【韓国の半チョンセ生活体験談】
築40年のビラに“即入居”!?
 韓国の賃貸システムに驚いた話


韓国で長年暮らしていると、
日本との“常識の違い”に驚く瞬間って
たくさんありましてね…

先日、私たち夫婦が韓国で賃貸に出している
部屋のひとつが退去になり
久しぶりに室内をチェックしてきました!

そのときの感想はただ一つ
👉 「え…この状態で誰が住むの?」











■ 引っ越し後の部屋

まずは実際の写真を見て!
クリーニング前で床は黒ずみ
壁もところどころ汚れと剥がれアリ
浴室はバスタブなく
シャワーも簡易な感じ…

全体的に「次すぐ住むの大丈夫…?」
という状態


正直、
日本で賃貸オーナーをしていたら絶対に
「リフォームしてから入居者募集!」
となるレベル!



でも、ここは韓国。
なんと…

 すでに次の入居者は契約済みだった!!

不動産関係
韓国人夫が事務的なやり取りをしているので
私も知らなかったのですが

前の住人が退去する前にすでに
次の入居者が契約を完了していたとのことびっくり
しかも、入居日は退去の翌々日

えっ?
リフォームしなくていいん??
















■ この部屋、いくらで貸してると思う?

物件スペックはこんな感じ👇
ビラ(低層住宅)の2Fの1室
築約40年
約50㎡(2LDK)
京畿道(ソウル市内ではない郊外)
ソウル中心部まで地下鉄で約1時間



この部屋の賃貸条件は…


▶ 半チョンセ(반전세)

保証金:
1億1千万ウォン(約1150万円)

月家賃:
10万ウォン(約1万円)


ガーン



入居者さんは、
韓国人のお父さん+娘さんの2人暮らしとのこと

正直…
「え、こんな状態でこの条件で大丈夫?」
「日本だったら考えられへん!」


■ 韓国の「チョンセ(전세)」と
「半チョンセ(반전세)」とは?

韓国の賃貸システムは
日本とは“別世界クラス”で違うので
ここで簡単にまとめますね!

【チョンセ(전세)とは?】

韓国特有の賃貸方式で
家賃を払わない代わりに
超高額の保証金を大家に預ける仕組み

月家賃:0円
保証金:数百万円から~
契約終了時:保証金は全額返金される
(※退去時に問題なければ)

韓国では昔から金利が高かったため、
大家は預かった保証金を運用して利益を出す →
 家賃不要のモデルが成立していました

預けた保証金が返却されないえーん
などの危険な問題点もありますが…



【半チョンセ(반전세)とは?】

最近増えている
チョンセ+月家賃のハイブリッド!

保証金は高め(ただしチョンセより少し低い)
月家賃はあり(でも低め)
今回の物件がまさにこれ!

保証金1億1千万ウォンはかなり大きいけれど
それでも周辺相場的には「普通」

韓国では「保証金を積んで月家賃を下げる」
という考え方が一般的なんです


現代は保証金も高くなっているので
保証金は銀行等々で借り入れて
利子だけ返済していく!
というのが一般的


■ なぜ“こんな状態の部屋でも”
すぐ借り手がつくのか?


ほんと!私は不思議なんですが笑い泣き

韓国で賃貸をしていると感じるのがこれ👇

● ① 内見時点でクリーニングされていないことが普通
前の入居者のままの状態で内見 →
入居日までに掃除されればOKという文化

● ② 物件より立地・保証金の条件が最優先
日本よりも「部屋のきれいさ」より
駅・治安・保証金価格で決まる


● ③ 低層ビラは“家賃が安い”というメリットで人気
新築でなくても「通勤圏内で安く住める」が強い

そのため、多少古くても
“価格条件がよければ即決”されることも多いよう…

実際に我が家
このような家の賃貸より
店舗や事務所の貸出しが多いのですが
比較的
即決多いのが家の賃貸!



■ 日本人の感覚だとあり得ない
でも韓国では…


私は日本人なのでどうしても
「いや、リフォームしてあげてから貸したい…!!」
という気持ちになる


今回は私が部屋を見たときの状態が
正直ショックで
「こんなんで住む人いるの??」
と思ったけれど
次の契約がとっくに成立していたので
本当に驚きびっくり


思えば
この物件の前の住人も
他の物件(家)の住人も
リフォームいらない!と言って
入居していたよ…


■ 次は「ちゃんとリフォームして」
貸してあげたい!


築40年のビラなので
仕方ない部分はあるけれど
次の入居者さんには気持ちよく住んでほしい!
ということで

私としては
次回の退去のタイミングで
壁紙や床の張り替え+浴室の改善をしたい
と夫に提案中
←夫も次はね!と了解済

せっかく住んでもらうなら
「お互いに気持ちよく」 が一番ですよねおねがい