ミンスパイ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

中世から何世紀にも渡り食べられ続けているイギリスのクリスマスに欠かせない伝統菓子、ミンスミートパイ。

ミンス=ミンチなので、直訳すると“挽き肉”ですが、フィリングはドライフルーツです。

その由来は、昔は本当に挽き肉が入っていたことからで、詳しくはミンスミート の項にも書いていますが、クリスマスの十二夜(12月26日~1月6日)にかけて1日1個のミンスパイを食べると、その年は健康で幸運が訪れるとされている縁起菓子でもあります。

 

そしてその年最初のミンスパイを食べる際、口に出さずに心の中で願い事をしながら食べると叶うと言う言い伝えも。

クリスマスプレゼントを届けてくれるサンタさんのために、イギリスの子供たちがイブに準備しておくのもミンスパイ。

一緒に添えておく飲み物はシェリー酒やラム酒にブランデーなど、お菓子作りでも活躍するお酒が主ですが、ミンスパイはもちろん紅茶との相性は抜群なので、サンタさんがお酒を飲めない場合は紅茶もおすすめです。

 

でもそんなミンスパイ、クリスマスに食べるのは違法なのだとか…!

と言ってもこれは18世紀に政治家が定めた贅沢禁止令がそのまま残っているものなので、現代ではこの法律違反を犯しても罪には問われることがないのですが、その際もっと大きく作られていたミンスパイを、見つからないようにこっそり小型化して食べられ始めたのがこの頃なのだそうです。

そしてパイにふたとしてかぶせられた生地が星の形をしていることがありますが、それは東方の三博士を模しているそうです。

十字に切れ目が入っているものは、キリストの十字架から。

 

近年は伝統的なショートクラスト生地(フランスのパートプリゼ・練りこみパイと似た生地)ではなく、パフ生地を使ったり、クリームを絞ったりとアレンジされたものも人気とのことなので、もしかしたらこれからも時代と共に少しずつ変化してゆくのかもしれませんね。


 

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~作り方~


 5~6cmの丸タルト型 または 3.5×h2.5cmミニマフィン型 12個分

 

 ☆ショートクラスト生地

  薄力粉 120g

  無塩バター 60g

  冷水 35cc

  グラニュー糖 10g

  塩 1g

 

 ☆照り用・仕上げ

  ミンスミート 150g

  溶き卵 または 牛乳 適宜

  粉糖 または グラニュー糖 適宜


 

①ショートクラスト生地の材料で、練りこみパイ生地レシピ の1~4までを参照して生地を作る

 

②オーブンを200度に予熱し始める


③台や麺棒に打ち粉をして、冷えた生地を3mm厚さに伸ばし、6~7cmの丸または菊の抜き型で12枚抜いたら型に敷きこむ

 

④型に敷きこんだ生地にミンスミート(目安12g)を詰め、残りの生地を5~6cmの星か菊の型で抜いて蓋をし、生地同士が接した部分を軽く押す


⑤上面に十字に切り目を入れるかフォークなどで空気穴をあけ、刷毛で溶き卵か牛乳を塗り、予熱したオーブンで15~20分焼成

 →中まで火を通す必要はないため、焼き色がついたら取り出す

 

⑥冷めたら好みで粉糖やグラニュー糖をふる


 

~食べ方~

 そのまま、または高温(180~190度)に予熱したオーブンで5~6分焼く。

 電子レンジでは生地の食感が損なわれるため使用しないこと。

 あればゆるくホイップしたクリームやカスタード(アングレーズ)ソースを添える。

 バニラアイスクリームもおすすめ。


 

~保存・期限~

 焼成後は密閉容器などに入れて冷蔵保存 2~3日。

 冷凍保存も可。

 その場合冷蔵庫か常温で解凍し、先の食べ方を参考に温めなおして食べる。