楽器演奏だけでなく、いわゆる“理解のコツ”を得ている人っていると思います
楽器演奏で言うそのコツは大きく分けると2つ
①音をよく聴き、良いも悪いもその変化に気づける客観的感覚を持っていること
②理にかなった的を得た練習をすること
色々と付け加えたい事はありますが(^_^;)この2つに凝縮されているかな?と思います
オリンピック選手の方やプロスポーツ選手の方々でも、ご自身のパフォーマンスを動画でおさえ、その動きを客観的にチェックして修正をしたりするシーンは、この4,5年…いやもう10年くらい前からTV等でご覧になっている方もとても多いと思います
あの、オリンピック選手であっても、あの、プロの方であっても、1番難しいことは『自分を知ること』なのです
そしてその変化に気づけるか?という冷静さであり、その後の工夫や研究、そして鍛錬が身を結ぶ…といった実にシンプルな流れであり、そこが本当の難しさなのだと思います
どんなに自分なりに気をつけて練習を頑張ったとしても、そして練習の参考素材となるモノ(例えばプロの方の演奏動画など)があったとしても、結論、“自分の演奏や音は一体どうなのか?”を客観的に判断出来る耳を持っていなくては、練習をやった“つもり”という、大変残念な時間になってしまいます
よーく耳を澄ませて下さい
テンポは揺れていませんか?
早過ぎたり遅過ぎたりしていませんか?
音の粒は揃っていますか?
音の長さは保たれていますか?
楽譜に記された情報を正しく読み取り、その通りの演奏になっていますか?
音は響いていますか?
メロディーは歌っていますか?
メロディーの音色はどうですか?
(例:楽器を想像していますか?)
無機質な音になっていませんか?
メロディーと伴奏(ハーモニー)のバランスはとれていますか?
重音メロディーのトップの音は低音に比べて消えていませんか?
身体ごと音をとらえていますか?
余韻を感じていますか?
ペダルのタイミングによる音の違いを感じていますか?
常日頃からその点を気をつけている生徒さんや分かっている生徒さんは、②の理にかない、的を得た練習と直結した“有意義な練習時間”を過ごす事が出来ます
時々いらっしゃいます
“例えそのフレーズを1時間練習をしたとしても、自分が出している音や弾き方に気づかなければ何も変わらないよ”、という少し残念な生徒さん
夢中になって弾く事は確かに素敵です
ある意味自分だけの世界に浸れてとても楽しい時間なのかもしれません
「わたし、頑張った!」と思える一見充実した時間かもしれません
ですが、レッスンの際にその頑張りは伝わっても、結果的に“お直し”が入ると言う事は…何か忘れ物をしている事と同じだと思います
自分の音によーく耳を澄ませて
よーく、よーく耳を澄ませて
気づく事ってとても大切な事だよ♫