自然災害の予知で見えるもの


----二〇〇八年は前年に引き続き、世界中で大きな自然災害が発生しました。

五月二日から三日にかけては大型サイクロンがミャンマーを直撃し、同月十二日には中国四川省で大地震が起きたのは記憶に新しいところです。これらは予知していたのですか。


ええ、ミャンマーと中国、どちらの自然災害も事前に予知夢で知り、手紙を関係先に送っていました。
四川省の大地震については中国の国家主席あてに出して、受け取り証明もいただきました。
ですから、政府当局にちゃんと届いたことは確認しています。
この手紙では四川省だけでな-'ほかにもい-つかの地震について記しています。
しかし残念ながら、受け取り証明をもらっただけでそれ以上はなにも反応がなく、結局地震は実際に起きてしまいました。

----地震やサイクロンは夢のなかでどういうふうに見えるのですか。
映像が浮かぶのでしょうか。
死者の数は頭に浮かんでくるのですか。


映像や音はたしかに浮かんで-るのですが、それは映画やテレビと違って三次元的なものです。

たとえば事件の予知夢では、わたしの肉体は実際には現場にはいないのに'まるでそこにいるような感じがするのです。

現場の出来事はすべて体験します。

また、誰かの声が頭に入ってきて、何月何日、場所はどこ、といったくわしい情報がわかります。

一晩でひとつから九つくらいの夢を見て、それが平均六日間続きます。
目が覚めたらすぐにメモをとり、手紙に書き起こして関係者に送ります。


死傷者の数も声が教えてくれるのですか。


そうです。
日付や場所などの数値的な情報は実際には変わることもありますが'未来の出来事のなかに自分がいるのははっきり感じ取れます。


たとえばミャンマーの場合、被害の規模だけでなく、現地で人々が走り、叫び、泣きへ命を落とす様子が見えました。


自分も現地のひとりであるかのように苦しみが感じられました。


まるで家族が死んだような気持ちでした。