なぜ、あの人は、どなられても平気なのか? | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

相手を許そうとしないから。

 

 

 

サラリーマン時代の同期会。

Uがぼやく。

 

 

「最近、人格、否定されるぐらい怒られたわ。」

 

 

へー、そうなんや。

サラリーマンは、ツラいな。

 

 

「50超えて、ここまで怒られるかっていうぐらいに。」

 

 

で、おとなしく聴いてたの?

 

 

「『やめたるわ』って啖呵切ってもうた。」

 

 

マジで?

 

 

「逆に、向こうが引いてたで。」

 

 

そりゃ、引くやろうな。

組織での暗黙の了解があるからね。

 

理不尽にどなりつけたところで、

上には逆らわないだろうって。

 

 

けど、啖呵切るUは、さすがやな。

人として、好きやわ~。

サラリーマンとしては、失格やけど。

 

 

「俺もええ歳して、やってもうたわ。」

 

 

全然、後悔してないやん。

 

 

「まあな。」

 

 

これ、一歩間違えば、

めちゃ悲惨な気分になれるよね。

 

実際、ひとりになれば、Uもそうかもしれない。

けど、同期の前では、ネタにしてる。

 

私だったら、責め続けるだろうな。

啖呵を切った自分を。

ウジウジと、何日も尾を引きそう。

 

 

けど、Uは、さっぱりしてる。

重さや湿っぽさがない。

 

なぜ?

 

 

ピピッときたのが、こちら。

 

 

「バーソロミュー 1」

 

メアリーマーガレット・ムーア  ナチュラルスピリット

 

 

> あなたを傷つけた人を

> 愛するというのではありません。

 

> そうではなくて、

> その苦しみの感情を愛するのです。

 

 

Uは、どなりつけた上司を許そうともしていない。

啖呵を切った自分を受け容れてる。

 

褒めてはいないけど。

やってしまったことは、仕方ないと。

 

 

こういう時、ムリに相手を許す必要はない。

自分に余裕がない時、絶対ムリだから。

許せない自分をさらに責めることに。

 

 

相手ではなく、自分。

相手を嫌う自分の感情に。

 

 

(ああ、めちゃムカついているな。)

 

 

その反応、感覚。

抑えようとせず、ただ観じる。

 

自分に起こったのだから。

その怒りも自分。

 

すでに起こっているのだから。

なかったことにはできない。

 

 

相手は、その怒りを

生み出すきっかけでしかない。

 

ゆるす必要も。

あらためさせる必要もない。

 

 

いま、実体としてあるのは、

怒りのエネルギーだけ。

 

みぞおちをきゅっとしめつけたり。

こめかみをピクピクひきつらせたり。

物理であるカラダに現象を起こしている。

 

意識を向けられる対象は、そこしかない。

 

 

しかし。

カッコええなあ~。

50超えて、上司に啖呵切るなんて。

 

好きやわ~、U。

また、飲みに行こう。

 

 

 

今日は、これまで。

また、明日。

 

 

 

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