東日本大震災から15年になりました。
震災でお亡くなりになった方、大切なご家族を失われた方
大きな被害を受けられた方に心からの
お悔みとお見舞いを申し上げるとともに
復興に尽力なさっておられる皆様に感謝申し上げます。
15年経った今も、あの日の記憶は鮮明に残っています。
時を追ってテレビから流れてくる映像に
涙と震えが止まらなくなりました。
とはいえ、被災地の方が感じられている恐怖と不安はいかばかりなものか
遠く離れた安全な場所にいる私たちには想像も出来ません。
31年前に起こった阪神・淡路大震災でも、兵庫県で被災されたみなさんと
すぐ隣の大阪府に住む私たちの、実際の暮らしや心の持ちようの差に
被災者の方々の心が大きく傷ついたというお話がありました。
被災者の方々の悲しみや苦しみの深さを、被災していない私たちが
分かったように語ることこそ、おこがましく感じます。
北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、
フィリピン海プレートと、4枚ものプレートの上にあり、
123もの活火山(活火山数世界4位)をかかえる日本。
地震や火山の噴火、台風の被害など、日本人は
過去幾度となく自然災害を経験してきました。
それを乗り越え、次には最小限の被害で済むようにと
智慧を練り続けてきた日本人。地震国でありながら、
一度の事故も起こしていない新幹線や、大規模な地震にも耐えられる
超高層ビルなど、日本の技術が世界最高峰であるのも、
日本の自然環境がもたらしたものなのかも知れません。
私たち日本人は、自然災害から逃れることはできません。
しかし、その被害を最小限にとどめる技術と工夫はあります。
そして何より、何かが起こった時にも、お互いを思い合い
助け合えるメンタリティーが、日本人には備わっています。
「悲観的に備え、楽観的に生きる」という言葉があるそうです。
充分な備えを整えたら、あとは心配を横に置いておきましょう。
日々何もなく暮らしていることこそ奇跡であり、最高の幸せ。
「今」に感謝しながら、15年前を追悼する一日にしたいと思います。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
❖七十二候 第八候 啓蟄次候❖
桃始笑(ももはじめてさく)
(3/10~3/14)
読んで字のごとく、桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめる頃。
花が咲くことを「笑う」と表現する昔の方の感覚の素晴らしさに
感動を覚えます。
また、芽吹き始めた華やかな山を表す春の季語に
「山笑う」という言葉もあります。
桃の花が開き、春の深まりを喜ぶ人々の心が
しみじみ伝わる楽しい七十二候です。
季節の魚介 にしん
一時はその数が激減し、幻の魚と呼ばれていましたが、
近年は回復の兆しが見えています。
春の訪れとともに沿岸に表れるため、春の使者とされ、
メスの卵巣は高級食材の数の子になります。
