今お母様方がお子さんの何に対して悩んでいらっしゃるのか…お子さんの課題もそうですが、「お母様の視点」が分かり、何かのヒントになったりもします
障がい児との接し方の中でよく言われている事は「とにかく褒める」
これ…厳密に言うと、私的にはちょっと異議あり…なんです
闇雲に褒める事は、その子にとって間違いも正しいと認識してしまう場合がありますし、状況次第では取り組んだ=完成した(成功した)と取り組みをやめてしまう可能性もあるからです
その子の理解度によってポイント=何を出来たとするのかを決めて(勿論、お子さんによっては“先ずは取り組めた事を良しとしよう‼︎”と言う場合もあるでしょう)そこに対して褒める事は間違いでは無いと思います
ある生徒さんのお母様が何気無くお話された「私はパパにいつも言うんです!この子が出来ていない事に対して何でもかんでも褒めるのはやめてって。」この言葉、とても印象的でした
こちらのお母様はお子さんへの言葉掛けが本当に素晴らしくて、実は私、とても尊敬しているのです
あくまでも先程のお母様のお言葉は“考え方”
お母様はお子さんへの伝え方を熟知していらっしゃるので、言葉掛けのタイミング•シンプルな言葉使い•自尊心を傷つけず、ポイントを絞った言葉使いをされます
お子さんの小さな一歩や振り絞った勇気には大いに褒める‼︎しかし出来ていない状況で有りながら、何もかもを褒める事はちょっと違うかな⁇
「ここまでは上手に出来たね‼︎頑張ったね‼︎」と言う“線”をお母様は意識していらっしゃるのでした
お母様のこのお考え、私も経験済みなので分かるのです
実際に他の生徒さん(障がい者)とのレッスンであった事なのですが…生徒さんが当時取り組んでいた曲の中に、生徒さん的には難しい演奏部分があったのです
そこを習得すればこの曲は通奏出来るのですが、そこがなかなか難しい‼︎
生徒さんは練習定着が難しい方だったので、レッスン=練習時間と言う状況でしたからT^T余計に習得への理解と時間が掛かってしまうのでした
生徒さん自身も早く完成させ…と言うよりも飽きちゃうし(笑)新曲へ移りたい気持ちがあるのです…
すると生徒さんはその箇所をミスしても「やったぁ…。弾けたぁ…。」と、演歌歌手の方が遠い目をしながら小声で「ありがとうございました…。」と深々とお客様へお辞儀する雰囲気でf^_^;要はそこを「はい、出来ましたよね、先生!はい、終わりましたよね、先生‼︎」とする様になったのです!(◎_◎;)
な、なんと言うテクニック⁉︎f^_^;
こちらの生徒さんはある意味イメージ美人!
演奏中の生徒さんは“ステージに立つ自分”をイメージしています(^_^)
見事な迄のイメージ力のお陰で良い練習や演奏結果に繋がる時もあれば、上記の様な場合も有り、若干スルースキルの一つとして使ってしまう事を私は分かってしまったのです‼︎
それは他の曲でも見受けられました
こちらの生徒さんのお母様はとてもメリハリが効いたお母様なので、ご入会当初から「間違っているモノは間違っている。ダメなものはダメと遠慮無く言って下さい。」と仰いました
これはこちらのお母様と生徒さんだからこそ可能なアプローチなのですが、私もその点を伺って、そして先程の様な場面に出会う時は「今のは違うよね!」と、伝える様になりました
では1番最初の生徒さんに対して、そのアプローチでは…うーん…パニックになっちゃうかも⁉︎
きっと殆どの方がそうだと思います
となると…やはり“出来た事”に対して認め、褒め、残った課題に対しては“こうなるとイイよね♪”と促す
「ココはよく頑張って弾けたね。
手の形も姿勢も良いです。
指が大きく動いて元気に弾けました!
じゃあココのメロディーは、少し小さな音で弾いてあげようよ♪」
“出来ていない”とは言わず、“ココも頑張ろうよ!”や“ココも出来るよ!”、“出来そうだったらやってみて♪”
この言葉かけであればお子さんの自尊心を傷つけず、課題に対しても意欲を持って取り組め、前へ進めるかもしれない
それぞれのお母様方のお考え、その子にあった対応…講師の私はメモるしかありません‼︎f^_^;
不思議とお母さん方は「これまでそうやって来ましたから。当たり前の事です‼︎」と仰られるのですが…やっぱりお母さんって偉大だなぁ~と、いつも感じます
みずま音楽教室HP→☆