寒さが本格的になり老いを楽しむ等とアラフォー時代は豪語していた私ですが五十代に乗ると一気にガタッときました。
残尿感が尿漏れに進行し、不整脈の回数と長さが増えて情けなくなります。
老いに抗わずあるがままを受け入れてベストを尽くして充実した人生を全うしたい。
いつまで釣り出来るんだろうか。
時間が足りない。そう思う今日この頃です。
とまぁ湿っぽい話ですが生きている限り避けては通れない話なんでお許しください。
そんなアラフィフアングラー、ある程度の事は知っているつもりですが新しいもの初物なんて探せばいくらでもあるのですね。
竿始めの船釣りがあまりにも楽しかったので今回も志摩はほっぺ毛丸さんに釣りにいくことにしました。
ちょうどアマダイ底物天秤便がスケジュールとマッチしましてエントリーしました。
いくのを決めたのが前日昼過ぎでした。
山登りか氷瀑ハイキングか船釣りかデートか四つ巴で睨んでました。
風よみは直前まで判断つかないのよ。
僕はスーパーフルレンタルでライフジャケットとクーラーだけで船釣りに行きます。
最近は年2回位の出撃なのでスーパーフルレンタルは助かります。
<概況>
ベイマウスあたりなら釣りも出来るし船も立てれる状況ですが今季最大級の冬将軍が降りて来ています。
南紀は関西エリアは私の地元奈良より少し暖かいのです。

実際は、朝一北西の風やや強くハイライトから緩くなり昼前に西風からみとなり14時には南風となりました。

最近は海水温グラフがアプリやwebで調べることができます。
下げ止まりからの横ばい少し右肩上がりで低水温に魚が馴染んだ頃合いと見ます。
実際はドシャロー9度ショア14度ベイマウスよりアウトサイドは15度超えでした。

潮は大潮の後の中潮、しかも新月です。
水温安定に好きな潮まわりでオマケに新月で夜は暗くて飯食えてないと来たら魚たちは腹ペコで良い日になると予測します。
どのジャンルも5回に1回くらい良い日があるもんです。
その数少ない日にあたったと喜んでいました。
もっと釣りの精度を高めるなら活性が相対的に高い日だけをチョイスすれば良いのですがスケジュール上
無理ですから良い引きをしたと釣りする前からテンションも上がります。
<レポート>
仕事を終えて帰宅してスマホをいじりながら初めてのアマダイ釣りなので仕掛けの予備知識とYouTube動画など見て予習をします。
船宿との打ち合わせでエサはホタルイカ、カワハギよりは水深が深いところだそうで電動リールのレンタルをお願いしておきました。
わかって来たことは、
魚の特性は雑食。砂泥に潜り魚探には映らない。普段チンアナゴみたいに埋まっているそうな。
ホタルイカの針のかけ方は眉間打ちとチョンかけがあるようだ。
ボトムをノックして浮かせたタナで食わせに持ち込むようだ
初めての電動リールなので使い方も予習しておきます。
そこそこに夕食を済ませ前乗りします。
20:30自宅発
23:20桟橋到着
24:00再び車中泊前にYouTubeやwebサイトを調べて目を瞑る事とします。
04:00寝たのか寝てないのかアラームより先に起きてしまいました。
モグモグタイム(これ重要)
06:00同船者に船長とミートし打合せしながらレンタルタックルを組み仕掛けもリグっていきます。
フラットなボトムをドテラか徐々に登るか下に流すイメージのようです。
多少のかけ上がりはあるけど水道や岩礁帯ではないので根掛かりは少ないそうです。
オモリは80号で少し思っていたより深いのねと思いました。
暗いうちよりお日さんが登ってから食い始めるそうです。
だいたい釣果としては坊主から二匹位が初心者の私のバロメーターになるようです。
難易度は高いと覚悟しました。
06:45明るくなり出船します。
まあまあウネっています。風は思いの外きつくありません。北西の風2〜3メートル。

某Aポイント 7:30
岩礁地帯が終わりサンドバーが形成されたフラットになります。南北に流れるカレントに対して横一文字にあたる地形なので潮のあたる面となります。
地形にカレントの組合せが絶妙のポイントだなあと感心します。
一流し目の大切な一投目スタートします。
ところが、フォール途中でPEトラブルで高切れし仕掛けを全ロストしちゃいました。
即座に船長さんの機転で予備の竿をお借りして二投目します。(ほっぺ毛丸船長ありがとう)
エサのホタルイカは眉間を打ち抜いた餌にしました。
初めての釣りなので手感や持ち渋り感をじっくり味わいます。
この感覚が今日の原点になります。
トンジギのジグ250グラムの200メートルライン出しよりは手に伝わる重さは軽く、近海便ジグ150グラムをライン80メートル出しよりは幾分重い感触でした。
潮がラインを持っていく感じではありません。極めてバーチカルな馴染み方に思えました。
水温は15度、電探感度は砂泥に潜っているとのことで気にしません。
トントンとボトムで小突いてゆっくり仕掛けをリフト&フォールをします。
今一つアタリもわからないままに二投目終了して仕掛けを上げます。
回収のために電動リールをオンしたらリールの電源が落ちていました。バッテリーに繋ぐ端子を軽くクリップしていたのですが自然と外れていました。
この端子ですが、しっかりワニ口クリップを広げて挟み込むのですね。端子のヘリに軽く挟むだけでは揺れや引っ張られて簡単に外れてしまいます。(そんなことも知らないのです。)
力を込めてワニ口広げて端子にガッチリ固定し直します。
8:00 三投目、「いまいちわからないなぁ」とのー感じに思っていますと同船者さんがアマダイとレンコダイの二荷を釣り上げました。
私の方はなかなかに釣りが整いません。
モタモタノロノロしています。
手返しが悪いのです。
一因に慣れないため道具のポジションが悪いのです。
落ち着いた作業、釣りがしやすい環境になっていなくて一旦落ち着いて合理的に整理して行きます。
私は左利きです。
左奥に竿を立てて中央船縁を仕掛けをおいて餌つけたりする作業スペースとします。天秤と錘は中央船内ポケットに一旦預けることとしました。
左奥に〆具にタオルを置き針が干渉しない遠いところとします。
電動リールのケーブルとバッテリーがあることからティップに糸が絡み付くと竿を回転させるとバッテリーケーブルがまとわりつきます。
わざわざ竿を手前に引いてバッテリーケーブルに注意しながら穂先から糸を回してガイドの糸がらみをほどくのが億劫です。ハリスも長いので適当に置くとからんだりバッカンに引っ掛かったりします。
「もうもう」ですわ。
整理整頓することによって不要なトラブルを避けようとします。
それでも慣れない釣り自体の行動感がサクサクイメージできていないのでノロノロと鈍くイラッとしました。
「えーと、竿は左の穴に置き天秤はポケットに預けて、からのハリスを船縁に広げてエサをつけ・・・。」
「ハリスを海に投げ込み、天秤を静かに入れて竿を持ち。」
「へてからカレントの向きに同期して落下の際にモトスに干渉しないように整えたらクラッチ切って落とし込む。」
ほんとボチボチなんです。無心で行えず常に手順を考えながらなんです。
さらに半解凍の冷たいホタルイカを手がかじかむなか釣り針につけようとするのですが上手く眉間を縫い指ししてワタをきれいにツボ抜きすることが出来ずエサが潰れちゃいます。このまま潰れたホタルイカのゲソだけで行ってしまえとヤケクソになりかけましたがグッと我慢します。
YouTubeで見た眉間打ちをあきらめてチョン掛けすることにしました。
エンペラから縫い指し二回目でフックポイントをむき出しにしてみました。
ハリスがクルクル回転しないかビビりながら静かに四投目投入です。
もう、船は三度目の立て直しをしておりタイムロスがいかに多いことかわかります。
五回トントンしてからゆっくりリフト&フォールをしますとコツコツした生命感があります。
フォールしきったところで弓張りフッキングして手巻きで魚がしっかりかかったことを確認して電動巻き上げにします。
ギュイーン!ギャンギャンギャーン!
スピードダイヤルが早いとバレそうに感じたのであわてて緩めます。一秒に1メートルから二秒に1メートルに減速しまして上がって来たのはレンコダイでした。
終始巻き上げている間クンクン竿を叩いていました。この下品なファイトがレンコダイの特徴なのだそうです。
今日はアマダイ釣り、釣り人には外道になりましてとりあえず釣り方と道具の使い方は理解しましたが本命が欲しい。
どうしたらえーんやー。
底をとってからのリフト&フォールの振り幅が1.5メートルから2メートル位でレンコダイが釣れましたので浮かしたら外道が釣れるんじゃないかと考察します。
5投目もエンペラチョン掛けですみやかに投入します。
今度は底取りから30センチから1メートル以内を食わせゾーンと意識して操作します。
トントン5回小突いて竿は中段のスタートを下弦の構えにして水面から中段を行き来させます。
底は水平とは限りませんので都度クラッチ入れたりラインスラックを即回収します。
アタリを聞くため錘を少し浮かせてステイさせていると、むわぁんとした非常に微妙な重量変化が加わります。
「ふむぅ」と思いながら再びトントンしたりリフト&フォールをさせると重いので巻き上げることにしました。
グングンしてますやん!微妙に重さを感じた時にすでに食ってましたんやね。
最初の底から10数メートルと太陽光のさす残り40メートルからの2回グングンしてくれました。
「どうやらこれがアマダイちゃいますか」と言ってますと本命のアマダイでした。
なんとか坊主逃れしました。
僕の子供の頃はスーパーでもアマダイなんて普通によく売っていて焼き物で夕飯に出て来ましたが最近じゃ一匹まるまるなんて夕飯に出ることは40年ほどありません。
小さくても2000円弱アベレージサイズでも4000円弱しませんか?
高級魚ゲット出来まして目が¥マークに輝きます。
初アマダイありがたい一匹です。
その②に続く