長い長いコロナ休校も手伝っていたのでしょう…
無気力傾向に近しいお子さん達に対するご相談を保護者の方から頂いておりました
時間の区切りがない生活
今やらなくても良い
明日やれば良い
明後日やれば良い
1週間後でも良いや…そして無限ループ(泣)
ささやかな日頃のルーティンのずれ込みがエスカレートして朝晩逆転生活になっていたり、止めどもなくYouTubeを見たりゲームをしたり…好きな事を好きなタイミングで好きなだけ行い、好きなタイミングでやめて…という時間の区切りがない生活=リズムのない生活がパターン化する事で、今私が非常に心配な事は、学校が再開した時に学校への行き渋りと無気力症候群に近しい子どもさん達が日本中に増える事です
『学校に行く為に』というよりも『健康の為に』今から『元の生活に戻るための練習』は必要だと思います
多分この自粛期間の中でお子さん達はYouTubeやゲーム三昧だと思われます(^_^;)
そのYouTubeの利用について、大人の方や保護者の方々へ少し注意喚起をさせて頂きたいと思います
【子どもさん達が
YouTubeを見るにあたって
大人の方が
気をつけて欲しいこと】
これは以前、実際に当教室であったお話
生徒さんの中にYouTubeが大好きなお子さん達が何人かいらっしゃいます
お子さん達が見ている動画の数々の中には、いわゆる『よろしくない動画やYouTuber』が存在します
見ている子ども達には内容の良し悪しの分別はつきません
もっと言えばYouTubeの中に悪影響と言われるモノは存在しないと思っています
しかし現実問題として人としても、子どもに対しても、見聞きさせるべきではない不適切な画像・動画・チャンネルがあります
その中で…使ってはいけない言葉、又はやってはいけないフィンガーサインを大人の方が気づかない内に子どもさん達が知ってしまう事もあります
子どもさん達は“これはイライラした時に使う言葉や仕草だ”となんとなく雰囲気で理解はしているものの、その言葉や仕草が持つ本来の深い意味(人への侮辱・威嚇・卑猥さを意味する)や、ましてや子ども達がソレを使う事への深刻さに子ども達自身が気づくはずもありません
ソレを知っていて使う事はもちろん怖い事ですが、深い意味を知らずにその言葉や仕草を使っている子ども達が実際にいて、私はその事が猛烈に気掛かりです
これは残念ながら子どもさん達が見ているモノに対して大人のフィルタリングが出来ていない、又は間に合っていない結果だと思います
残念ながら大半の親御さん方はそのことに気付いていません
かと言って子どもさん達がどんなチャンネルを見ているのか?親御さん方がお子さんに四六時中張り付いてチェックをするなんて…それは難しいことですし、これは決して親御さん方を責めているのではありません
私は実際に“人に言ってはいけない言葉や人にやってはいけない仕草”をした生徒さん方に注意をしました
ある生徒さんは小学校の中学年
説明をすればキチンと理解ができるお子さんですので本人に説明と注意をしました
「今アナタが言った言葉(Fワード)って海外の言葉だけど、どんな意味か知ってる?
それは人を馬鹿にするヒドイ意味を持っていて、オマケに口にしてはいけないくらいとても汚い言葉です。
先生は何があってもその言葉を人に対して絶対に使わないし、アナタにも使って欲しくない。
だから今日からその言葉を使うのはやめなさい。自分に向けて、人に向けて使うのはやめなさい。
YouTubeの中には楽しい番組もあると思うし、憧れるYouTuberもいると思うから先生は『見てはいけない』とは思わないよ。
だけどYouTubeの中にはいつも良い事や楽しい事、正しい事ばかりじゃないっていう事を知っておこうね。」
少し強めの説明と注意になりましたが、生徒さんは「知らんかった…。」とビックリしつつ(知らないからこそ驚いて当然だと思います)「うん、分かった!」と理解をしてくれました
別の生徒さんは低学年生
特別支援の必要なお子さんです
優先順位の理解と気持ちの切り替え方に訓練が必要なお子さんです
言葉数を持っているのですが状況や相手に対する言葉の使い方に難があり、感情に任せて暴言を口にする事もありますし、ドキッとする様な言葉の使い方をする事も偶にあります
自分の言葉の使い方によって相手がどう受け止められるのか?伝えたい気持ちはどんな言葉を使うと相手に不快な思いをさせずに上手く伝える事が出来るのか?といった感情コントロールと言葉の使い方に支援が必要なお子さんです
こちらの生徒さんは私への八当たり+絶対に人に向けてやってはいけないフィンガーサインを私にしました(因みにその日はオンラインレッスン前にしていたゲームを中断した事で気持ちの切り替えが出来ず、荒れに荒れていました)
「その仕草は人を馬鹿にしたり人の心をとても傷つける意味を持っているんだよ!
人に対してその仕草をする事は絶対に許されない事で、子どもならば尚更してはいけません。
怖くて恐ろしいポーズです!
絶対にやめましょう‼︎」
オンラインレッスン中でしたが、その事はその場でその瞬間に注意すべきと判断し、私は強めに生徒さんへ注意をしました
本来ならばその子には(視覚支援的に)イラストを用いて説明するところでしょうが、急な事でしたので口頭での説明と注意となりました
生徒さんは私の口調と雰囲気にいつもとは違う緊迫感を感じたのでしょう、「分かりました…。」と呟いていました
※この後“オフライン上”で保護者の方とこの件について話し合いました
保護者の方は「以前からこの事については気になりながらも直せなかったので、先生が指摘をして下さった事は子どもだけでなく私も(保護者の方も)考える機会になり、とても有り難かったです。言ってもらえて良かったです。」とお返事を頂きました
先ずは保護者の方がその事に少しでも気づいて下さっている事に私は安心しました
生徒さん方のその言葉もその仕草も日本のTV番組では絶対に流れませんから、子ども達はその事を見聞きする機会はないはずです(子ども向け番組であれば尚のこと)
ですからこの言葉と仕草を生徒さん達がどこで見聞きして知ったかと言えば…ネット上…YouTubeとほぼほぼ断言できるでしょう
子ども達に過ちを教え伝えていく事は大人の役目です
YouTubeが悪いのでもなく、お子さんが悪いのでもなく、配信する側のモラルと子どもさん達が偶々見てしまった『不運』もあるでしょう
その『不運』は大人だから分かる事であって、子ども達にとっては『不運』とは気づきません
ココは少し厳しい目線になりますが、子どもさんがYouTubeを観る際は、大人のフィルターが絶対に必要だと思います
先ずはPCやタブレットやスマホをお子さんに与える側…つまり親御さんや大人の方がネットに対する知識を得ると共に、『子どもにとって良いネット環境とは?』を常に問いながらその上で利用ルールを子どもさんと一緒に考えて決めたり、偶然にも出会ってしまった『不適切な表現画像・動画』に関しては、その都度子どもさん達に対してきっぱりとした姿勢で説明と注意喚起をしてしていかなくていけないと思います
そしてこれはゲーム(ゲームの内容やジャンル)でも同じ事が言えます
【平時の生活へ戻る練習と
YouTubeやゲームとの付き合い方】
今日1日の中でやるべき物事に対して優先順位をつけて実行する事…その『ルール』『区切り』を「それくらい自分で考えてやりなさい!」は、子どもさんにとって非常に難しい事だと思います
ましてや口頭での促しは難しい…
その難しさの中でYouTubeやゲームの利用ルールを作っておかなければ、ただでさえ緩みがちな生活のリズムがもっともっと緩んでしまいます
そこで必要な事は1日のお家スケジュール作り
そのスケジュール作成の中でのキーポイントは優先順位の理解とバランス(緩急)だと思います
作成中は口頭のみで相談し合うだけでなく、イラストや文字を使っての視覚的伝達をやってみましょう!
親御さん方が朝◯時に起床して◯時までに家事・朝食・身支度を済ませて◯時迄に家を出て、◯時に職場に到着をし、そこから大まかで良いのでどんなお仕事をして等…「実は親御さん達にもスケジュールというものがあって日々を過ごしているのよ♫」=「君たちが自粛生活前に送っていた『学生生活を中心とした生活』と同じように、パパやママにも仕事や家事があって、君たちと同じ様に1日を送っているんだよ♫」」をイラスト等を使って可視化して見せてあげる方法もあるかな?と思います
子どもさん達の日程作成の件に戻りますと…できる事ならば子どもさん達の生活の中で、一瞬でもYouTubeやゲームと離れた環境を作る事
それはお子さんの成長や発達において非常に重要な事です
視神経を使い続ける→脳が常に興奮をしている状態なので脳が休まらない→イライラする→『YouTubeやゲームがないとダメだ!』と不機嫌になる頻度が増えてくる→時間の感覚を失い生活のリズムが崩れ、他のことが手につかなくなる→子どもさんが自ら利用ルールを破っている事を自覚の上で(又は棚に上げてしまい)それを止められたり奪われると物にあたるなど暴れたり、暴力・暴言が出る
ココまでくるとそのお子さんの姿は『本来のお子さんの姿』ではなく、『YouTubeやゲームに支配されているお子さんの姿』です
※この場合は少し依存を疑って下さい
そしてこの状況はゲームだけでなく『依存症』と言われる状況にほぼ該当するので、そのほかの気になる事柄にも当てはめてみて下さい
ですから制限という意味でもYouTubeやゲームの利用には、早い段階から大人のフィルターを必ず入れてあげて下さい
時間帯や時間数を決める事や(アラーム設定で音からの支援)、YouTubeならば見る番組数の制限、もしくは「コレ以外の動画を見るのはやめようね。」と親子で事前ルールを作っておく等…そういった工夫が絶対的に必要かと思います
気持ちの切り替えと時間の切り替えというモノは、人間、想像以上にそう上手くはできませんし、子どもさん達はもっとできません(ある意味当然)
環境を変えていく事は容易ではありませんが、無理のない程度の大きな大きな括りや枠決めからで良いと思いますので、区切りのある生活・リズムのある生活、YouTubeやゲームのと付き合い方も含め、平時に戻る生活練習を今から少しずつ取り入れて始めてみましょう♫
できれば1日1回は午前中にお日様の光を浴びて下さい
午前中の太陽光を浴びる事は生活のサイクルを整える効果があります
全身で日光を浴びなくても大丈夫!縁側やベランダに膝下を出して(安全面には気をつけて)日光浴をして下さい♫
骨の形成に日光浴は必要ですし、膝下であれば目から紫外線を取込み事を防げます(私は今は亡き祖母を自宅で介護をしていた時、祖母を車椅子に乗せて縁側まで連れて行き、午前中の日光を膝下に浴びてもらっていました。祖母は骨粗しょう症でもあったので、その為にも日光浴は大切な習慣でした)
時には人が密集していない場所でのお散歩も気分転換になります♫
緑を見ることや日の光を浴びること、風を感じる、お家とは違う“広い空間”を感じる+親子でお喋りをしながらのお散歩はお子さんの心身の強張りも解れ、意外な発言や視点がポロッと垣間見れ(^_^;)ご家庭では味わえない豊かな時間になると思います♫
長い長い自粛生活ですが、いつでも学校再開へ順応できる様、今の内から心と身体作りを念頭に過ごしてみて下さい♫