クーコが亡くなった。
推定20歳ぐらいの年老いた、おばあちゃんの愛猫だった。
一昨日、早帰りの娘が、学校帰りに立ち寄り、いつものように庭を掃き、猫の飲み水のバケツを洗った。
本当はその後、これまたいつものように、ヤクルトとお菓子でおやつタイムの予定が、おばあちゃんはヘルパーさんと入浴中で会えなかったのだという。
以前、掃除をしていた時のもの、、
おやつタイム(女子会)
亡くなったのは日曜日。
ちょうど私が[埼玉殺処分ゼロシンポジウム]に参加していた日。
おばあちゃんはすぐに連絡をくれたようだが、私は生憎外出中で、しかも留守電にしていたので諦めてしまったらしい…。
たまたま新入りと思しき雄猫3匹を見かけ、確認に行ったところ、クーコのことを知る。
いつもおばあちゃんのお膝か、低い小さな冷蔵庫の上がお気に入りの場所だった。
重いのよ、、と言いながらも、クーコを撫でながら、なんだかおばあちゃんはとても嬉しそうに見えた。
おばあちゃんは90歳。
お二階にお嫁さんはいるが、猫嫌い。
腰は曲がり、すり足で、今では一人で入浴も困難だ。
食事、猫のご飯はご自分でされるが、万が一の時にはクーコを我が家で引き取る旨を伝えた矢先のことだった。
二人一緒に天国へ行ければベストだが、物事はそんなにうまくいくとは限らない。
もし、おばあちゃんが天国に行き、残された高齢のクーコは見知らぬ我が家で、また見知らぬクロネコーズと共に生活をするのは、かなりのストレスになるのは分かっていただけに、悲しいことだが、よかったのかな、、とも正直思う。
おばあちゃんは口癖のように、クーコを残しては先には行けないと言っていたから。
いよいよ、おばあちゃんのお膝にも、冷蔵庫の上にも上がることができなくなり、タオルをひいた段ボールに入れてあげたそうだ。
そしていつの間にか亡くなったという。
息づかいが荒くなることもなく、それこそ眠るかのように。 。 。
クーコは捨て猫として、おばあちゃんちで暮らしてきた。
二人一緒に天国への夢は叶わなかったけれど、とっても親孝行だったクーコ。
クーコ、、
長い間、おばあちゃんを見守り、寄り添ってくれて、ありがとうね。
おばあちゃんはね、一人息子を病気で亡くし、またご主人も亡くし、猫だけが生きがいだったんだ。
とりわけクーコはとても可愛がっていたよ。
ちょっと心配なのは、気丈で明るく見えたけれど、本当はすごく気を落としてはいるんじゃないかって。
元気を出して、、なんて言えない。
まだ庭にはたくさんのサクラネコ(不妊手術済み)がいるんだから、、って言ったのが精一杯。
おばあちゃんはスマートフォンも、カメラもなく、クーコの写真がない。
今日ね、カメラ屋さんに行ってきて、私のスマートフォンからクーコの写真をプリントしてきたよ! !
これでいつも通り、これからもずっとクーコと一緒だよ。
だから、おばあちゃん 安心してね。
あのね、それと ずーっと密かに思っていたのだけれど、おばあちゃんはクーコと本当にそっくりだね。
このことは内緒にしておく。
でも、この写真立てを渡すときに、思いきって言ってみよう。
おばあちゃん、長生きしてね…ってことだけは。
iPhoneからの投稿









