お話
心優しい愛あふれるあなたへ
ある先生のつぶやきを、
リアルにお聞きしました。
お許しいただき、
こちらに書かせていただきます。
一部修正し、再投稿になりますが、
是非お読みくださいませ。
僕は、ひたすら我慢するしかなかった。
今日は、ボーナスが支給される日だから。
この日を心待ちにし、ひたすら我慢してきた。
僕は、小学校勤務。いわゆる先生だ。
2年前に、今の勤務校に。
小学校というと、可愛いイメージがあるかもしれない。
たしかに、一部は可愛い。
他は、信じられない現実がある。
特に、
僕は、支援学級の担任。
だから、いろいろある。
まず、保護者。
いっさい、挨拶なしのひともいる。
ヒステリックに電話で叫ばれた時は、
心折れた。
子どもが発熱していても、登校させる親がいて、早退となるので、お迎えをと連絡すると、
今に良くなるからと、明らかにお迎え拒否。
なかには、
「給食はどうなる?」
と、子どもの体調より、給食に集中する親も。
発熱で早退した児童に届け物をすると、
「なぜ、早退させた!たいしたことない。
学習の保障をしてくれるか!」
とか、
「ひとりっ子だから、早退したら、兄弟姉妹もいないし、寂しい思いをさせる」
などなど。
学習の保障には、参った参った。
つまりお金だから。
教員を訴える動きがあることもあり、
管理職の先生には、常に写真を撮れと指示がある。教育の場で。。。。。
給料日には、保護者に対応するための保険に入らないかとも言われ、チラシをもらったりもする。
何かがおかしい。
トイレの世話までしているのに。
と、よく僕は考えたことがある。
わけわからない理屈を並べる親。
子どもの体調が悪いから、早退なのに。
子どもの体調より、親が学校を託児所扱いし、身勝手な論理を繰り広げてくるから、
僕は頭が痛くなる。
また、驚くことに、
保護者が、突然、校長室にやってくることがある。教員でも、突然、校長室に入らない。
管理職の校長や教頭に、不満をぶつけるのだ。親としての責任を棚に上げて。
ありとあらゆる嘘ばかり、
悔しくて眠れなくなることもある。
そんな時に限って、
知的障がいのある児童から、
叩かれたり、
蹴られたり、
噛みつかれたり、痛い思いをする。
支援学級の子のなかには、
いくら説明しても、無理なことがある。
叩くこと、
蹴ること、
噛みつくことがいけないことを
理解してもらえないことがある。
だから、我慢の子になる僕。
まあ、親のひどさよりマシかもしれない。
仮に親に、
叩かれたり、
蹴られたり、
噛みつかれた事実、それを伝えても、
謝る親は少数だ。
謝ってほしいわけではないが、
「子どもが満足していないからだ」
「教育の仕方に間違いがある」
「学校がラクをしようとしていないか」
「叩く蹴る噛みつくは、コミュニケーション」
と、主張されてしまうと、?となる。
理不尽さも経験するし、また、校長室に行かれても厄介。結局、僕が悪者になるから。
諦めの境地になり、
保健室の養護教諭に愚痴を言い、薬を塗ってもらい終わり。
これは、子どもにとっても良くないとは思うが、現代の親は、とにかく凄まじい。
親はエライのである。
そして、僕は、
なんのために、勉強し、教員になったんだ。
なんのために、毎日、必死になっているんだ。
僕は。。。。。落ち込んでしまう。
自分の給食は、
10分でかき込み、トイレ休憩もなし。
朝早くから、
真っ暗になるまで、働きっぱなし。
子ども達のために働きたい!
そう考え、教員になった僕。
だけど、こんなにハードな毎日で神経すり減らすと、教員になった意味が、
わからなくなる。
このままで良いのだろうか。
今の僕は、毎月の給料だけが楽しみだ。
そして、年に2回確実にボーナス。
僕を大学に進学させてくれた、働き者の母に手渡すことを考えている。
おいしいものも、一緒に食べたい。
シングルマザーの母に、心配かけたくないから、今は我慢我慢。
退職することを考えることが多い毎日。
母の顔が浮かび、思いとどまる僕。
小学校の先生の僕を、母は自慢に思ってくれている。がんばるしかない。
小学校の先生の僕は、
あと少しだけ、がんばろうと思っている。
小学校は、学びの場。
小学校は、子どもたちの成長の場。
託児所でもないし、
先生は、保護者の召使いではない。
弱い者いじめみたいな保護者。。。。。
残念ながら、
ひととしてどうかと考えてしまう。
子どもがいるのがエライという考えかた。
この現実を、みんなに伝えたい。
日曜日の夜、
憂鬱になるのは、子どもだけじゃない。
学校の先生もそうなのである。
おしまい
山口雄也さん。

幸せは、さがすものではなく、
気付くものだった。
お読みいただき、
ありがとう存じます。
皆さま、お健やかに。
では、また。
ごきげんよう。

