お通夜には、
夫と
夫の母と
わたしと
娘と息子で向かいながら





いろいろと
不思議だな、と思った。





行くことは、
全然構わなかったけれど





いろいろ
「あれはするな」
「これはするな」と
時に口うるさい夫の母が



息子(夫)の実の父が亡くなった時には
亡くなった地の愛知まで行かなくていい

もう離婚したのだから
もう関係無いのだから
と言ったのに





その兄のお通夜には行く。と
なんとも不思議だ。と思った。





だけど、
夫の母なりの気持ちや考えがあってのことだろう





夫も
いろいろ関係性が複雑で

とは言っていた









お通夜には、
わたし達と


伯父さんの
離婚した元奥さんと
その子ども達
孫


が居て





元奥さんであるおばちゃんが
よく話す人で



とても明るく、面白い方だった。






どうやら
最後も看取ったようで




この人ね
まだ生きたかったんですよ


と穏やかに言った。






で、
おばちゃんは良く夢で枕元に
亡くなった人が現れるらしく



伯父さんのお母さんが出てきたみたいな話しもしてたかな






わたしは、
本当に
誰が誰の繋がりも

最初は全く繋がらなくて


子ども達も
ごちゃごちゃ
わちゃわちゃしてるのもあって



話を聞いたり
途切れたりだったけれど






「みんなが居るから
安心だね」

の中に

伯父さんのお母さんも
伯父さんにとって弟である夫の父も含まれることも

理解した。









“この人ね
まだ生きたかったんですよ”





わたしが
中部国際空港で惹き付けられた

夕陽






それを浴びながら


見ながら



感じた
 




なんとも

切ない気持ちになった。







帰りたくない。

まだ居たい。





そう思った。







それは、

あの不思議な感覚は、
わたしのものでありながら

わたしだけのものでは
無かったのかもしれない。








最期の瞬間が、

自分(伯父さん)の弟がひとり亡くなった地に
奇しくもわたしがいるタイミングで



なんだろうか
上手く言葉に出来ないけれど




伯父さんの想い
夫のお父さんの想い


会いたかった想い
生きたかった想い



離れてもまた
どこかで繋がり
出会いやタイミングやご縁が巡るような


大きな流れと感覚に
包まれた気がした








別れた後の
最期の末路というのも
それぞれで




別れてもなお

こうやって
最期を看取り
家族に見守られながら
送り出されるという




そんなひとつのカタチを
わたしも見せてもらった。









わたしから、
口にすることは無かったけれど



〇〇さん(夫の父)には、こんな風に
してあげられなかったから



という
お通夜で言った夫の母の言葉




それが、
夫の胸にも
夫の母の中にも
あるような気がしていて










どこか、
どこかね



その場で賑やかに過ごす
わたしの息子や
わたしの側にピタっとくっつく娘や



その空間に
夫の父も
居たんじゃ無いかなぁって





わたしがほんの少し
1日だけだけど
過ごし纏った
愛知の空気も
感じながら









それぞれにきっと
胸に抱えたものが、
ありながら







わたしが行くことも
不思議ではあったけれど、



わちゃわちゃなる子ども達を見て
夫の母が、最初に
「あんただけ(夫だけ)で良かったのに」
とも言ったけれど、






いろんな流れで、
わたしもきっと、この場に
呼んでいただいたのですね。にっこりと
そう感じた。












帰ってから、
夫と



「お父さんと
伯父さんって似てた?」

とか、
いろいろ話しながら。








その後、
大会の話をしながら、



本当は、
大会に行く前に
そして日々の中で
出しそびれたものを


ようやく、伝えながら。
 









大会に行くまでの
3月の話しや

大会に行ったこと
大会の次の日である今日、みんながしてること

いろいろ話して




「そういうのがあると、いいね。
頑張った甲斐があるよね」

と、
穏やかに夫は言った。










あぁ、


ようやく



わたしにとっても


全国大会が
始まり、終わった。





そう思った。






いろんな想いが湧き上がることを

自分に許し

相手に許し






どんなカタチであろうと


繋がりも

離れることも



自分に許し

相手に許し






辿り着くのは、
やっぱりいつも
同じところ




笑っていたい。

心から、笑っていたい。



みんなが
幸せであって欲しい。



それだけ。





それが、
わたしには時に
難しくもありながら



また絡まったものを
ほどいたり
そのままほどかなかったりしながら


シンプルになったり
複雑さもあるままだったりしながら





いつも
辿り着くのは、



それだけ。







そして、
命も幸せも
わたしひとりで成り立つわけでもなく、

見えるもの見えないもの
いろんな人やご縁やタイミングで繋がれているのだと、
繋いできてもらったのだと

そう思った。