2026年琵琶湖活初日、釣りの途中で電圧はあるのにセルがまわらなくなる現象が僕の船にも起こりました。諸先輩方からよく聞いた事案です。
僕のバスボートの設備投資は先陣の8年位後進程度がベストポジションとしているのでトップアングラーにおいては2019年あたりに似たような記事がネットにチラホラ転がっています。
トローリングモーターのウルトレックス36ボルトやゴースト36ボルトにガーミンフォース導入やメガチャープ導入や16インチ大画面を艤装すると電気消費量が一気に上がりセルがまわらないとかトローリングモーターが途中でまわらないとか一日が台無しになります。

知名度と過去の先陣達のインプレッションを見る上でリチビー・エボルテックあたりを私も検討している最中に新進気鋭のLitimeにしようかなと心決まりかけたときにオークションであやしい中古が手頃な価格であり適度に競って落としました。
46Kでした。
鉛のデルコM31MF12ボルトバッテリーは新品で20Kで二発直列にして使いますので40K費用がかかります。
新品と中古と耐用年数とバランスを見て等価と判断しました。
2026年3月27日朝一番に取りかかります。
デュアルプロの3バンクオンボードチャージャーを1バンク外して絶縁します。
デュアルプロは鉛用充電器なのでリチウムには使用できません。

今までは上段二個のバッテリーで12ボルト直列接続をして24ボルトをトローリングモーターに電源供給していましたが今回のリチウムは24ボルト60AHでストレージが一つで済みます。
浮いた真ん中のストレージにあるM31MFは新たな役割としてフロントにある機器の電源供給に充てます。
NMEA2000
GPSアンテナ
ローランス イーグルアイ9インチlive魚探
ローランス エリート9インチ魚探
とにかく矢鱈滅多に電気を食うlive系のためにバッテリーを一個分増やしたことになります。
下段のバッテリーはクランキング用です。
機器も少しつながっています。
ビルジポンプ二基
ライブウェルポンプ
二個目のGPSアンテナ
ローランス エリートFS9インチ魚探
前回まで使用していたM27MFからサイズアップしたM31MFに入れ換えました。
70AHから100AHに電力量が増えます。
また、この入れ換えで重量が10キロ軽くなりました。プレーニングしやすくなりエンジンの燃費もよくなれば願ったりかなったりです。
今後二個ある鉛のバッテリーを経年劣化を迎えたらリチウムバッテリー12V100AHあたりを諸機器に充ててエンジンクランキング用にはスタンドアローンで鉛のバッテリーに整理していこうと思っています。(先に加齢につきバスボート手離しているやも知れませんが、・・・)
作業を進めていると8SQのケーブルにカシメる端子が一個足りませんでした。
とりあえず本日はフロント周辺機器の電源はクランキング用からとることにしてバッテリー二個で釣りに出かけることにしました。
リチウム24ボルト60AHでトローリングモーター
鉛の12ボルト100AHで残り全部の電気を賄います。何かあれば真ん中のサブの鉛に全部繋ぎ直しで漂流だけは避けれると踏みました。
作業は中断とし次回に繰り越しになります。
湖上に出てテストします。
トローリングモーターは起動音はしますしプロップも回ります。ところがインジケーターに警告灯が点灯しました。

モーターガイドのツアープロ24Vの電圧の何かがエラーと言うてます。赤ランプの点滅は初めて見ますので事情が飲み込めません。
緑ランプが正常、赤ランプ点灯しっぱなしは電圧不足で落ちる寸前に出ます。
エラービープはならずGPSも受信しているし踏めばエレキはまわるし、・・・。
「落ちたら落ちたときやし、撃ち物やめてスイムジグどてら流したら良いわさ」と気にせず釣りすることにしました。
事の元凶であるライブ魚探は70AHから100AHに増量しただけなのでメガチャープを使用するとドンドン電圧が下がります。
13ボルトがみるみる12ボルト11ボルトとなり都度都度機器をオフしてマネジメントを意識しながら釣りを続けました。
幸い魚も釣れずライブウェルにぶちこむようなこともなく12ボルトを中心に上がったり下がったりで一日を終えることが出来ました。
15時過ぎにトローリングモーターを見ると緑ランプに戻ってるじゃないですか!
一日かけて電池を消費して整ったように思います。
沖上がりしまして次回の作業がいつになるかわからないけれど段取りを済ましました。
帰り道に瀬田の買取武蔵さんに立ち寄ります。今回不要になった鉛バッテリーは12.8ボルトあり買い取ってもらいましてリチウムバッテリーについて色々相談と指導をあおぐことにしました。
普段は釣具の買取やリールのフルメンテを主体とされておられます。
また、webサイト「ビワエフ」の管理人さんで琵琶湖チャプターや各地リザーバー等NBCトーナメントに出場され琵琶湖ガイドに瀬田川のオカッパリにも頼りになる釣具店さんです。ほぼネット販売がメインですが僕は帰り道にシャベリングがてらお邪魔します。
話をしてみると色々知らなすぎてヤバかったです。
いくつかメモしておきます
・リチウムは1か0
鉛は耐えて耐えて弱って弱ってとなだらかな下降線をたどるのですがリチウムは1か0なでのだそうです。
いきなり無になるとの事でした。例えるならば懐中電灯が弱って灯りは徐々に暗くなっていきやがて点かなくなるのとスマホがいきなり落ちると言ったとかでしょうか。
・オーバーロードでエレキが焼けることがある
24ボルトリチウムバッテリーは購入当初から電圧が25.9ボルトあったとして200回ディープサイクル充電をしたとしても電圧は下がらず電圧は変わらないようです。鉛なら新品当時25ボルトあったとしてもディープサイクルを続けると少しづつ電圧は下がり24ボルト代に落ち着きついには22ボルトあたりまで落ち込んでお役御免といった感じとなります。
そこでトローリングモーターの定格が24ボルトとした時に高めの電圧が常時提供されますと基盤やモーターに無理が生じて故障につながる様です。
リザーバーのエレキ戦なんかは速さが命です。実際リチウムの方が早いスピードになる様です。ところがリチウムがポピュラーになる前の時代のエレキで使用すると基盤やモーターの設計が想定されておらず焼けて故障するようです。モーターガイドならフレッシュウォーターシリーズ(FW)エナジーシリーズ、ツアーデジタルにツアーアナログなんかはリチウム化してハイバイパスでバックウォーターまで走るとモーターハウジングがアチアチになって焼き芋状態になって御臨終を迎えるようです。
僕のツアープロならば対応しているようですが25.9ボルトもオーバーロードとなりますのでスピードダイヤルは10段階の6までを最大に控えめに使うのが機械に良いのだそうです。
36ボルトですと更に電圧は高くなりますからウルトレックス36ボルトではバイパスで走行すると飛びやすいようです。
また、12ボルトリチウムで昔ながらのホンデックス魚探をつないだら一発でホンデが飛んだなんてことも。
・BMSは難儀
バナナの房のようにセルが複数ぶら下がり蓄電し、その複数のセルを管理しているのがBMSだそうです。過充電と過放電の際にBMSが瞬時に機能を停止します。均等に蓄電されておれば良いのですがバナナの房の一つだけが極端に低かったりしても瞬時に停止したりするようです。
また、充電や接続の際にプラスとマイナスを間違えて取り付けて短絡などさせると一発でロックとなるそうです。日本企業のリチウムはメーカーに送って解除してもらうようです。(中華製ならアウトですね。
BMSによる停止にはカウントがなされるようで3回目でうんともすんとも使えなくなるという仕様となっているのだとか、・・・。
つまりは僕の中古で買ったリチウムバッテリーは過去に何度エラー停止をさせたのか分からないから一発レッドカードでは使用不能になるかもしれないしイエローカード一枚目かもしれないというブラックボックスでもあるのだそうな。
購入して15分でオシャカにしたアングラーも結構いたりすると聞き少しサブイボが立ちました。
色々と予備知識は必要ですが津風呂湖や銀山湖などリザーバーを鉛バッテリーを4発運ぶよりはリチウムの方が圧倒的に軽くなりますので無しではやって行かれないのだとか。
この軽さが時として手漕ぎボートでも我々バスボートでも船のバランスが狂うのだそうでトップヘビーにスタンヘビーなとチャンピオンやらレンジャーやら乗り味を見つつ再構成する必要もあるようです。
僕のレンジャー321Vは30年前の化石船でして2ストロークのマーキュリーから4ストロークのスズキのエンジンに琵琶湖条例施工から換装してあります。ですから設計当初よりエンジン重量が増えております。少しずつリチウム化を進めて最終的に30キロ軽量化が出来そうなのでバランスが良くなりプレーニングや燃費が良くなるんじゃないかと期待します。
半永久的に使えるとふれ込みのリチウムでしたが意外に落とし穴だらけで既に壊しやしないかとビビりまくりです。
キチンとしたエビデンスに基づいて記録ているわけではないので誤りや誤解を招く記述がありましたら僕に優しく教えてやってください。
さて、僕の体も10キロほど軽量化させたら健康にも燃費にも良くプレーニングの立ち上がりも早くなるだろうし足を上げる動作すらも楽になるんだが、お米が美味しくてたまりまへん。