“千枚の葉” という意味の名前の通り、サクサクとした層とクリームのバランスが絶妙なミルフィーユ。
パイ生地は難しいイメージが持たれがちですが、速成の練りこみパイ生地なら簡単に作ることができます。
ちなみにフランスで “ミルフィーユ” と言うと「千人の娘さん」という意味の発音になり、本来は“ミルフイユ”という発音のほうが近いそう。
意外と迷う切り分け方も必見です。
~材料~
6×18×H5cm
☆パートプリゼ
薄力粉 100g
無塩バター 60~70g
冷水 35g
塩 0.5g
グラニュー糖 1g
☆カスタードクリーム
卵黄 1個分 (15g)
砂糖 20g
薄力粉 7g
牛乳 80cc
バニラのさや 1cm分
バター 3g
☆ホイップクリーム
生クリーム 20cc
グラニュー糖 3g
☆飾り
ミント・粉糖・いちご・アーモンドスライスなど 適宜
①パイ生地を作る
→基本の練りパイ生地を参照
→生地を寝かせている間にクリームを作る
②クリームを作る
1.卵黄をほぐし、砂糖・牛乳大さじ1・薄力粉・バニラをなめらかに混ぜいて、残りの牛乳を少しずつ加えながら溶き伸ばし、小鍋に入れて泡だて器か木べらで混ぜながらとろみがつくまで中火で加熱し、小麦粉にしっかり火を通す
→バニラビーンズがなければ、最後にエッセンスを混ぜる
→だまにならないよう注意、だまになってしまったら後でバットに流し入れる際に漉す
2.バターを加えて溶かし混ぜてからバットに流し入れ、表面にぴったりとラップを張り付けて冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間~冷やして、再度泡だて器でなめらかに混ぜる
→うまくできていれば、冷やしたあとに生地がつかずにきれいにラップが剥がれる
3.生クリームとグラニュー糖を角がたちぼそぼそになるまでホイップし、カスタードとなめらかに混ぜる
→カスタードが柔らかくなりすぎず、卵の風味も柔らかくなる
4.丸口金をセットした絞り袋に入れておく
③パイ生地がしっかりと冷えたらまずオーブンを200度に予熱し、その間にパイ生地を18×30cmに伸ばして全体にピケし、予熱まで時間がかかるようであれば天板ごと冷蔵庫で冷やしておく
④200度で20分焼成後、180度に下げて10分焼成
⑤パイの端を切り落としてから3等分し、パイとクリームを交互に重ねる
→切れ端は崩して使うので残しておく
⑥はみ出したクリームと残りのクリームを側面全体に薄く塗り、パイの切れ端を崩したクラム(またはローストしたスライスアーモンド)を貼り付け、上面に粉糖を振り、冷蔵庫で落ち着かせる
~バリエーション~
☆ミルフイユ・ロン
…丸い形で作り、表面に粉糖を振る
☆ナポレオン・パイ(ミルフイユ・オー・フレーズ)
…クリームと一緒にいちごを挟む
☆ミルフイユ・グラッセ
…フォンダンがけし、表面に矢羽根模様を描く
~切り分け方・食べ方~
ホールの場合、まず上面のみ等分してから、よく切れるパン切り包丁などを生地に垂直にあて、小刻みに上下に動かしながら切るとつぶれない。
最初から一人分ずつ個別に作っておきたい場合は、3等分したパイを更にそれぞれ等分してからクリームと重ねると安心。
ラフに重ねて芸術的に仕上げても。
また、上面に来るパイのみ切り分けておいて仕上げ、出来上がり後にその切込みを目安に全体を切り分けると楽。
食べる時も、横に倒して、垂直にフォークを入れると食べやすい。


