もう終わっている八百長沖縄知事選挙 1 | きなこのブログ

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日本を明るい未来へ…

[1668]次の沖縄の知事選挙は、出来(でき)レースで八百長でもう終わっている。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

スコットランドの独立をめぐる住民投票(9月19日)は、独立派が、45%しか取れなくて、敗北した。

しかし45%も取れたので、次の10年後の闘いに備えている、ということらしい。 

原住民というコトバを使うと失礼だろうが、土着の民の、現地からの、素朴な自分たちの土地を愛する、長い歴史の、差別と虐殺と、圧政からの苦難の闘いに根ざす運動に、私は、日本人として、遠くから熱い共感の念を抱いている。

スコットランドの愛国者で、独立の英雄ウイリアム・ウォレス ( Sir William Wallace , 1274-1305)の戦いのことは、私は自分の政治映画の本の中に以前、書いた。
イングランド軍をスターリングの戦い(1297年)で打ち破ってイングランドに迫ったが、狡猾なイングランド王エドワード一世に破れて、ウォレスは、車裂きの刑(八つ裂き)にされた 。

スコットランドの動きは、日本の沖縄(旧、琉球王国)の独立へのこれからの長い道のりの道標(どうひょう、みちしるべ)となっている。私は、そのように強く感じている。
私は、その一方で、今、世界中に徐々に形成されつつある 6つの帝国 (エムパイア。その6つ帝国の話は、今日は出来ない)の中で、


内部のヒビ割れのように、地域住民が独立を求めて闘うことは、
ヴァルカナイゼイション( バルカン半島 化)であるから、

国家の、求心力と国力の衰退でもあるから、
これまでの国家像(国家観)=ネイション・ステイト(国民国家論)の変貌でもある、

と分かっているので、複雑な気分だ。
世界中の各地域で、今、このヒビ割れのような、ヴァルカナイゼイションの動きが出ている。 

次はスペインのカタルーニャ地方の分離独立を目指す(先日、160万人が、V字型 の大集会を開いた)住民投票(ナショナル・レファレンダム)である。 
歴史的に、帝国の内部には、自治州という名の小さな民族地区がたくさん点在する。

私が、今、書いているのは、この11月16日に迫ってきた 沖縄県知事選という日本国の政治スケジュールで大切な、山場のことで自分なりにピンと来たことがあるので、書く。 

それは、植草一秀氏が、9月18日に、ご自分のブログで、


「 埋立承認撤回提唱 喜納昌吉氏を 岡田克也が攻撃へ 」
(植草一秀の『知られざる真実』)
2014年9月18日


を書いていたからだ。
これで、沖縄の現状がどうなっているのか、決して現地からの分析ではないが、より大きな国民政治として分かった。

植草氏は書いている。
(引用始め)

11月16日に投開票日を迎える沖縄県知事選。
最大の争点は辺野古海岸を破壊して米軍基地を建設することの是非である。

沖縄県民は2010年の知事選で、辺野古米軍基地建設=NO の意思を明示した。
・・・・翁長(おなが)氏が、

「(普天間基地の移転先の辺野古崎 の) 埋立申請承認 撤回」
を拒絶するなら、翁長氏の辺野古基地建設阻止は「フェイク」であると言わざるを得なくなる。


翁長氏は、辺野古基地建設 阻止 を明示するなら、 「埋立申請 承認 撤回」 を 公約に掲げるべきである。


翁長氏がこれを最終的に拒絶する場合、辺野古基地 建設 阻止を求める沖縄県民は、まがいものでない、本物の辺野古基地建設阻止候補を擁立しなければならない。・・・

(引用おわり)

植草一秀は、はっきりとこのように書いた。

これが、沖縄の米軍の県内移転に反対する多数派県民の意思であるべきだ、と植草氏は、明瞭に書いている。


ところが、沖縄政治は、またしても、複雑骨折を起こして、さらに 奇っ怪な動きになっている。


私は、植草一秀 の文を読んだだけであって、沖縄の政治の動きを追いかけてきたわけではないので、(これまでに5回、沖縄に行ったことがある)これまで何も書かないで来た。


しかし植草一秀の文を読んで、分かった。
それは、 次の知事選では、すでに、 基地移転反対派である、翁長雄志(おながたけし)氏が、内部の根回しだけで、勝つことがすでに決まってしまっており、

「自民党は、勝たなくてもいいから、負けなければいい」
という、寝業師(ねわざし)政治の場になっている、ということだ。

翁長新知事は、知事に就任したら、すぐに、複雑な態度に出て、すでに実質的に始まっている辺野古崎(へのこざき)の埋め立て工事の続行を、ぐずぐずと認めてしまうだろう。
私は、菅義偉(すがよしひで)官房長官が、

かつての野中広務(のなかひろむ)幹事長(2000年頃)と同じ、
ドスの効いた上手(じょうず)、の寝技師の政治をすでに行っていて、

「自民党は、政権党=権力者であるから、国民、住民に、すいませんネ、すいませんネ、と言いながら、政治目標を達成しさえすればいい」


という狡猾な戦術に出て、そして、すでに勝利している、と分かった。
「原住民どもの反抗心 など、上手に騙してしまえば、いいのだ」

という、いつもの中央政府=権力者たちの ズル・シャモ(シャモは、アイヌ人からの本土人への侮蔑語)のやり方だ。 


そして、一番、大きくは、
アメリカ帝国が、

日本政府(自民党という狡猾な集団)という原住民どもを上手に騙して、
資金を奪い取って、

貢がせればいいのだ、
という やり方の 小型のひな形だ。


私、副島隆彦は、うしろの方に載せる 朝日新聞の8月27日の記事の中の 次の一行に、注目する。 
「 仲井真(なかいま、現職の沖縄県知事 )氏は 同日、予算に関する要望で菅義偉(すがよしひで) 官房長官と面会。辺野古移設反対を掲げて知事選で激突する見通しの翁長雄志(おながたけし)那覇市長も同席した」 

となっている。
なーんだ。もう全部、出来上がっているではないか。

この菅(すが)官房長官の沖縄の知事選対策は、この2人の候補者が 「同席して3人で話し合った」 時点で全部、決まりだ。
翁長雄志は、菅義偉の言うことを、きちんと聞いている。

ということは、


次の沖縄知事選は、そのものが、ヤラセのインチキ、談合選挙だと、すでに決まっている、ということだ。


インチキ選挙だと、一番乗りで気付いた、植草一秀に、政治言論人としての明晰さがある。

だが、

現実政治の泥臭い、この原住民たちの複雑な、ドロドロの、おカネの問題が、あれこれ絡(から)んだ世界を抜きに、あんまり綺麗事(きれいごと)で、政治問題を語るべきではない、

と、私、副島隆彦は、真実暴露路線 の言論人として、思う。

既に菅義偉の勝ちだ。
だから、11月16日の沖縄知事選はヤラセである。

ボスたちの談合(だんごう)である。


自民党は、このままでは、現職の仲井真(なかいま)知事では勝てないと、分かった。
それは、この4月ぐらいに判明した。


それでも、アメリカ政府から無理やり約束させられた
「普天間の武装ヘリ(アパッチやコブラ、ブラックホーク他。戦闘ヘリ)とオスプレイの基地の、辺野古崎(キャンプ・ハンセンの一部)への移転」

を、属国=従属国の首領として、アメリカからの脅しに屈して、呑んで、ジリジリと実行しなければ済まない。


私は、沖縄原住民代表の仲井真弘多(なかいまひろかず)知事が、今年の1月19日に、苦渋の選択をして、


「普天間基地の県外、国外への移転」
の態度を翻し、

「辺野古崎の埋め立ての承認」
に回った、その苦渋の選択を理解する。

原住民の代表は、このようにして、歴史的に、数々の屈服と妥協(その代わりに、現地への旧倍の恩恵=カネの支払い)をして来た、と分かっている。
裏切り者、と呼ばれる立場になった仲井真知事は、自分の役割を終えて、しょんぼりと静かに消えてゆく。


それが、地方政治家たちの運命だ。


それは、これから、5基、10基と、最新鋭の原発から、順番に原発が再稼働してゆく、各県の知事たちの運命と同じだ。
すべては、スケジュール闘争の、条件闘争の、「金目(かねめ)の話」だ。

福島県知事選も、同じようにして、
「自民党が勝たなくてもいいから、負けないようにしろ。原住民(=地元民)を、上手に、騙して、寝た子を起こすな。騒がせるな。静かにさせたまま、上手に騙してしまえ。一部の強硬な反対派は、孤立させてしまえ」


という懐柔(かいじゅう)、籠絡(ろうらく)政治を続ける。 
このことを腹の底から、知った上で、それではどうするか、を考えるのが、本当の政治知識人のやることだ。


優れた脳の使い方というものだ。 
自分自身の大したことはない頭と嫌(いや)がらずにきちんと、向き合うことだ。

より大きな世界政治から見たら、日本国代表の 安倍晋三や菅義偉たちも、アメリカ帝国から見たら、将棋の駒(こま)であり、使い捨ての対象である。
このことを、私たちが知るなら、なーんだ、同じことなんだ、と分かる。 

安倍首相や、寝技師の菅官房長官が、だから、それほど威張れる立場でもない。
彼ら自身が、自分が、アメリカさまへの貢係(みつぎがかり)であることを腹の底から知っているから、あのような不愉快そうな顔になっている。

そこまで分かってあげて、それからが、本当の政治評論、政治分析 だ。
今の日本の政治家など、世界政治のプレーヤーになっていない。

世界政治の舞台からは、ひよこ扱いの、どうでもいいような小物ばかりだ。
第一、頭が悪い。悪すぎる。そのことに自分たちで自覚がない。


日本から比べたら小国のはずの韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のほうが、よっぽど、ずっと世界政治のプレーヤーとして、堂々と振舞っている。


彼女の腹の座った、お父さん譲りの深い決意が、日本人のそこらのアホたちには分からない。


小沢一郎を潰(つぶ)したあとの日本の政治家には、、世界から相手にされるような玉(たま)はいない。


世界の6つの大国たちと、対等な交渉など、出来る頭脳ではない。