いいだろう・・・これ
やじんの干物リヤカー
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前日の夕方漬け込んだ牡蠣を翌日風乾した。
野人特製の「干物乾燥器」に入れて屋外の日陰で風に当てる。
こうしないとカラスや猫が野人にことわりなく持ち去ったり、ハエなどが寄って来る。
途中、裏返しにして表面が乾くまで日中いっぱいかかる。
想像してみなさい・・・
牡蠣を一個一個ひっくり返すのは、餅や干物魚をひっくり返すのと違ってイヤになって来る。
面倒で・・面倒で、当然野人には無理、誰かにやっていただいた。
次の生牡蠣を粗塩やワインで下ごしらえしなければならないのだ。
根気はいるし、火から目が離せない。
表面の乾いた風乾の牡蠣は、夕方からスモーカーに入れ、朝まで山桜で燻す。
翌日見ると素晴らしい出来栄えだった。
いつもよりやや塩辛いがまあ良い、2回目はやや薄口にしよう。
20キロを加熱して16キロ、風乾とスモークで水分を抜いて12キロ。
歩留まりは60%、つまり重さでは半分以上の風格を維持している。
加熱して半分以下になるのが通常だが、乾燥させて三日がかりでこの重さ。
この牡蠣の濃厚さは尋常ではない。
おまけに・・プリンプリンして妙に色っぽいのだ。





