGの書き手の私
ではありません。
ご心配なさらずにお願いいたします。
夫が生きていたら。。。。。
私は、何度も思いました。
夫が急逝、こんなにも態度をかえるひとが出てくるなんて、私は悲しくてたまりませんでした。
13回忌が終わりましたが、未だに、当時、私と小さな娘が受けた扱いが、フラッシュバックします。
夫が元気だった時、小姑である、夫の姉、妹、その夫達は、私に表立ってキツイことを言いませんでした。
しかし、夫が亡くなり、所用があり、小姑宅に電話をすると、それはえらそうに、私にキツイ言葉で話します。
見事なくらい、態度が豹変しました。
小姑達が、あまりにキツイ言葉を浴びせるには、夫が健在中からの、こじれた財産問題があったことも、影響しているはずです。
夫亡きあとには、私の小さな娘に、権利があることがわかりました。
まもなく、小姑達が、
近隣に私の悪口を言いふらしていると、
知ることに。
わざわざ電話する、
わざわざ訪問する、
わざわざ手紙を出す、
あまりに残酷なので、
私は、夫のことまで、恨みたくなりました。
更にショックなことに、
親しくしていた隣家のひとまで、
だんだんと別人みたいになっていきました。
私の嫁ぎ先は、田舎です。
隣近所、町内をたいせつにします。
隣家の奥様は、私より年上のかたで、
それはとても仲良くしていました。
お互い、女の子ひとりの母なので、共通する話題もありました。
それが、私を無視するようになり、明らかに嫌っている態度をとります。
理由がさっぱりわかりません。
小姑が何か言ったのは、確かです。
ご近所のなかには、気の毒がって、教えてくれるひともいましたから。
夫の四十九日が終わりました。
初盆も終わった時のことです。
鮮明に記憶に残っています。
内輪で法要を済ませましたが、
親しいかたにはご挨拶に行きました。
そういうしきたりなので、私はそうしました。
隣家のご家族とは、
夫が若い頃から交流がありました。
舅や姑のこともよく知るかたたちです。
だから、感謝をこめて、お菓子を持ってご挨拶に行きました。
しかし、何度行っても留守。
町内のかたによると、海外旅行に行ったらしいとのこと。
宅急便ボックスに入れておいたらと言われました。
私は、娘がストレスから体調を崩して入院することになったので、町内のかたにそれをお話し、よろしくお伝えくださいと伝えました。
娘の体調が良くなり、やっと退院することになりました。
病院は私の実家からのほうが近く、
娘が
「(私の両親のこと)
おじいちゃんおばあちゃんと一緒にいたい」
と言い出しました。
しばらく、実家にお世話になり、通院することになりました。
それで、隣家に、私は電話することにしました。
奥様がでました。
なぜか、とても怒っています。
私は、宅配ボックスにお菓子を入れたことが失礼だったのかと、お詫びしました。長女が入院して、しばらく帰れないことも伝えたところ、いきなり、
「実家の住所教えて!
教えてくれないなら、送り返せないから、この法要のお菓子はすてる!」
「近所に、あなたみたいなひととお付き合いしていることが知れわたるじゃないの!迷惑よ」
と、怒鳴られました。
私が何をしたのでしょうか。
あなたみたいなひと、
蔑みが、こめられていました。
私はとてもショックを受けました。
本当に胸をえぐられる気持ちになりました。
嫁いで、舅や姑の介護、そして夫の看病。精一杯こなしてきました。
小姑達が、介護をしたり看病することは、一度もありません。
それなのに、
なぜ、そんな風に、他人にまで、悪く言われなくてはいけないの?
夫が亡くなり、娘は病気になり、
私は、気持ちがいっぱいいっぱいで、辛くてたまりませんでした。
後で、わかったのですが、いろんなデマ、嘘がまことしやかに流れていたようです。
私は、決心しました。
実家に帰りたい。
逃げることになりますが、娘のことも、とてもとても心配になりました。
私だけではなく、娘がこれ以上、悲しむことは避けたい。
私は、両親に打ち明けました。
私は、涙をこらえきれなくなりました。
両親も、泣いてしまいました。
私には、兄がひとりいます。
兄とは両親は別居しています。
兄には、両親が話してくれましたが、
兄一家は全面的に賛成してくれました。
職場は変えました。
娘のために、実家近くにしました。
娘は、おかげさまで、私の両親、私の兄一家のあたたかい気持ちが、心に伝わり、だんだんと元気になりました。
まだ、小学生だったので、本当にたいへんな思いをしたと思います。
それに比べたら、私なんてたいしたことない~私はそう考えるようにして、自分を励ますようにしていました。
夫のちからは、本当に大きかった。
夫がいる。
夫の存在だけで、私は、娘は、いつも守られていたのだと、つくづく感じます。
私は、いろんな悔しい思い、悲しい思いをしました。で、考えさせられました。
心のある人間ならば、配偶者を亡くして、『お気の毒に、かわいそうに』と思うのではないでしょうか。
それなのに、意地悪したり、陥れたり、バカにしたり、きつい態度に出る。あげくのはて、お金を奪う。
そんなひとの人間性に疑問がわきます。
私は、悲しみのなかにいるひとには、
優しく寄り添うことができる人間でありたいと思います。
私の娘も、きっとそう考えていると思います。
夫の死は、私と娘に様々なことをプレゼントしてくれました。
人間として、
わけへだてのない優しい態度をとる。
ひとにより態度を変えないこと。
手のひらをかえさないこと。
それを教えてくれたのは夫だ、と考える私でした。
おしまい。
みーんなで、幸せになりましょう。
山口雄也さん。


