それは感覚過敏…ではないかも⁉︎ | 鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

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福岡県鞍手町でピアノ•エレクトーン•リトミック教室の講師をしています!
レッスンのひとコマやPVなお話、マジメなお話から笑っちゃうお話…色々と綴っています♪HPもぜひご覧下さい♪ http://mizumamusicschoolforeb.jimdo.com



音符福岡県 鞍手郡 鞍手町の音楽教室音符
みずま音楽教室




この記事をいつか綴らせ頂こうと思いながら今日に至るのですが(^_^;)実にハッとさせられるお話


ADHDのA君には感覚過敏の傾向があります

どちらかと言えばジャストフィットする様なお洋服よりも服の中で若干身体が遊ぶくらいのサイズ感が好きだったり、特定の素材の肌触り感(起毛などのモフモフな素材)を強く好む傾向が見受けられます

まぁ誰しもモフモフは好きですよね(^_^;)

かと言って普段の生活の中で素材に対する極度な拘りまではないようです


療育的リトミックレッスンを積み重ね、ピアノレッスン歴◯年目のA君

演奏面も気持ちの切り替え含め、心身の成長著しいA君を側で見ていて以前から思っていたことがあります

レッスンの時、彼はいつも裸足
それはリトミックレッスン〜
ピアノレッスン初期の頃のお話

遠い遠い昔こそ“子どもさんだから靴下を履かないくらい別に…”と、訪問時の靴下マナーのことは保護者の皆さまにも強くお願いをするのことはなかった私ですが、「マナーは気づいた人がさり気なく伝えていかなくては。」というマナー講師の方のお言葉に納得し、そしてマナーを知らない大人の方も多いこのご時世、レッスン規約や不定期発行をしています『きょうしつ便り』の中でこの靴下マナーの件を綴らせて頂き、その点は生徒さんも保護者の皆さまもご理解を頂けて有難い限りです


ただ靴下だけに限らず、一部の感覚過敏の方からすれば肌に触れるモノが“肌を刺すような刺激”だったり、“まるで身体の一部無くなってしまったような感覚になる”という方もいらっしゃいます

そういう過敏さに日々悩まれたり苦痛や体調不良を感じていらっしゃる方にとっては、マナーの押し付けは地獄の苦しみかもしれません


ですから“感覚過敏の方はどうぞ無理をせず”と必ずお伝えしています


さて、A君のお話に戻しますが…

ブログの冒頭でも綴っていますがA君には感覚過敏の傾向が見受けられますので、“きっと靴下は締め付けを感じるだろうから履くことは嫌だろうなぁ”と私は勝手に思い、A君の親御さんには靴下マナーを強くお伝えしていませんでした

ピアノレッスン移行後、随分と後になって本人に靴下の件を尋ねてみた事があります

するとやはり「靴下を履くのは嫌だ!」とA君がハッキリ言ったので私も強制は一切せず、素足でレッスンを受けてもらっていました

そこから更に月日が経ち、ある日私はA君のお母様に何気なく靴下の件でお話をさせて頂いたのですが、その時にビックリするようなことが分かったのです!

お母様曰く、A君は靴下を履くことが苦手か否かで言うと確かに苦手(嫌い)だが、実は幼稚園や学校へ行く際に靴下を履くことは特に嫌がらず、又我慢という感じでもなく、“当たり前のように”本人は靴下を履いて行っていたので、レッスンの時も履いて行けると思います、と

(・・?) へ⁉︎

そ、そ、それは一体
どういうことですかお母様⁉︎

私は更にお母様のお話をお伺いしました


すると…A君の中では『靴下を履かなくてはいけない場所』がある様で、その中で学校という場所はやはり彼にとって“お家とは違う特別な場所”という認識なので、本人はとりたてて嫌がらず靴下を履いて登下校をし、学校生活を送っている

しかし“学校とは違う場所でも靴下を履いて行くべき場所がある”という認識がどうやらA君の中では無いようで…とのこと

つまり「『レッスンはお家とは違う場所だから(できれば)レッスンの時も靴下を履こうね。バッグの中に靴下を入れて、レッスンに来たら履こうね!』と伝えれば、本人は受け入れると思います。」と

はぁ〜〜〜!そうか!

場所や場面に対する
認識の問題だったのか!

なるほど〜!

でもお母様…それを早く言って欲しかった(^_^;)

早速お母様とご相談の上、次のレッスンの時にはレッスンバッグの中に靴下をご準備して頂くようにお願いをしてみました(少々実験的に)

もちろん本人が強く嫌がる様であれば強制はしないとお伝えして

次の週、お母様は靴下をご準備下さっていました

靴下マナーの話をA君にしたところ、「えぇ〜!めんど〜!」と言いながらも、極度に嫌がる事もなく靴下を履くではありませんか!!(◎_◎;)

その日は生徒さんの様子を特に注意深く観察していましたが(本人が足下をモゾモゾしていたり靴下に何となく気を取られている様だったら私は本人に無理をさせず、「靴下を脱いでもいいよ!」と言うつもりだったので)

結果的にはいつもと変わらない
レッスンでした(^_^;)

その次の週なんて私が何も言わずとも、A君は自分から靴下を履いて(バッグの中から靴下を取り出して)レッスン準備を整えてくれ、それは今も現在進行形です

お母様の仰る通りA君の中で靴下を履く場所として当教室が認知されていなかっただけでした

そして後から思い出したのですが、リトミックレッスン期でのお母様とのお話の中で、「幼稚園からの帰りにちょっとスーパーに寄ってお買い物がしたくても幼稚園の制服のまま入店することを極度に嫌がるので、一旦帰宅してお着替えをして再度お買い物に行かなくてはいけないんです。買い物は直ぐに済むことなんですけど…」とお母様は仰られていたなぁと私は思い出したのです



という風に『場所と行為・行動の認識のズレ』から生じる『できないという思い込み』

もしかするとお子さんの困りごとの中にこういったケースが潜んでいるかもしれません

例えばお子さんによっては、「お家でなぜピアノの練習をしなくてはいけないのか?(ピアノを弾く場所はレッスンの場だけだと思ってしまう)」ということが意外に絡んでいる可能性もあります


伝え合い、相互確認をしなくては分からないこと(それは親子間だけでなく学校の先生や習い事の先生とお子さんとの間や、子どもさん同士の中でも考えられること)

同じことでも『伝え方・伝わり方』を考えてみる

当然を当然と思わないこと

そして『できないはず・分からないはず』と決めつけないこと


もしかするとその決めつけによってその子の可能性を見過ごしたり、可能性を奪っているかもしれない…

できるかできないかを考えてみる前に人の手や考えが入ってしまい、それが当たり前となってしまうこともあるかもしれない

自分の反省も含め改めてそのことを考え直すきっかけにもなった、忘れられない大切なエピソードです







♪お知らせ♪


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2021年度のレッスン生募集
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休止とさせて頂きます

募集の際は告知させて頂きます♪