今朝、朝刊を見て言葉を失う。
20世紀最高のバレエダンサーと評される、ロシアのマイヤ・プリセツカヤさんが一昨日お亡くなりになったという。
画像を拝借いたしました。
プリマバレリーナとして65歳というダンサーとしては驚異的な年齢までボリショイで現役を務め、40代から踊り始めた「瀕死の白鳥」は代表的作品になった。
私はいうとバレエのバの字もなく、さほど興味もなかった。
結婚前に夫からおもむろにバレエのチケットを差し出された。
高額なチケットで申し出を断ったら悪いかな、、ぐらいな感じで。
夫はSWANという少女漫画を全巻なぜか隠し持っていた。
もしやオタクなのか、、と聞いたところ(素直に聞くな、、(笑))彼は空手を習っていて、バレエと空手が相通ずるところがあると先生に言われたそうだ。
やめてしまった為、未だに謎らしいが。 。 。 。 。
東京文化会館にてバレエを鑑賞する。
生演奏の中、あまりの美しさと華麗な踊りにたちまち魅了された。
その頃は確か70代前後だったので、年齢からして体力的に相当きつかったに違いない。
だがそんなことは微塵も感じさせず、優雅さと気品ある姿を残しつつ、儚げな白鳥の生涯を熱演した。
そこには確かに本物の白鳥の亡骸があった。
このことで夫との結婚を決意したかは定かではないが、美しい、、と思える感覚は少なくとも合っていたのかもしれない。
あくまでも推測だが。
体力、気力と共に衰えを感じる今日この頃。
美魔女なんて到底関係のない世界で、歳をとることへの不安が漠然とあった。
結局のところ年齢には抗えないのだ。
しかしながら、マイヤ・プリセツカヤ
さんやオードリー・ヘップバーンさんを目にする度、あながち歳をとるのも悪くないんじゃないかと思えるようになった。
年齢を重ねてこその美しさが存在すると思われたから。
残念ながら生まれつきの容姿は諦めざるを得ないが、立ち居振る舞いや綺麗な言葉遣いならば!と自分なりに⁈気を遣ってきたつもりだ。
これらは若い子には負けるまい。
、、と思っている、あくまでも自分で…
今朝、庭の蕾のままだったバラが花開いた。
歳を重ねる美しさ、世界観を広げて下さったマイヤ・プリセツカヤさんに感謝を込め、満開のオールドローズを捧げたいと思う。
心よりご冥福をお祈り致します…。
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