11月30日に一番近い日曜日から12月24日までの、キリスト教西方教会においてイエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことで、今年は今日、11月29日から。
ヨーロッパではこの期間に食べるクリスマス菓子が国によって色々とあり、少しずつ切り分けて食べながら、クリスマスがやってくるのを待ちます。
私はキリスト教ではありませんが、アドベント菓子は大好き!
クリスマス当日は夫が会社の付き合いでってくる数種類のケーキを楽しみに、私のクリスマス菓子作りは12月の前半で終了するのですが、その間これらのお菓子をみんなで食べたり飾ったりしながら、一年を振り返っています。
今でこそアドベント菓子を家で色々と焼きますが、まだ作れなかった頃はもっとメジャーではなかったお菓子を、通販やパティスリーでそれぞれ取り扱っているところを探して買ってきて、ちょっとずつ食べるのも楽しみでした。
ということで、クリスマス時期に合うお菓子やケーキはこれから追々焼いていくとして、今年のアドベント菓子が下の写真です。
毎年変わらない定番ばかりで、毎年書くことも同じなのですが、今年は大幅に作り方を変えたお菓子もあるので、近日中にレシピを残したり一覧にもしたいと考えています。
そういえば昨年のアドベントの記事では、2015年は一眼レフに挑戦してみたいと言っていましたが、結局まだスマホの撮影です…

◆シュトーレン(上の写真の右中央)
ドイツのアドベントに欠かせない、フルーツがたっぷり入った発酵菓子。

◆クグロフ(中央・左中央)
フランスのクリスマスやおめでたい日に食べる発酵菓子。
私はこれに使ったシロップをとっておいて、パネトーネやパンドーロが固くなったらしみこませて、クリームを添えてサバラン風として食べます。
バターケーキではなく発酵菓子としてのパンのようなレシピですが、その発酵菓子のほうのクグロフを、マリーアントワネットは毎日食べていたのだとか!?

◆ダンディーケーキ(中央右)
スコットランド地方・ダンディー発祥の、たっぷりのフルーツ入りバターケーキ。
今年はフルーツを洋酒漬けのみで作ったので、すごく洋酒が効いていて家族内でも好みが別れました。

◆パネットーネ(右上)
イタリア・ミラノ銘菓、フルーツが入ったリッチなブリオッシュ生地で作る発酵菓子。
(この写真は3年前のもの)

◆パネトンチーノ(右上)
小さなパネットーネ。
◆パンドーロ(中央奥)
“黄金のパン”という意味の、卵黄でイタリア・ヴェローナ発祥の発酵菓子。
(写真は2年前のもの)
断面は星の形。普段はパン型として使っています。
スライスして少しずつずらして重ねるとツリー風。

◆パンドリーノ(右中央)
小さなパンドーロ。
昨年焼きムラのない念願のスチール製を見つけて購入したので、美味しそうな焼き色にうっとり。
先の一昨年のパンドーロの写真の脇に写っている、シリコン製のパンドリーノで作った時のものとは歴然の差。
粉糖は好みで。

◆バニラキッフェルン(バニラキプフェル・下中央)
オーストリアの、三日月(馬の蹄)の形をしたアーモンドとバニラの香りが贅沢なクッキー。
たくさん作って缶に保存し、1月いっぱいまで食べるのだそう。
◆チョコの家
チョコの家はクッキーみたいに湿気らず、クッキーより組み立て簡単&長く飾れます。
チョコの家型はほかにもいろいろな形があるので、つい欲しくなっちゃうのですが、この時期だけしか使わないので迷うところ…
◆ジンジャーマンクッキー(中央下)
今年はナツメグ・ジンジャー・シナモンを加えて焼いた、スパイスクッキー生地で。
ジンジャーマンには、子供たちとアイシングで顔を描きました。
◆ホットワイン(ヴァンショー・グリューワインなど 左下)
ヨーロッパのクリスマスには欠かせない、スパイスで風味をつけた、甘くて飲みやすいホットワイン。
美肌・健康効果有。
++++++++++++++++++
アドベント菓子は、日持ちしたり、時間がたっても美味しく食べられるものがたくさん。
例えばクッキーやチョコレートの家を作る時には、組み立てるだけにパーツを焼いたり固めたりして準備しておき、時間がある時に組み立てています。
組み立てる前後のクッキーの家、バニラキプフェルやジンジャーマンなどのクッキー類は、適量のシリカゲルと一緒にシーラーで密封すれば1ヶ月ほど持ちます。
シュトーレンは熟成期間が必要なためいつも1~2週間前、ダンディーケーキも同じ理由で食べる日の2~3日前に焼いています。
パンドーロやパネットーネはフルーツが入るか入らないかで生地は同じなので、ニーダーで一度に仕込みます。
(ニーダーを使わない場合は、パネットーネ&パネトンチーノ、パンドーロ&パネトンチーノの生地をそれぞれ一緒に仕込みます)
これらはお茶の時間はもちろん、朝のパン代わりに食べたり、固くなったり冷凍保存しておいたものには、洋酒入りのシロップ、またはクグロフ作りで残ったシロップを吸わせて甘くないクリームを添え“ババ”や“サバラン”風にして食べるのが好きです。
それぞれのレシピは近日中にアップします。