ここ数年
か◯こ◯子に育てるナニナニ
あ◯まの良い子に育てるナニナニ
で◯る子とで◯な◯子の差は?
というタイトルのsns記事・広告タイトルがとても増えてきました
その中で私がずっと感じていたこと
あ◯まの良い子って
なんだろう…
そのキャッチコピーがニーズだったりトレンドだったり、そしてそれが主流になったとしても、私にはそういったレッスンは出来ないかもなぁ…と
私は寧ろそのニーズが生まれる社会的背景や人の心理を注視しています
音楽教室の講師という立場からすると、レッスンアイデアやメソッドなどに対して食べず嫌いにならず柔軟でいたいと思いますし、多くの情報を得て精査して研鑽を積んでいくこと、そしてそれを生徒さんとのレッスンで還元することは当然ですが、“そういったレッスンが出来ないかも…”というこの思いは、私の個人の思いと指導者としての思いが完全に重なる部分です
もちろんお子さんの可能性としての+α教育を全て否定しているのではありませんし、親御さんであればお子さまの成長を願うお気持ちは分かります
ですから“出る杭を打つ”的なこととは違いますし、全体主義とも違うと思っていますし、チャレンジすることも大事です
でも…音楽レッスンを通して演奏技術や表現だけでなく、一部発育の促しや生活に活きること、気持ちの解放への促しはあっても…私には『あ◯まのよい子にするレッスン』を行うことは多分できません(お約束はできません)
なんだか…心が抉られるほどとても複雑な気持ちになり、同時に悲しくて怖くなるのです(この気持ち…分かる人には分かると思います)
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人間の発達を学んでいる方は『発達の木』というイラストをご存知だと思いますが、あの木の意味することは障がいの有無を問わず、“木の根っこ・幹・枝を育てることの重要性”や“発達を急かさない・飛ばさないことの大切さ”だと思います
私たちはつい『早く習得出来ること=早く実ること』に目が行ってしまい、それを欲し(特に日本人は大人もこどもも『スピード』という言葉に飛びつきやすい)場合によってはそれを成功や幸福なのだと思う人もいらっしゃると思います
でもそのもっと手前のこと…木の根っこを見つめることや、その木が育つ為の土の性質や水やり•光の充て方、温度や湿度•程よい風など…実は木が育つにはさまざまな要素が必要でありつつも、それが過多でも過少でも難しい“よい塩梅”という感覚も必要だし、何よりその木が求めている物と周りの手立てが違うというケースがあることも肝に銘じておかなくてはならないとも思います(「お値段のはる土やお水や肥料を与えているから良い実が成るはず!」ではなく、育てる人がその木の声をキャッチしているか?ということ)
そして木の実りに固執するのではなく、瑞々しい葉っぱを茂らせることがその木の幸せかもしれないことや、その木に安らぎを感じて身を休める鳥たちの居場所になること、その木の下で雨宿りをさせてもらう私たちや、その木陰の下で心地よいひと時を過ごせる私たちもいること…どんな木であっても“そこに居てくれてありがとう”という幸福が存在することも持ち合わせて欲しいと思います
障がいや特性・傾向の有無を問わず『その子にとって必要なこと』はもちろん補っていかなくてはいけませんしサポートは必要ですが、生徒さん方を見ていると自分の歩幅でちゃんと成長しているから“周りと比べなくても良いよ、急がなくて良いよ、アナタのペースで成長して良いんだよ”と思います
そしてこれは親御さんに対しても私は同じ思いでいます
できるだけ早くお子さんの現状理解と支援環境整備を進めて頂ければ…というケースは確かにありますし、実際に私は一部保護者さまに対してそういった導きもしていますが(特に特別支援の必要性が高いお子さまに対して)そういったケース以外で『“何となく今の流れ”に飛びついていないかな?』と、一旦足を止めて親御さん自身の頭でじっくりと考えて頂きたいのです
その上で“どうか焦らずに”と…
朗らかさん
素直さん
ノビノビさん
悔しがりやさん
泣きべそさん
モジモジさん
ゆっくりさん
怖がりさん
面倒臭がりさん
頑固さん
完璧さん
うっかりさん
ソワソワさん
頑張り屋さん
真面目さん
怒りんぼさん
オラオラさん
コツコツさん
おしゃべりさん
チャレンジャーさん…
みずま音楽教室には障がいの有無を問わず、特性・個性・傾向共に色んな形と色で輝く生徒さんたちが在籍しています
その中で私が大切にしていることは自分の力で音楽を紡ぎ、又は誰かと紡ぐことで音楽を存分に楽しむ力を身につけて欲しい
そのためにも生徒さん1人1人の『根っこ』を見つめ、発達の階段を急かさず、飛ばさず、大切に育むこと
この思いだけです
それはこれからもブレずに大切にしていきたいと思っています
1人1人の身体と心を大切に
そして1人1人の個性を大切に育む
『みんなみんな健やかであれ!』
これが講師としての私の願いです
今日は『子どもの日』
世界中の子どもたちへ
雨風や暑さ寒さをしのげる場所で
ぐっすり眠ってごはんが食べられて
たくさん遊んでたくさん笑って
のびのびと健やかに
心豊かな日々が送れますように
むかし子どもであった私たち大人や
今の子どもたち1人1人が
生き生きとノビノビと
自分らしく生きていける社会が
生み出されますように
