心優しい愛あふれるあなたへ
雨の朝、京都は昨日に比べたら、過ごしやすい。
おはよう。
眠れた?
介護中の私は、必ず、家族に、
そう声をかける。
お湯を沸かし、コーヒー入れると、満ち足りた気持ちになるのは、なぜだろう。
朝のコーヒーの香りは、ひとを幸せにする働きがあるのだろうか。。。。。
今日も、
無事に朝を迎えることができた。
とても有り難く思う。
世界は、我が家に、私の身の上に、
どんなことがあろうと、何事もないように、一日がスタートする。
近くのパン屋さんでは、必ず7時には、サンドイッチがたくさん並べられる。
休むことなく、毎日毎日だ。
車もバスも、地下鉄も、静かに無表情に、堂々と走っていく。
いささか大袈裟に言えば、
私の生きる場所、
この世界、この地球はまわっていて、少しも止まることがない。静止しない。
我が家の事情、私の事情なんて、関係ない。それが、ひとの生きる世界。
かつて、若かりし頃。
泣きながら朝を迎えた時、
全てが私の事情とは無関係に動いていることを思い知らされたこともあった。
そして、ふと思う。
今日で、白血病だった彼が旅立ち10日。
彼もきっと、闘病中、自分自身のことと無関係に世界が回っていることを冷たく感じ、辛かったはず~と思う。
そんな若い彼を想像すると、たまらない悲しみを感じる。
きっと、きっと、
彼は、天使になっていると思う。
きっと、きっと、
大好きな自宅で、天使になっているはずだ。
それはそれは、美しく可愛い笑顔の天使だと思う。
天使には会えない。
会いたいけれど会えない。
それが、私達の生きる世界なのだ。
時には、私達が生きる世界は、無情で冷静過ぎた空気を纏っているかのように見える。
でも、でも、そんな世の中には、さりげなく、じんわりと、優しく温かいひとも、いっぱいいるのだと、信じている。
信じて、1日をスタートさせよう。
ひたむきで、真面目で、まだ若いひとは、旅立つと、それは美しい天使になって家族を見守る。
いつも、家族の住む家にいる。
と言われているらしい。
介護中の私に、そう、そっと教えてくれたひとがいる。
さあ、雨の朝、傘のないひとに、
傘をそっと差し出ことができるように。
天使に、にっこりと微笑んでもらえるように。
みんなが、幸せを感じる一日でありますように。
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片柳神父様からのメッセージ。
生まれるということは、
やがて死ぬということであり、
出会うということは、
いつか別れるということ。
だからといって、
生まれない方がよかった、
出会わない方がよかったとはなりません。生まれたこと、出会えたことを
心から感謝できますように。
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