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精神医療・精神保健において、
薬物依存に偏らないオルタナティブな視点を大切にしています。
心のこと、精神医療のこと、日々の気づきや小さな活動まで、
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火・金 連載
Ⅱ部
🌏第6回 受容体とは何か
― D2・5HT・H1・M1 ―
はじめに
精神薬を理解するために、
一つだけ知っておくと便利な概念があります。
それが 受容体(レセプター) です。
難しく聞こえるかもしれませんが、
考え方はシンプルです。
脳の中には
神経伝達物質が作用する場所があります。
それが受容体です。
よく使われる例えは
鍵と鍵穴です。
神経伝達物質が「鍵」
受容体が「鍵穴」
鍵穴に鍵が入ると
神経の働きが変わります。
精神薬は、
この鍵穴の働きを調整する薬です。
つまり、
受容体に作用することで
神経のバランスを変える
これが精神薬の基本です。
よく出てくる受容体
精神科の薬でよく登場する受容体は
いくつかあります。
ここでは
特によく出てくるものを
四つだけ整理します。
実際の脳には、
ドーパミンやセロトニンだけでなく、
・アドレナリン
・アセチルコリン
・グルタミン酸
・GABA
など、さまざまな神経伝達物質があります。
それぞれに
さらに多くの受容体の種類があります。
ここでは
精神薬の理解に必要なものだけを
簡略化して整理しています。
図 精神薬と受容体の関係
精神薬は「どの受容体に作用するか」で作用・副作用が変わります。
D2(ドーパミン受容体)
ドーパミンは
意欲や報酬、思考の活動に関わる神経伝達物質です。
D2受容体を抑える薬は
主に 抗精神病薬 に多く見られます。
過剰な興奮や
幻覚・妄想などの症状を
落ち着かせる方向に働きます。
5HT(セロトニン受容体)
セロトニンは
気分や感情の安定に関わる神経伝達物質です。
多くの 抗うつ薬 は
セロトニンの働きを調整します。
最近の抗精神病薬でも
セロトニン受容体に作用するものが
多く使われています。
H1(ヒスタミン受容体)
ヒスタミン受容体は
眠気や鎮静に関係します。
この受容体に作用すると
眠気が出やすくなることがあります。
精神薬の中には
この作用を利用して
睡眠を助けるものもあります。
M1(ムスカリン受容体)
ムスカリン受容体は
自律神経に関係する受容体です。
この受容体への作用によって
• 口の渇き
• 便秘
• 視界のぼやけ
などの症状が出ることがあります。
副作用は「別の受容体作用」
ここで重要なのは、
精神薬は一つの受容体だけに
作用するわけではないということです。
多くの薬は
• D2
• 5HT
• H1
• M1
など、
複数の受容体に同時に作用します。
そのため
• 効果
• 副作用
が同時に現れることがあります。
これは薬が悪いというより、
脳の働きが複雑だから起こる現象
です。
受容体から処方構造へ
受容体を理解すると、
精神薬の作用の見方が少し変わります。
薬の名前ではなく、
どの受容体に作用する薬なのか
という視点が生まれるからです。
そしてこの視点は
次に扱う
精神薬の設計
を理解するための
重要な手がかりになります。
薬は敵でも救いでもない。
理解して運用する資源です。
次回は
抗精神病薬の設計
― D2・5HT2A・鎮静・EPS ―
について整理します。
精神科の薬の中でも
最も多く使われるカテゴリーを
薬理の視点から見ていきます。
このシリーズが扱うのは、あくまで構造の整理です。
私自身は個別の相談、処方の是非の判断、減薬・断薬の助言、といった質問にはお答えしていません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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