タッチ・マッサージをレッスンに取り入れたわけ(長文です) | 鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

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福岡県鞍手町でピアノ•エレクトーン•リトミック教室の講師をしています!
レッスンのひとコマやPVなお話、マジメなお話から笑っちゃうお話…色々と綴っています♪HPもぜひご覧下さい♪ http://mizumamusicschoolforeb.jimdo.com



音符福岡県 鞍手郡 鞍手町の音楽教室音符
みずま音楽教室






私の教室には色んな過敏さを持った生徒さんがいらっしゃいます(実は多少なりとて皆んなにある事!)

聴覚過敏、視覚過敏、そして感触過敏

今回はこの感触過敏の中でも“皮膚(肌)感覚について”綴ってみたいと思います

※感触過敏には口内感触も含まれますが、その事について(特に食事について)拙い文章ではありますが、以前綴っております記事をご一読頂けますと幸いです→リンク



発達障がいや人間の発達過程について学んでいくと、皮膚感覚について学ぶ事が多く、“避けては通れないなぁ”と以前から思っていました

数年前からタッチケアやマッサージが与える好転的な感覚(いや、充填的感覚かな?)に興味を持ち、多くの書籍を読み漁っていましたが、「皮膚感覚だもの!やはり自分が体験しなくちゃ!」と思い立ち、昨年から様々な講座を調べては自分のアンテナにビビッときた講座を受講させて頂きました

少し医療寄りのタッチケア・マッサージケア講座にも参加させて頂きましたし、リトミックの先生として大人気のNANA先生(ななぞうし先生)チームのベビータッチ講座(京都にて)を受講させて頂き、側から見ると“触れるだけ”という一瞬お手軽感!?の中に潜む(笑)タッチが与える安心感や肯定感、そして発達促進の奥深さを実践的にとても楽しく学ばせて頂きました

でもこのお手軽感はお忙しい親御さんにとって心の救いでもあり、とても大事な事だと思います

NANA先生をはじめとする指導チームの先生方や同じく受講された先生方がとても明るくてお優しくて、そこにいらっしゃる先生方皆さんのお人柄が伝わる温かい講座でした

そして乳幼児さんの発達と医療の面でのお話もたくさん伺う事ができて本当に勉強させて頂きましたし、私がタッチに関して密かに思っていた事がNANA先生方のタッチ講座の中のお言葉や実践の中に沢山盛り込まれていた事は、私の大きな大きな支えになりました!(その節は本当にありがとうございました!)


実は以前からリトミックレッスンの項目に“ふれ合い遊び”としてタッチを取り入れていたのですが、いくつかのタッチやマッサージ講座を受講した後、個別リトミックレッスンのお2人の生徒さんに改めてタッチ・マッサージを体験して頂きました

Aちゃんはその当時から触れられる事に拒否反応が無い子だったので、タッチの時間をとても楽しんでくれていました♪

身体全体に対して行うタッチもあれば、その他のタッチ講座で学んだハンドマッサージの手法を少し取り入れてみたり…

身体全体に対してのタッチはお洋服の上から、そして手や腕、足などの部位に対してのタッチ…というよりもマッサージかな?の時は、私の場合はミルクローション(柑橘系の香りが圧倒的に人気です!)を使ってのマッサージを行いました

※個人的な考えがあり私はオイルを使用しません
※ミルクローションが苦手な方はナシでもOK♪
お洋服の上からでもタッチは出来ます♪

そのタッチやマッサージの準備に入ると、Aちゃんは“おっ!マッサージだ!”とどうやら分かるようで、私の前に腕をひょいと出すんです(笑)

ここ最近はレッスン内容も忙しくタッチやマッサージの時間が取れなかったのですが、ある日ふとした時に時間が空き、「久々にマッサージしよっか?」と私が言うと、やはりAちゃんは腕をひょいと前に出して待っていました!(笑)

重度の知的障がいがあるお子さんですが、気持ちのいいモノはちゃんと自分の中に残っている…嬉しくて驚きました(^^)

その日は特別に足のマッサージもプラスしましたが、Aちゃんはもう夢見心地(笑)

側にいるお母様も「ちょっと…アナタ…羨ましい…。」と呟いていらっしゃいました(^^;;




Bちゃん…色んな過敏さがあるお子さんで、それ故の困り感が多くあり、その事が上手く伝えられず強い口調や行動に表れるなど、一時期かなりの大波が続いていました(瞬間的に気分がジェットコースター並みに乱高下するので、精神的にも体力的にも本人はとてもシンドイのです)

かける言葉やアプローチ、間合いをよく考えながら接してみたり、時には物理的な距離を取るなどしていましたが、本人のその時々の心身のコンディションもあり、一緒にレッスンに参加して下さるお母様もとてもお辛そうでした

その子には感触過敏もあります

本人にとっての好きな肌触り(触れたいと思う肌触り)や落ち着く肌触りには自ら手が伸びますが、逆に自分に触れられたくないというお子さんもとても多く、この点は珍しいことではありません

Bちゃんはまさにこのタイプ

心身の波もあったBちゃんにタッチやハンドマッサージをレッスンで試みたのですが、その時はとてもこそばかった様で、寝転んだり椅子に座って待つ時間が耐えられなかった事もあり、「もうイイ!」と(^_^;)

感触過敏だから当たり前ではありますが、私がもたついたり下手だった事もストップの原因だったのかもしれません(泣)私も余り悲観する事なく、「まっ、またいつかやってみよう!」くらいでタッチ・マッサージは少しお休みしていました


ある日のこと…


Bちゃんとのレッスンで少し時間が余り、お母様とマッサージのお話しをしていましたら、Bちゃんの中で過去のマッサージの記憶がふと結びついたのでしょうか、「マッサージして欲しい!」と私へ突然のリクエストが!私もお母様もビックリ!

「いいよー!せっかくのリクエストだから、先生張り切っちゃうぞ!」と、久々にハンドマッサージをしてあげました

多分今迄のBちゃんとのマッサージタイムの中で、1番長く時間をかけてあげられた…つまりBちゃんが身を委ねてくれたのでした

少し前だったら直ぐに「もういい!」と言っていたBちゃん

マッサージする私の指や手の動きをリラックスしながら眺めていました

物凄く落ち着いていて、お母様がさり気なく「どんな感じ?」と尋ねると、「気持ちいい。」と伝えてくれました

圧迫接触を好むお子さんにはきっと好まれるかな?と思い、私がその当時覚えたちょっとした小技?(笑)を行なってみたところ、(多分そのフォムーム?自体も見た目に面白かったと思うのですが)とても気に入ってくれて暫く見られなかったその子の穏やかな表情を見る事が出来ました



ここは音楽レッスンの場ですから、本来は音の持つ様々な力で生徒さん達の気持ちを穏やかにしたり、思いっきり弾けたりと心身の解放の場や表現の場にして欲しいのですが、その時のコンディションによってはどんなにきれいな音でも、面白い音でも、それが必要ではない時もあります

その日のレッスンプログラムがまるで学校の延長線上のように“やらなきゃいけない事”と感じてしまって、キツくてキツくてたまらないと感じるお子さんもいらっしゃいます

当然ながらその場に居て下さる親御さんも辛い

そんな時カリキュラムを丸ごと飛ばして、ふわふわのラグの上で全身を使ってゴロゴロ回る、肌触りの良いブランケットに身体を包んでブランコしてあげる…そしてタッチやマッサージをしてあげると、心の解けていくさまが本当によく分かります

余計な事は語らず、触れる感触のみに集中し、そこに“快”しか存在しない状況を作ってあげる事は、相手に身を委ねる解放感や許す感覚を得ると共に、自分の身体と自分自身を愛してあげる事に繋がると思うのです

場合によってはそこが満たされない限り、どんなにステキな童謡もショパンもただの騒音になってしまうかもしれません






形や色、温度や匂いのない音楽という芸術は、形や色、温度や匂いを感じさせる奇跡のような物…ギフトだと私はいつも思います

その事を通じて人間が感じる喜びや幸せ

私はこの事をいつも感じて、それを信じてレッスンを行なっていますが、人間の成長・発達過程において聴覚への刺激の前に(また早期学習よりももっと前に)、触れる事で満たされる快の感覚や幸福感を最優先にしなくてはいけない時もあると思います(発達の順番を飛ばさない・急がないように)

それは呼吸も全く同じ事で…だから私はレッスンにヨガを取り入れています(呼吸の意識と内観・静観、ボディーパーツや動きの意識を高める為に)



親御さんがお子さんと
添い寝をしている時に感じる
寝息や心臓の鼓動

そして親御さんが
何とも言えない間合いで
お子さんの身体を優しく刻む
“手のトン トン…”

あのタッチ(感触)と温もりとリズム

私はこれこそが
究極の音楽でありリズムであり
識別・認識・愛着・受容・
コミュケーションなどの
全ての始まりだと思うのです

そしてこのタッチは赤ちゃん時代限定の
特別な行為ではなく
お子さんが小学生になっても
中学生になっても行なって良い事なのです

なぜなら…
私たち大人も手を触れてもらう事や
ハグで心が解けていくでしょう?
(^_^)


♫


因みに…数あるタッチやマッサージの関連書籍の中で、先ずご紹介させて頂きたい書籍があります

息子さんへのタッチを長年実践されながら、発達の観点からのタッチのお話やお母様としての思いや視点、過去のご経験等をまとめられた“おーこさん”(アメブロユーザー)の書籍

何度も何度も読ませて頂きました

購入させて頂いてから随分と遅い紹介となってしまいましたが、おススメさせて頂きます♪





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