「仕事で遅くなるから
ごはんはいい」と聞いていた昨夜。
聞いた瞬間は
100%信じて
「大変やね。 無理しないでね。」と
まともな言葉が口をついて出る。
だがそのうち時間が経つと、
「本当に仕事なのか」と
疑いの気持ちが混じってくる。
だけど
「どうでもいいや」と思おうとする。
世の結婚している奥様方や
私のような立場の方々は
こういうケースでどれほど相手の言葉を
信じるのだろうかとふと思う。
ほんの数ミリでも疑うなんてことを
しないのか、
それともやっぱりちょっとは警戒する
ものなのか。
11時すぎ眠くなってベッドに入った。
目を閉じて数分経った頃、
ジージーとスマホが鳴った。
「もしもし~」と明るく出てみる。
「あ、りこちゃん、
今、会社出た」
「お疲れ様。
ごはんどうしたん?」
「食べてない。
コンビニで何か買って帰る」
そのまま電話が繋がったまま、
クマオはコンビニに入る。
仕事は本当だったんだと
この時点で私は納得する。
そして心の底から「お疲れ様」と
クマオを気遣う思いになれて
健やかな眠りにつけた。
どうでもいいけど
どうでもよくはない。
だけど気にはしない。
そんな絶妙な均衡を保つことができた昨夜。
これのブラックをお取り寄せ。
