宮迫の会見を聞いて
先日の会見を聞いて感じたこと。
宮迫の会見通りだとしたら、前回、私が既述したように、やはり吉本は
ブラック企業である。
何より、笑いを売る芸人が素の涙会見までに追い込んでしまったこと
自体が会社の責任である。
ヨシモトの売りは「お笑い」なので、俳優や歌手と違い、お笑い芸人の
涙は誰も見たくは無いのだ。
今回の事件は、島田紳助の事件と違い、不可抗力的な要素もあるのかと
思うのだ。
というのも、紳助は相手が誰かを認識したうえで、自分から近付いており、
明らかに反社との交流を積極的に行っていた。
これとは、重さが全く違うので、宮迫をはじめとする他の芸人も辞める
必要はないと思う。
最も、カラテカ入江は、今回の元凶なので契約解除は止むを得ない。
今回の不祥事に対し、取るべきだったヨシモトの企業姿勢とは。。。
ヨシモト上層部と関連の芸人が一同会見し、事実関係の公表と謝罪の
上、当分の謹慎処分とするという内容のみを説明発表するだけで
良かったのだ。
当分と言っても6カ月の謹慎をもって世間の殆どの方は納得する筈で
ある。
今回の会見で分かったことは、冒頭に既述したように、ヨシモトが
反社的会社であるのでは?ということである。
この騒動により、他の芸人の心もゆらぎ、他社へ移籍する者も
出てくるかもしれない、また、株主からの抗議は避けられず、後手後手
に回ってしまった会社の責任は大きい。
何よりも単なる文書のみの回答には誠意が全く見られない。
芸人に対しての教育を順次、施しているようだが、まず、会社を教育
しないとダメ。
それにしてもヨシモトの上層部は社会に対して、責任の取り方や認識
が相当、欠如していることは否めない。
また、ここの顧問弁護士も今回のことで、頼りない面々だということも
露呈し、結局は弁護士といえども会社の言いなりということなのだ。
ヨシモトは、すぐに第三識者によるコンプライアンス委員会を立上げる。
そして、古い体質や悪しき習慣を払拭し、上場企業として責任のある
ルールを策定し、これを公表する責任がある。
むろん、同じ間違いを起こさないための規定が主で、芸人個々との
契約の見直しなどに重点を置いてほしい。
最後に。。。
吉本興行は大衆芸能、演劇で大きくなった会社なので、この機を
もって大衆が納得できる対策を打ち出し、襟を正して欲しいものだ。
◆私の前回6/30ブログのコピペ
吉本興業の成り立ちは古く、おおよそ100年前の明治まで遡る。
女興行師「吉本せい」が夫の吉本泰三亡きあと、大正から昭和の
時代に、寄席経営を軌道に乗せ、今日のヨシモト王国の礎を築き
上げた。
この時代のストーリーはNHKの朝ドラ「わろてんか」でも当時は
話題になった。
吉本せいの跡を継いだのが実弟である林正之助で、エンタツ・
アチャコ・初代春団治を育て、ヨシモトをさらに飛躍させた方である。
しかし、この方、1968年(昭和43年)に当時の広域暴力団Y組と
組み、レコード会社を乗っ取ろうとした容疑で逮捕されている。
このようにヨシモトの生い立ち、そのものが反社会的勢力との
つながりがあったことを否めない。
「現在ヨシモト」がコンプライアンスを謳い、昔のイメージを払拭した
ようでも、足元がいい加減だったので、島田紳助に続き今回の
不祥事に至ってしまった。
ただ、紳助の場合は、反社勢力と分かったうえで積極的に交流を
続けていた。
ので、不祥事のスケールが全く違ってくるが、今はこういうご時世、
完全にOUTなのだ。
私なりに対応策を考えてみた。
少なくとも、所属芸人とは書面による支配下契約を結び、直営業
(闇営業)を禁じることである。
また、支配下に置くことで最低保証賃金も必要で、これを6カ月~
1年契約で更新していくというシステムがあれば、貧乏芸人にも
光明が射すのではと思う。
総じて、文字による確認書=契約書の締結が必須で、芸人に認識
させるという効果が大きいと考える。
芸人以外でも、この会社は問題がある。
それは、ここの社員のオーバーワークである。
マネージャー職をやっていた知人のお孫さん、深夜まで及ぶ激務
の連続で体がもたなくなり、退職している。
このように、これを機に芸人だけを責めるのでは無く、自社の
社員も含め、ブラック企業体制そのものを悔い改める必要がある。
なんちゃら宣言をしたようだが、あれはポーズで、長く続いた悪しき
慣習がそう簡単に改善できるとは思えない。
ことの重大さは深刻であるということを経営陣は感じていないの
では?という不信が湧いてくるのは私だけではないと思う。
ので、まず、社長の退陣、続いて新社長による
新生ヨシモト体制を会見発表するのが望ましいと思う。
このままでは、企業イメージの悪化と各社TV局への編集負担が大きく、
早く改革を実行して欲しい。
なぜなら、ヨシモトが好きだから。
以上