今年も『みずま音楽教室』では、合唱コンクールで伴奏者に選ばれた生徒さん方がいらっしゃいました
演奏するのは鞍手町の生徒さんと近隣の町の生徒さんです
この時期(文化祭時期)というのは当教室の中学生の生徒さん方にとって、大変忙しい時期です
何故ならば当教室での演奏行事も先々で控えている為、生徒さんによってはめまぐるしい調整や追込みを強いられます
その中で今年伴奏者に選ばれた生徒さん方は…それはまぁ…見事なまでに練習を頑張る子たちなので、“伴奏だけの練習をしていたので他の課題が疎かになる”とは無縁の、超調整力のある生徒さん達なのです♫
ですから伴奏の為の指導は全くと言って良いほど行っておらず、そして生徒さんから「教えて下さい!」の声もなく(笑)「どこまで譜読みした?今日は伴奏のチェックしよっか♫」なんてこちらが声をかけた時点で、既に完奏していたという恐ろしい子たちなのでした(^_^;)
恐ろしいではないですね
素晴らしいのです(^_^;)
生徒さん方ももうここまでになると、「練習しなさい!」なんて言葉は当然ながらコチラが言う場面はありません←本人たちも努力の上で実が実る事やその味や楽しさを十分に理解しているので
そして合唱ではクラスメイトの歌声や指揮者の生徒さんを若干置き去りにしてしまう様な、猪突猛進の演奏をしない子たちなので、伴奏者が持つべき精神面での部分をよく分かっています
そんなこんなで今年はなんと!鞍手町の中学校と鞍手町近隣中学校をハシゴするという、初めての経験をさせて頂きました♫
講師としましては嬉しくそして有難い経験です♫
生徒さん方は学年が違い、幸いなことに発表順が学年の最初と別の学年の最後で1番離れていました
そしてどちらの学校も時間が押していたのですが、鞍手の方は毎年とんでもなく時間が押すので(^_^;)そこが更に吉と出て、なんとか生徒さんのクラス発表を拝聴する事が出来ました
この日は回数調整の為にレッスンをお休みとし、
その分合唱のハシゴに充てさせて頂きました
最初に聴かせて頂いた生徒さんの伴奏、そしてクラスの合唱は…
実は生徒さんは初めて伴奏を経験する子だったので、“緊張が勝るかな?”と思っていたのですが…実に落ち着いた良い演奏で、ほんの少し気になっていた部分は本番の演奏が1番良くてビックリ!
伴奏デビューとしてはなかなかだったと思います!
クラス合唱は気恥ずかしさからの歌声と頑張る歌声が混ざり合っていて、歌うというメンタルの面でもまだ少し未完成な部分もあって惜しかったなぁ…という感じでした
ま、お年頃だから
やっぱり恥ずかしいよね(^_^;)
それにしても初伴奏者の生徒さん、
改めてお疲れ様でした!
よく頑張ったね!
伴奏デビュー、本当におめでとう!
そしてもう1人の生徒さんの伴奏とクラス合唱を聴きに鞍手へ…
なんとか1つ前のクラスの自由曲が始まる所で間に合いましたー!
もう1人の生徒さんは…相変わらずです(^_^;)
何がって、緊張を微塵も感じさせないクールなお方(^_^;)
この子はハードスケジュールになればなるほど「良いっすよ。出来ますよ。って言うか、最後まで出来てますから。」と、ポーカーフェイスで気負いなくやっちゃう子なので、本当に恐ろしいのです(笑)←逆にそこを楽しんでいる感がするので、そこがまた素晴らしい♫
よってこれまたお一人目の生徒さんと同様、非常に落ち着いた演奏でした♫
身体も手も少し小さな生徒さんなので、どうしてもスタミナや音量面での課題や、“もう少し立体的な音が欲しいなぁ”という感はあるのですが、それでも彼女の精一杯は出せていたのでは?と思います
あなたのガッツには
いつもひれ伏します(^_^;)
お疲れ様でした!
よく頑張りました!!!
学年が1つ上がると歌声もぐっと声量が上がり、頼もしさとふくよかさなどが聴き取れるようになり、合唱に対する恥ずかしさも若干消えている事が歌声で伝わります
そして3年生の生徒さんのクラス合唱も最後まで聴かせて頂き…
あぁ…やはり3年生だなぁーと思う安定感!
私の生徒さんのクラスはバランスがとても良かった!
ただ各学年に共通する事は男子パートのピッチが不安定で(年齢的な事を言うと声変わりのこともあって、まだまだ声域が不安定なのだと思いますが)「ちょっと聴き辛いなぁ…。」という印象でしたし、講評の先生の仰る通り声出しのバラツキがとても気になりました
お年頃の子たちを束ねて合唱指導をする事は、実はとても大変だと思います
でもそこを抜けた時の表現する解放感や快感は、出来れば早いうちに味わって欲しいと思います♫
合唱って本当に素晴らしい♫
♫
私の住む鞍手町の中学校や近隣中学校では、どうやら合唱の伴奏者選びは全般的にオーディションでの選考ではなく、立候補やクラスのお友達からの推薦、はたまたクラス担任や音楽の先生からのご推薦などなど…の様です
当教室の生徒さん方も推薦を受けての決定であったり、中には誰も手を挙げない状況を読んで「誰もいないなら私が弾いても良いよ♫」と、慎ましく伴奏者が決まった、という生徒さんもいました(^_^;)
決して自ら率先して手を挙げて『私にさせてー!』のタイプではなく、周りとの調和をとても重んじる穏やかで優しい子なので、場合によっては誰かに席を譲れる子なのです!
でも中にはとても残念というか、
いたたまれない生徒さんもいて…
クラスにズバ抜けてピアノが上手なお子さんがいて(この子は文化祭の度に有名になっちゃう)、私もその子の名前は知っていましたし、以前のコンクールの演奏も聴いた事があります
確かに上手です
そのお子さんと偶然にも私の生徒さんは同じクラスメイト
ずっと前から「今回は頑張って伴奏を…」と、いつもは物静かな生徒さんですが、いつになく前向きな意思を生徒さんからハッキリ感じていましたが…
そしていざ蓋を開けてみると、なんと担任の先生が「伴奏は◯◯にするから!」と、問答無用で例の子に決まったと…
確かにこの子自身が人を掻き分けて率先して手を挙げて…というタイプではないのですが、それでもこの子なりアプローチはしていた様で、「頑張って弾いてみたい!」という生徒さんの気持ちが伴奏者選びの選択肢にすらなかったその選び方は(きっと他のお子さん達も同じだった様に)非常に残念でしたし、生徒さんの気持ちを思ったり落胆した表情を見ると、本当に切なくなってしまいました
さぞや悔しかった事でしょう
かと言って選ばれたお子さんにはなんの問題も責任もありません(実力通りによく演奏していました!)
でも…
せめて
せめてね
伴奏者を選ぶ際、せめて同じ土俵に上げてから選んで欲しかったなぁと、音楽と人を導く者の端くれとして強く思いました
今年はそんな切なさと逞しさ、そして瑞々しさが雨上がりの澄んだ秋空と私の心に巡る合唱コンクールでした