『ちくま』1月号 | 古本屋へGO!

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古本屋でのちょっとしたエピソードなどを中心に書いています。他にはフリーマガジンやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

斎藤美奈子さんの連載「世の中ラボ」,今回も切れが冴えています。

テーマは,安倍政権と「日本を取り戻す物語」。取り上げられているのは,作家 百田尚樹さんと出光興産の創業者 出光佐三さん。

この二人を結びつけているのは,百田さんのヒット作『海賊とよばれた男』です。同書の主人公のモデルが出光さんということで,百田作品のパターンと,出光さんの経営者像とを重ね合わせての評論となったわけです。それにしても,百田さんが安倍総理の支持者だというのは,あまりに出来過ぎな事実?

安倍政権に見え隠れする強い日本の復権。でも,戦争も高度成長も過去のことだけにそれを取り戻すのはフィクションの中だけになりそうな気もしますが。


新刊で注目したのは,次の本です。


鎌倉幸子『走れ!移動図書館 ~本でよりそう復興支援』ちくまプリマー新書

※被災者のための移動図書館の記録だそうです。



猪谷千香『つながる図書館 ~コミュニティの核をめざす試み』ちくま新書

※公共図書館のさまざまな取り組みを紹介した本だということです。



加藤幹郎『荒木飛呂彦論 ~マンガ・アート入門』ちくま新書

※『ジョジョの奇妙な冒険』,好きなもので。



冨原眞弓『ムーミンを読む』ちくま文庫

※『月刊MOE』1月号のムーミン特集を読んで,作者のトーベ・ヤンソンに関心をもちました。読売新聞の読書欄でも来月,彼女の特集をするようです。どんな人物なのか詳しく知りたいです。



髙坂勝『減速して自由に生きる ~ダウンシフターズ』ちくま文庫

※勤め人より,自分の店を開業するという生き方を紹介しているようです。



マイケル・ウェイン『ビギナーズ「資本論」』ちくま学芸文庫

※1巻で挫折した人間にもわかりやすくなっているのでしょうか。