こんにちは、日世観月余美です。
急に肌寒くなった8月最終日に展覧会に行ってきました。
東京は丸の内の 三菱一号館美術館で開催中の「レオナルド×ミケランジェロ展」。
ルネサンス期の美術史上における二大巨頭の競演です。ガイドロプト講座の課外授業として、両者のエネルギーの違いを感じてみる鑑賞体験をしてきました。面白かったですよ。
(館内から中庭。雨です。)
この展覧会で展示されているのは、素描とか書簡とかの小品で、その分 本人の肉筆感が強くて、ご本人に近い感じがあります。
ダヴィンチの素描
ミケランジェロの素描
ダヴィンチは、モナリザをはじめとした端正で優美な人物画が有名ですよね。
ですが、あの柔らかさの奥には、大変な 大変な 大変な(大事だから3回言った)、エネルギーが渦巻いていたようです。
展示されている、素描や器械の設計メモや解剖メモから放たれるのは、狂気に近いほどのエネルギーと情熱と細心さ。常人をはるかに超えるエネルギー(目にみえない部分まで観察して感じ取る感受性と表現力と探究心などなど)は、本人すらも持て余し気味だったのではないでしょうかね。鏡像文字だって、普通に文字を書くのに飽きたからそうしてた感じがするし。こうなると周りの人間もバカにみえただろうから、社会の常識とか良識とかどうでもよかったかもしれません。(でも崇高な精神があったから道は外さなかったらしい)
片や ミケランジェロは、筋骨隆々の彫刻や絵画。
これまで、なんかキリストもマリアさんも強っそう!って思っていたけれど、実は陰にかくれた繊細さが…(・Д・)
これまで単に 筋肉フェチ。で片付けててゴメン。細やかな神経と、それにもかかわらず人間社会に馴染んで生きていこうとする真面目さというか、努力というか、が感じられます。ミケちゃん、いい奴だったんですね。彼は神経が繊細だからこそ、筋肉を外骨格のように、または鎧のように纏っていたかったのではないかとも感じます。
皮膚が薄いと外界からのダメージも大きいから、そのためのクッションとしては皮下脂肪の肉布団でもいいはずだけど、彼の美学的には脂肪はダメって感じねww
今回の鑑賞は面白かったんだけど、後がどうにも眠い眠い。神社参拝後よろしく、甘いカフェモカで直会?して、帰宅後は昼寝もしました。
解説くださった上林先生、開催提案くださった林ゆう子さん、そしてご一緒できた皆さま ありがとうございました。
またこういう鑑賞をやってみたいですね。


