こんばんは。

あまのみこと☘️のブログへようこそ♪


精神医療・精神保健において、

薬物依存に偏らないオルタナティブな視点を大切にしています。

心のこと、精神医療のこと、日々の気づきや小さな活動まで、

感じたことを綴っていく場所です。





 お詫びと訂正


精神医療の歴史と真実と現在地

について。


第1回・第3回の記事において、表現に誤りがありましたので、訂正し再掲いたします。

一部、重要なニュアンスを誤って伝えてしまったことを、ここにお詫び申し上げます。



なぜこのようなことが起きたかというと――



AIから得た情報に、ブロイラー親子の父と息子の功績が混在したまま提示されてしまい、それを私自身が見抜けずに文章化してしまったことが原因です。

「AIのせい」と言ってしまえばそれまでですが、それに気づけず鵜呑みにしてしまったのは、私自身の確認不足にほかなりません。


昨今ありがちな“AIの罠”に、まさに引っかかってしまった形です。大変申し訳ありませんでした。


その後、父の名前と息子の名前を明確にしてAIに質問し直したところ、正しい情報が得られました。

(記事執筆当時には訂正されず、誤ったままの情報で公開してしまいました…)


今回、AIからの正しい回答に加え、全国オルタナティブ協議会代表のご見解も踏まえて、訂正箇所をまとめました。その上で、第1回と第3回の記事を修正しています。


ご指摘くださった代表に、心より感謝申し上げます。



 訂正箇所と史実について


🔹 「オイゲン・ブロイラー自身の研究成果を製薬会社がもみ消した」という記録は残っていません。

理由を整理すると、



1. ブロイラーの研究時代(1900〜1930年代)には精神薬がまだ存在しなかった


  • オイゲン・ブロイラーが活躍したのは 1900年代前半。
  • 統合失調症に本格的に「薬物療法」が導入されるのは 1950年代のクロルプロマジン(コントミン、1952年フランスで使用開始)以降 です。
  • つまり、ブロイラーの研究時代には、今日の意味での「抗精神病薬」や「抗うつ薬」はまだ開発されていませんでした。
  • 当時の治療は 対話、作業療法、休養療法、時に電気ショックや外科的介入 が主であり、「薬で治す」という発想自体が未発達でした。




2. オイゲン・ブロイラーの立場


  • 彼は「統合失調症は必ずしも進行性の痴呆ではない」「回復する人もいる」と主張。
  • これは、当時の「不治の病」とする見方を覆す、患者にとっては希望のある考えでした。
  • また「薬よりも環境・対話・作業療法が大事」としており、薬物中心の精神医療が広まる前に亡くなっています(1939年没)。




3. 製薬会社と「もみ消し」が始まるのは息子の時代以降


  • 戦後、マンフレート・ブロイラーら次世代の精神科医が研究を続けていた1950〜70年代には、すでに抗精神病薬・抗うつ薬市場が急拡大していました。
  • この時代には、製薬会社が「薬物治療の有効性を強調し、不利な研究結果を隠したり過小評価したりした」という歴史的記録が多数あります。
  • 例:SSRI(抗うつ薬)の臨床試験で否定的データが公開されなかった
  • 抗精神病薬の副作用(遅発性ジスキネジアなど)が長年軽視された
  • つまり「薬が効かない」というデータが意図的に表に出にくかったのは ブロイラー本人の研究時代ではなく、その後の精神薬時代のことです。




✅ まとめると


  • オイゲン・ブロイラー本人は薬の効果を研究していない(薬がまだなかった時代だから)。
  • したがって「彼の研究が製薬会社に潰された」という史実はありません。
  • ただし「彼の後の時代(息子世代以降)、薬物療法が支配的になる中で、不利なデータが隠された」というのは精神医学史上の事実です。



以上を踏まえて、書き直しました。







ブロイラー親子は、精神医療の本来あるべき姿を私たちに示してくれた存在だと思います。

しかし、その功績を知っている精神科医は、今の日本にはほとんどいません。


なぜなら――

彼らの存在を「不都合」だと感じた人々が、医師が学ぶべき教科書から、その名を消してしまったからです。


そう考えなければ説明がつかないほどに、彼らは日本の医学教育から跡形もなく消されています。





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